だまち ＠製造初年1981のブログ一覧

　２３日は難波で「プリンセストヨトミ」的景色を見た後、深日町～みさき公園～旧深日駅近辺で鉄道MADのネタ撮影をする為、みさき公園まで乗り鉄兼撮り鉄をしてきましたが、旧深日駅付近で撮影した帰り際に発見した廃バス物件です。

これまで国道２６号を走ってる時も、また、撮影に行く行き道にも気づかなかったのはバスの周りがブロックで囲われていた上に、「必要以上に丁寧な仕事」でブロックの囲いと同化していた為。

どうやら、昔は中華そば屋として使われていた様ですが、もう営業していません。

こういう廃バス、あるいは鉄道車両の廃車を使った店舗等というのは「バス・電車を有効利用した店等」であるのをある程度アピールするべく廃車体そのまま、または、多少改変するにしても「廃車体利用している事がひと目でわかる」程度に収める事が殆どだと思うんですが、この物件はブロック塀の簡易建築の一部として「巧妙にカモフラージュされすぎ」ていて、バスを再利用する意味がもはやない様な・・・・。


パッと見、バスである様には全く見えないが、よく見るといわゆる「バス窓」とタイヤが見えていてそれと判る。


反対側、半分埋め込まれた前面が見えていて、ようやくバスだとわかる。
バスの形式、愛称等に疎い為詳細が全くわかりませんが、とりあえず相当古いものである事は判る。


どこで活躍していたのだろう。


エンブレム？を消した跡らしきもの。


物件横はありがちな不法投棄現場。AVが多数捨てられておったｗｗｗ。


物件全景。
場所は多奈川支線開業と引き換えに廃止された旧・深日駅近く。繁盛した時期もあるのだろうか・・・。

大阪人のみんな！瓢箪置いて大阪府庁舎に集合だ(謎

とりあえず、ランエボの隣に止めてみた図ｗ

　先日の2日連続近鉄電車乗り倒しの旅では「神のみ」入場券販売駅の超離れ小島、名古屋線「楠」駅に行きましたが（四日市から数駅ながら、良い感じにINAKAな駅でしたｗ）、その前に、今回絶対に行きたいと思っていた「鼓ヶ浦駅」に立ち寄りました。

　海水浴場に最寄の、２０分に１本の普通しか停車しない駅ですが、ここには名古屋線で唯一、名古屋線の敷設母体であった「伊勢電気鉄道」時代の駅舎が残っています。


　かつて桑名－四日市－津－新松阪－大神宮前の本線と、神戸線・養老線と、三重県で長大な路線を展開していた伊勢電気鉄道。

　買収路線の養老線は別として、伊勢電の主要駅はその多くが寄棟屋根スタイルの駅舎を持っていました。
　伊勢電はモロモロあって経営に行き詰まり、伊勢への覇権でライバルにあった参急に吸収合併。
伊勢電本線は分割され、江戸橋－大神宮前は２回に分けて廃止。

　名古屋線として残った桑名－江戸橋間では伊勢電スタイルの駅舎がそのまま使われた駅も、徐々に建て替えが進み、この鼓ヶ浦駅が唯一となっています。

　フォトギャラリー１
　フォトギャラリー２


　最寄の海水浴場は勿論オフシーズン、自分が居た４０分余り（２０分で切り上げようとしたら、電車に乗り遅れたｗｗ）の時間では乗降客もそう多くなく、電車が来る時以外は至って静かでしたが、かつて桑名や名古屋から“大神宮前”行きの特急が走っていた時代を知ってる駅舎を見ながら、当時に思いを馳せるには持って来いの雰囲気でした。

　寄棟屋根の駅舎、模型で作ってみたいかも。