今日はマドリードに戻ってから、今回のメインイベントでもあるグラナダに移動します。
通勤者に混じりながら、また駅で手荷物のX線検査を受けてAvantでマドリードへ。
事前の調査でグラナダまでの列車が線路工事のため直通で行かれず乗り継ぎがあって
バスでの移動と大して時間が変わらないため、費用の安い長距離バスで移動することに。
昨日間違えたRenfeのチャマルティン駅からバスターミナルのある駅までローカル線で移動。
事前の情報ではバスは予約しなくても乗れると書かれていたが、満席でした。
席もバラバラになっての5時間は辛かった。
旅サイトの知ったか君の回答に気を付けましょう。
チケットは事前に日本で予約しておいた方が良いと思います。
でっかいバスです。
トイレも付いていてWiFiも出来るようでした。
バスターミナルから宿まではタクシーで移動。スペインのタクシーは安くて便利。
(ただし、スーツケース1個に付き1€加算されます。(隣の国のようにぼったくられる事はありません)
目の前に世界遺産のアルハンブラ宮殿を望む趣のある古ーいホテル。
夕日を見ようと高台に行ったら、タパス屋のおばちゃんが、うちは美味いから一杯やっていけ!
と云っていたと思う。(スペイン語だからわからず)
で、定番のイワシの酢漬けをつまみにちょっとビールを。美味いんだなこれが。
今夜はアルハンブラの前に行きたい所があるので、現地のツアーに参加。
スペインのアンダルシアと云えば。そうです。これを見に行きました。
本場はさすがに迫力が違います。
日本で日本人が踊っているのを見る事がありますが、
日本舞踊をちょっとかじった外人が踊るのと逆と考えて貰えば
どのくらい違うか分かっていただけるかな?
情熱たっぷり汗もたっぷり。
翌朝はいよいよ世界遺産アルハンブラ宮殿の見学です。
情報は色々ありますが、当日行ってすぐ見れるような甘い代物ではありません。
事前に日本でしっかりと予約しないと門前払い確実です。
朝から予約の人達で既に混雑が始まっています。
庭もきれいに整備されて立派です。
イスラム統治時代の名残が彼方此方に。
さて、ランチを食べたら早速移動開始!
マラガ空港までは。先ほどのALSAに乗って移動。今回は昨日のうちに予約しておいたので
一番前の席を確保!こちらも結構なお客さんだったからやはり、事前予約がお勧めですね。
って、言っておきながらのんびりしていたらバスターミナルまでの道路が渋滞していた。
反対車線を渋滞で止まったタクシーから飛び降り、スーツケースを転がしながら走って何とかセーフ。
後で気が付きましたが、スーツケース代を渡していなかった。ゴメンナサイ。
マラガ空港に付いたら、またまたトラブル。
ここからの移動はすべてレンタカーの予定なので、マラガ空港の地下駐車場にあるAVISのカウンターに行ったら、
カウンターのおばちゃんが、空港の受付に行けと。
で、我々バスで来たので空港の到着ロビーに辿り着けず。
空港で待っていた別のレンタカー屋さんのおいちゃんが親切に教えてくれるも往復1キロ近くを二往復。
またおいちゃん、かわいそうにと同情してくれて、次回はおらっち使ってと名刺を渡されながら
再度AVISのカウンターに戻ってオラたちはバスで来ただと片言で云ったら、やっと理解してくれたようで
ようやく借りれた車がこれ。
うーん。行けてない。日本には正規輸入されていない?フィアットの500Lってやつかな?
隣に停まっていたアルファが良かったな・・・。
更に後で判ったこと。
日本で予約したプランに更に保険が上乗せされていた。
車を返す時に、保険が重複されていると翻訳ソフトを介して訴えたら理解してくれたようで
それはキャンセルしてくれたが、更に搭乗者やらフロントガラスの保険やら色々付けられていたのはそのまま請求。
日本の代理店に苦情を言っても機能せずでした。
調べてみるとAVISは大手の割にこの手のトラブルが絶えないようなのでこれを見た方、
AVISは止めといたほうがよろしいかと。
結局保険代で2万以上余計に請求されました。
EUROPCARは,日本から予約した明細がプリントアウトされているのでそのようなトラブルはないと思います。
あ、親切にしてくれたおいちゃんのレンタカー屋さんは
こちら。
さて、気を取り直して続きです
この、フィアット。ディーゼルの5速マニュアル。(本当はゴルフを指定)
足回りやブレーキはしっかりしていてとても安心して走る事が出来るんだけど、
シートがセンター寄りにセッティングされているのでドア寄りに寄り掛かれない。
常に中立の状態で運転しなければならないので、リラックス運転が出来ず非常に疲れました。
あと、トルクがイマイチなエンジンだった気がします。
日本で買うかと問われたら、1秒以内でNOと云います。
ウインカーレバーの操作感なんか安っちかった。
前回借りたプジョーや、FORDならちょっと考えますが、これは無い。
2時間近くロスしましたが、ロンダに向けて出発です。
ロンダに到着して宿にチェックイン。
絶景過ぎて腰が抜けました。というか腰が引けた。
酔っ払ってつまづいたら奈落の底です。
最近の地球規模で起こっている地震を考えると心配で仕方ない日本人。
(小さい奴だなと罵って下さい。)
橋を渡って対岸を散歩してみると何やら「Paseo de Kazunori Yamauchi」という日本人のプレートが。
調べてみるとこう云う事でした。
http://www.gran-turismo.com/jp/news/00_1155354.html
今夜の宿はハーフボードプランなのでディナーを食べようと宿のレストランへ行ってみると生憎満席。
景色の良いレストランなので、21時過ぎまで一杯とのこと。(スペインのディナータイムは20時ころから始まります)
21時を過ぎても薄明るい。
スペインの料理は日本人の味覚に合っているので、何を食べても外れ無し。
翌朝は橋を渡った所にある街のおかみさんたちが集まる店で試食したハモンが美味しかったので
4パックほど買うと、いっぱいおまけしてくれてちょっぴり幸せ気分。
帰国して気が付きましたが、3パック何処かに忘れてきた。(涙)
今日はベヘール・デ・ラ・フロンテーラに向けて移動です。
狭い路地を恐る恐る進むと人だかりが。
どうやら結婚式のようで、恐縮しながら人をかき分けロンダを脱出。(ここはまた来たい)
その3につづきます。