
第84回ル・マン2時間レース。ほぼ24時間ずっと張り付いて観戦してました。
史上稀にみる接戦を制したのはポルシェ919、2号車でした。
最後の最後まで優勝を勝ち取れる位置で諦めなかった彼らは決して棚ボタではなく、自ら引き寄せた勝利だと思います。通算18勝目、去年からの2連覇本当におめでとうございます。
一方、残り3分で、マシントラブルにより悲願のルマン初勝利を逃してしまったのがトヨタTS050、5号車。
中嶋一貴選手からの無線を聞いた瞬間からチェッカーまで、放心状態でした。
未だに夢なんじゃないかとすら思うほど、ショックでした。
6号車が2位に入り、トヨタはルマン通算5回目の2位。また、2位の年以外にも1998年や2014年など、どれだけルマンで苦渋を舐めてきたことでしょう・・・
自分がモータースポーツを好きになったきっかけは、小さいころに見たルマン中継でした。
理由はとても単純で、トップを猛追するある赤いマシンがとても格好よく見えたからです。
TS020
この時もあと1歩のところでタイヤバースト。初めてまともに見た自動車レースでしたが、とても悔しかったことを覚えています。
様々なカテゴリーでそれぞれ応援するメーカー、ドライバーは違いますが、その中でもトヨタ×ルマンは自分がこの世界に魅せられたきっかけなので、自分の中では特別な存在なのです。
ルマンと同じ世界3大レースの一つとして有名なインディ500では2位になったドライバーのことを「ファステストルーザー=一番速い敗者」と呼びます。
今回5号車は記録上はリタイアな訳なので、本来の用途とは少し変わってしまうのですが、自分は今回の5号車に、この言葉を当てはめました。
トヨタは今回のルマン挑戦において「トヨタよ、敗者のままでいいのか」というキャッチコピーを掲げていました。今回の結果を受けて、5号車のことを「真の勝者」だとか「もう1台の勝者」だとかいうつもりは自分にはありません。1位でチェッカーを受けるまでは、それまでの過程がどうであれ「敗者」です。あのタイミングでトラブルが起こってしまったことは不運かもしれませんが、トラブルが起こったこと自体は違います。無茶を言っているのかもしれませんが、何かできることがあったはずです。それができたから、ポルシェやアウディは勝つことができているのだと思います。もっとも、そのことはチームの人が一番よく分かっていると思いますが。
章男社長が、来年リベンジすると言ってくれました。自分はトヨタがルマンに挑戦し続ける限り、応援します。
去年、あれだけ絶望的な差をつけられたアウディを抜き去り、ポルシェを追い詰めることができたトヨタなら、このあまりにも偉大な草レース、ルマン24時間を制することができると信じています。
チームの皆さん本当にお疲れ様でした。6号車、2位入賞おめでとうございます。
昨日からたまっていたものを吐き出したくて、真面目に書いてみました。
Posted at 2016/06/21 01:56:53 | |
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