
【タイトル】
本能寺の変 四二七年目の真実
【著者】
明智 憲三郎
【出版社】
プレジデント社 (1600円)
明智 光秀の子孫が、数々の文献から徹底的に調べ上げて書いた「本能寺の変の真実」。
光秀の謀反、あの「怨恨説」は本当なのか?
信長は、なぜ、あれほど無防備だった?
家康の奇怪な行動、その裏には何が?
秀吉の「中国代替し」、その成功の不可解?
光秀の子孫が解き明かす「本能寺」の謎、驚愕の真実!!
(帯より)
本能寺の変とは、
・明智光秀が信長に虐げられ、恨みから謀反を起こし天下を手中に収めようとした、
という形での認識になるかと思います。
私自身、基本的にそうでした。
ですが、その後の秀吉政権、また徳川政権でゆがめられている事実があるとは想像に御し難くはないですが、やはり本能寺の変の認識は大体上記のようなな感じだと思います。
著者は本の中で、
・信長と光秀の関係
・信長と家康の関係
・光秀と土岐氏の関係
・新説を裏付ける、海外に残る本能寺の変のときの記録
・秀吉、家康贔屓の過去の文献の矛盾点の指摘
等々を、説いています。
その一つ一つに説得力もあり、面白く読むことが出来ます。
文庫版がまだ出ていない、という点はありますが、
非常にお勧めしたい書籍です。
【お勧め度】星5つ!
Posted at 2009/07/14 21:39:07 | |
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