
遠出している最中に Audi TT 8j のメーターにエンジンチェックランプが点灯しました。
かなり久しぶりのチェックランプ点灯です。『外車は壊れる神話』は 『最近の外車はそこまで壊れない』になりましたね〜!
誰かの役にたつメモとして ここに記します。走行距離 おおよそ6万キロです。
エンジンチェックランプの原因を探る為に、Bluetooth OBD2 to アンドロイドを接続し、アプリ をトルクを使ってトラブルコード(フォルトコード)を確認したところ
★Torque Pro アプリでのフォルトコードは
P025A - 燃料ポンプモジュール制御回路/オープン
考えられる原因
・障害のある燃料ポンプ・コマンド(FPC)
・FPCハーネスがオープンまたは短絡である
・FPC回路の電気的な接続不良
この情報で、おおよそ燃料ポンプに関係するパーツである事が分かるのですが
具体的な故障箇所が分から無いのです。燃料ポンプが故障しているのかと… 状況としては エンジンの異音、水温、走行挙動、異臭、すべて点検するも 異常なし 70km 巡航も問題無くできました。
そこでAudiディーラーに持っていき、フォルトを読んでもらった所
ディーラーでは↓
★フォルトコード P3089
フューエルポンプエレクトロニクス信号ワイヤー 電気的故障
イベントタイプ1 : 信号/コミュニケーションなし
イベントタイプ2 : スポラディック
Torque Pro アプリと フォルトコードが違うんですね汗
特徴としては
エンジンチェックランプ点灯時期(日付時刻)はアプリのフォルトコードの方が正確。
ディーラーのフォルトコードは なぜかチェックランプのついた日付時刻が違う…
ですが さすがディーラーの専用PC ディーラーのフォルトコードは正確でした。
『 P3089 フューエルポンプエレクトロニクス信号ワイヤー 』の故障の可能性
つまり フューエルポンプECU の故障。フューエルポンプリレー、フューエルポンプコントロールモジュールとも言います。
でも! スポラディック ということは 偶発的、散発的、たまたま という意味でもあります。
遠出している最中だったので フューエルポンプECU は交換しましたが、もしかすると交換しないでも 大丈夫のようだったかもしれません。(まだスポラディックなので ディーラーでも 今交換しないでも大丈夫かもしれません ともいわれました)ディーラーでは 工賃+パーツ代で 35000円くらいでしたが、緊急の対応もよく気持の良い応対でしたので 本当にありがたく感じました。出先でのトラブルに対応してもらえる 安心感はお金には変えられませんね!良いサービスを学びました。
交換した 既存フューエルポンプECU を確認したところ、TT 8j 後部座席シート下にあるので ほぼ見た目 新品。故障パーツの外傷も無く 水没、短絡、匂いの異常ありませんでした。もしかすると なんらかの誤作動かもしれませんが、交換後エンジンチェックランプは点灯しなくなり、 数百Km走行して無事帰ってこれました!
総括すると
1. Torque Pro アプリのフォルトコードは参考程度。やはりディーラーのフォルトコードは正確。
2. スポラディック とは100故障とは言い切れない。
3. 対応の良い ディーラーはサービスの勉強になる!
4. Audi TT 8j フューエルポンプECU 純正品番 3C0906093C

Posted at 2016/10/07 12:47:12 | |
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