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山城守のブログ一覧

2015年03月29日 イイね!

神戸発・春雨の芦有ドライブウェイを走る(その1)

神戸発・春雨の芦有ドライブウェイを走る(その1)北関東の旧居を後にして、いよいよ神戸の街に引っ越してきました
転居のドタバタから10日ほど経ちましたが、その間、神戸に連れてきた相棒のGTIは、新生活準備のための買い出し専用車と化していたので、ドライブもこのブログの更新も、しばらくご無沙汰してきた次第です。
季節はもうすぐ4月。この週末は桜の開花も伝えられるほど暖かくなってきたので、相棒をお供にちょっとドライブに出かけてみようか、という気分になりました。といっても、引っ越しの後始末が終わっていない今、長距離ドライブに繰り出すほどの余裕はまだないので、近場の六甲山あたりを少しウロウロしてみようと考えました。
実を言うと自分は、20年ほど前に関西の阪急宝塚線沿線に住んでいた経験があります。当時の愛車は、今と同じく青いボディカラーで2000ccエンジンを積んだ3代目ゴルフ。とはいえあの頃はまだ、ドライブを楽しむという趣味をもっていなかったおかげで、神戸周辺のドライブルートに関する土地勘がありません。
そこで、発売されたばかりの2015年版ツーリング・マップル・関西編を頼りに、おおよそのルートに当たりをつけてみることにしました。神戸市内から六甲へのアクセス方法はいくつかありますが、今回選んだのは、芦屋から六甲山の東側を登る有料道路・芦有ドライブウェイ(ろゆうドライブウェイ)経由で、山をめざしていくルートです。



日曜日の朝、天気はあいにくの雨模様ですが「春雨じゃ。濡れてまいろう」とGTIに一言断りをいれスタートスイッチを起動します。幹線道路のR2を東に進んで、芦屋川沿いを北上するK344に入ってみると、芦屋川沿いで2分咲きの桜並木が出迎えしてくれました。雨に濡れる桜の風情というのも、なかなか悪くありません。



さて、芦屋川右岸からドライブウェイの料金所へと向かう県道は、六甲山の麓から中腹を一気に駆け上がる屈曲路で、かなりの急勾配です。そこで、DCCをスポーツモードに切り替えてちょっと足慣らし。引っ越し前にサマータイヤ(ポーランド製ポテンザS001)に換装してきたGTIの足まわりの感触は、ウェットな路面状況にも危なげなく対応できそうで、まずは一安心です。
第一の目的地・芦有ドライブウェイの芦屋料金所には、自宅を出発してから30分もかからずにあっけなく到着できました。しかし、標高が上がり山の趣が濃くなるに連れ、周辺にはガスが出てきて雨脚も強まってきました。この分だと、東六甲展望台から望む神戸の眺望を楽しむことは期待薄ですが、今さら引き返すつもりなど当然ありません。料金所で通行券を受取って春雨そぼ降るなか、いざドライブウェイへ。次回に続きます。

Posted at 2015/03/29 17:25:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域
2015年02月14日 イイね!

さよなら関東!海あり山あり伊豆半島ドライブ(その2)

さよなら関東!海あり山あり伊豆半島ドライブ(その2)熱海発・伊豆半島ドライブ」と銘打ちながら、ドライブやクルマの話がまったく出てこなかった前回の記事の続きです。いつもの定宿で熱海の夜をまったりと楽しんだ中年オヤジは、祝日の翌朝、GTIのエンジンを始動しました。いよいよ伊豆半島にお別れを告げにいくドライブに出発です。しかし、本格的なドライブに乗り出す前に、ひとつ問題を解決しておく必要がありました。
前日、熱海へと向かう旅の途中、空気圧低下を告げる黄色い警告灯がポーンと点灯していたのです。ひとまず最寄りのPAにクルマを停めタイヤを目視確認してみると、異物が刺さってる様子はないし、走行中タイヤからの伝わってくるインフォメーションにも異常は感じらません。近くのVWディーラーは休業しているようだし、GSで空気圧をチェックするために高速を降りるのも面倒だったので、そのまま熱海まで自走し様子を見ることにしました。
一晩おいて、再びGTIのスタートボタンを押した後も、黄色い警告灯は相変わらず点灯したまんま・・・orz。大人しく走行していれば特に問題は無さそうでしたが、せっかくのドライブを前に不安を放置しておくのも気が進みません。念のためディーラーにクルマを持ちこんで、空気圧の点検と警告のリセットをお願いすることにしました。熱海を起点に考えると、伊東にあるトヨタ販売店のサテライト・サービスを利用する手もありましたが、どうせならVW専業のほうが頼りになりそうです。そこで沼津市内にあるVWディーラーをめざして出発することに決めました。



温泉街から熱海峠に向かう急坂を登って、伊豆半島北部を横断する県道11号線にスイッチ。いささか刺激に欠ける長いストレートの下りをエンジンブレーキを効かせながら沼津方面へと向かいます。約1時間弱のドライブで目的地のディーラーさんに到着、事情を話して点検をお願いしました。
結果、四輪の空気圧はいずれも推奨値どおりで何の異常も無し。何だよそれ・・・・。
VWの空気圧警告灯は、四輪の回転の差によって空気圧の低下を検知する仕組みとのことですが、転ばぬ先の杖とはいっても、感度がやや敏感すぎる傾向がありますね。スタッドレスに履き替えてから、特にナーバスになっているような印象を受けます。



ともかく不安のタネは解消されたので、いよいよ伊豆半島ドライブのスタートです。どこに向かおうかと思案しましたが、せっかく沼津まで来たのだし天気も快晴なので、駿河湾越しに富士山の眺望を楽しめそうな西伊豆の海岸線をのんびり南下してみることにしました。
海岸通りの県道17号線は、長閑な漁村を縫って走る屈曲のワインディング。祝日なのに交通量は少なく、冬晴れのドライブにはうってつけのコースでした。時おり1.5車線の狭道になったり、ブラインドカーブが連続したりと油断はできませんが、カーブミラーで対向車の気配に注意を払っていけば大丈夫。
のどかな冬空と富士山のコンビネーションも期待以上の景観で、銭湯の壁画が現実のものとなって目の前に立ち現れています。気分も良くなって、ビューティフル・フジヤマ!ハッハッハッ!と思わず口ずさんでしまいそうです。





さて、戸田(へだ)の街に着いたら、今度は山へと進路を変えて修善寺方面をめざします。海岸線から標高700メートル超の戸田峠へと一気に駆け上がる県道18号線は超・急勾配のタフな屈曲路ですが、それならこちらも・・・・ということで、DCCをスポーツモードに切り替え応戦。2~3速固定で山登りに挑戦です。連続する登りのヘアピンを無事クリアして峠の駐車場に到達すると、眼下には西伊豆の長閑な風景が広がっていました。



時間に余裕があれば、このまま西伊豆スカイラインと西天城高原道路をつないで尾根沿いのルートをさらに南下したいところですが、空気圧問題のロスタイムが響いて、時刻はこの時点でお昼の12時半。家路へと向かう刻限も遠くはないので、修善寺経由で伊豆スカイラインを北上、そのままターンパイクを経由して高速に向かうルートを選択しました。



伊豆スカイラインは、関東エリアでのわがフェイバリット・コースのひとつです。東伊豆のなだらかな尾根沿いを縦断するこの有料道には、ドライバーの技量を試すような難所が無く、どこまでもマイペースで走っていけるのが魅力。その分、東伊豆の渋滞の抜け道として利用されることも多いようで、有料スカイラインの割に交通量が少し多めなのが泣き所ですが、空いてさえいれば気分は爽快。快走ドライブの楽しみを思う存分満喫できます。
幸いこの日は、冷川から亀石峠までの区間、先行車に邪魔されず、後続車にもあおられることなく、完全マイペースのドライブが実現しました。
対向車線を南下してくるクルマも疎らだなと思っていたら、どこかで見たことのある青いシルエットの1台が対向車線に勢いよく出現してきました。フロントグリルを真一文字に貫く赤いラインが特徴的なそのクルマは、ゴルフMARK7・GTI。しかも、ボディカラーは希少なナイトブルー・メタリック
自分のクルマを別にすれば、実車が走っているのを初めて目撃しました(笑)。まさかの邂逅にビックリ仰天していたので、ナンバープレートを確認できませんでしたが、いったいどこのどなたがハンドルを握っていたのでしょうか?すれ違った向こうのドライバーも、少しビックリしていたのかもしれません。



高原部から望む富士山がガスで覆われていたのは少し残念でしたが、熱海峠までの30キロを走破して、あらためて伊豆スカイラインの素晴らしさを堪能できました。
3月から引っ越していく関西エリアでこれほどの快走路に巡り合うことができるのか?土地勘の乏しい自分にはまだわかりませんが、熱海と伊豆半島にお別れを告げるドライブを無事に終えて、北関東の家路へと向かいました。



ところで、今回のドライブでわがGTIの走行距離は遂に15,000キロに到達。納車10ヶ月目にしてこのペースですから、いったいこの先どうなることか?
しかし、それを心配する前にまずはオイル交換のタイミングですね。引っ越しの準備は全然進んでいませんが、それより愛車のケアを優先して日々を過ごしている次第です。
Posted at 2015/02/14 17:46:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域
2015年02月11日 イイね!

さよなら関東!熱海発・伊豆半島ドライブ(その1)

さよなら関東!熱海発・伊豆半島ドライブ(その1)穏やかな冬晴れに恵まれた2月の祝日。
もともと伊豆方面までドライブ遠征を目的に足を運ぶ予定でしたが、その前週、「3月までに関西に行け」との予定外のご沙汰(人事異動ともいいます)が中年オヤジに下されました。
それでも、関西の新居がどこになるのかもまだ決まっていないし、今から慌てて引っ越し準備に取りかかる必要はなさそう。それなら!ということで当初の予定どおり、祝日の前夜から熱海に宿を取って、翌日の伊豆半島ドライブに備えることにしました。
さて真冬の季節、人通りも疎らでちょっと寂しい熱海の夜の街をブラブラしていると、町中を流れる小さな川沿いには、時ならぬ風景が広がっていました。夜桜の大群が今まさに満開の風情なのです。
えっ「冬の季節にサクラが満開」?中年オヤジの脳裏には、名馬サクラスターオーが鮮やかな復活を遂げた30年近くも前の菊花賞のゴールシーンがまざまざと蘇ります(”分かる奴だけ分かればいい”BY花巻さん)。



あとで調べて分かったことですが、熱海では毎年この季節、「あたみ桜・糸川桜まつり」という催しが開催され、冬の風物詩になっているとのこと。「あたみ桜」は1月上旬~2月に咲くインド原産の寒桜の一種で、明治の初頭、イタリア人によって我が国にもたらされ、その後、先人たちの努力によって増殖が行われた品種であるとの触れ込みです。
伊豆半島の寒桜といえば、2月下旬に開花する河津桜のほうが圧倒的に有名ですが、日本で最も早く咲く桜はあたみ桜であるというのが、熱海のプライドです。この季節に伊豆・熱海を訪問した経験の少ない中年オヤジにとって、またひとつ勉強のタネが増えました。



といいつつ熱海といえば、やはり温泉を抜きにしては語れませんよね。
老舗ホテルの廃業や売却が相次いで、変容を遂げつつある熱海の街ですが、自分が定宿としているホテルも、元は公務員の保養所を買い取って改装したもの。ビジネスホテル並みのリーズナブルな料金で、源泉掛け流しの大浴場と美味しい朝食を満喫できるのがセールス・ポイントです。今回で通算3回目の訪問となりました。宿のほうからも、リピーターとして認知を受けている模様です。
で、その源泉掛け流し大浴場なのですが、貸切りだとか露天だとか、ロハス系の人々に受けそうなオプションは一切無く、内湯に浴槽がただ一個だけという潔さ。されど、これが侮れません。
泉質そのものは塩化物泉と平凡なスペック。24時間入浴OK。それは当然としても、深夜・早朝この風呂に身を浸すたび、お湯の味付けというか表情が毎回毎回、微妙に七変化してくるのです。湯温も熱かったり温かったりと安定しませんが、温泉は生き物なのだという事実をこれほど雄弁に語ってくるお風呂を自分は他に知りません。おそらく効能も、抜群のお湯だと思います(”分かる奴だけ分かればいい”BY花巻さん)。



宿泊客も寝静まった真夜中に、たった一人で内湯に身を浸していると、いつの間にか温泉と自分の対話が始まります。
俺はうまく笑えているか」「俺の笑顔は卑屈じゃないか」「俺は真実へと歩いているかい」・・・・別に尾崎豊のカラオケを放吟しているわけじゃないけど、温泉と自分の一対一の対話を楽しみながら、熱海の夜を満喫する中年オヤジ(笑)。
夜が明けたら、伊豆半島にしばしのグッドバイを告げるドライブへと出発します。
Posted at 2015/02/11 20:20:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域
2015年01月31日 イイね!

腕時計を取り戻せ!~真冬の栃木・日塩もみじラインを走る(その2)

腕時計を取り戻せ!~真冬の栃木・日塩もみじラインを走る(その2)山奥の秘湯に置きっぱなしにしてきた腕時計を取り戻すため、厳冬期の日塩もみじライン越えのドライブにトライしてきた記事の続きです。今回の目的地・塩原元湯温泉までのルートをおさらいしておきましょう。
まずは、日光宇都宮道路を経由し、土沢ICから高速をアウト。日光江戸村や猿軍団の看板を横目に、R121で鬼怒川方面へと北上します。1月中旬でも、このあたりまでの路面には、ほとんど雪の心配がありません。鬼怒川の市街をパスするため、鬼怒川道路や龍王峡ラインと命名された短い有料バイパスをつないで前進を続けると、シャーベット状の雪がちらほら路面に残る状況に変わりました。でも、まだタイヤが滑り出すようなコンディションではありません。そして、日塩もみじラインの龍王峡側料金所。「路面凍結、チェーン必要」と物々しく告げる警告看板が、行く手に待ち受ける油断のならない状況を予感させます。



ところで、いわゆる「チェーン規制」の定義には、地域によって微妙なニュアンスの差があるようで、スタッドレスを四輪装着していてもチェーンがないと走行できない場合と、スタッドレスだけでもOK!の違いがあります。
目の前の警告表示の意味するところは、いったいどちらか?見極めが難しいところですが、スキー場へのアクセス路として厳冬期も開放されている有料道路なら、無茶な要求はするまいと判断。ミシュラン・スタッドレスだけが頼りの綱で、チェーンなど準備の無い中年オヤジは、迷わずもみじラインへと突入していきます。ちなみに、わがGTIのトランクには、雪道でのスタック脱出に必携とされる古毛布や古新聞なども、特に積んではいませんでした(大丈夫か?)。





さて、総延長28.1kmの峠越えルート・日塩もみじラインに足を踏み入れると、路面はのっけから本格的な雪道です。除雪そのものは行き届いていましたが、朝の気温低下の影響が強烈で、表面の白い雪の直下は、しっかり凍結している感じです。スタッドレス装着でも、コーナーを通過する度にタイヤがズルッと横滑りする不吉な感触が、ステアリングから生々しく伝わってきます。
おまけに、もみじライン前半の登りルートは、ただでさえ息の抜けない羊腸小径。観光地の有料道路に相応しく、2車線の幅が全線を通じて確保されているけれど、連続するブラインドコーナーは、少しコントロールを失い気味のFF車にとって厳しい条件です。対向車線にはみ出す愚だけは、何としても避けなければなりません。コントロールが効く速度までペースを落とし、ふらふら雪道を登り続けるGTI。四輪のグリップを効かせ後方から接近してきたスバルの4WDには左ウインカーのサインを送って、迷わず道を譲ります。
しかし幸いなことに、前半の登りルートでは、遭遇した対向車が僅かに2~3台。自分と同じ方向に向かう前後のクルマも殆ど無く、もみじラインの交通量は極小の状態でした。スキー場にとって書き入れ時の季節、しかも週末なのに、この過疎っぷりは何故なんだろう?疑問を感じつつも、前へ前へと進むしかありません。







標高1000mを越える高原に到達すると、もみじライン周囲は一面雪の世界ですが、前半戦に苦しめられた小径コーナーが影を潜め、かわって勾配のゆるいストレートが増えてきました。山の中でも、賑わいをみせるエーデルワイスとハンターマウンテンの2つのスキー場を横目にさらに前進を続けると、スキーを積んだミニバンや大型バスがいきなり車列をなして、対向車線に出現してきました。対向車の一群は、ルート前半の過疎っぷりが嘘のように次から次へと現れ、我も我もとスキー場に向かっていきます。
どうやらスキー客の多数派は、同じもみじラインを経由するルートでも鬼怒川方面からの険路を敬遠し、遠回りでも塩原方面からのアクセスを選択している様子。ルート前半の交通量の少なさもこれで少しは納得ですが、人々が敬遠する雪の険路をわざわざここまで走り抜いてきた自分の酔狂さには、改めて呆れかえる気分でした。



元湯温泉へのアクセス路は、もみじラインの料金所を通過し奥塩原温泉の小さな温泉街を通り越した先から分岐しています。交通量は再び皆無になって、ここまでくれば対向車の心配もほぼ不要でしょう。20キロ以上も雪道を走り続ければ、運転のコツのようなものも少しは会得できたので、ペースを少し上げ快調に元湯温泉をめざします。と思って少し気を緩めていたその矢先、雪の中で数台のクルマが立ち往生していました(汗)。
登り坂の途中でタイヤがスタックし、脱出に手間取っていたのでしょうか?幸い快く道を譲っていただき、先に進むことができましたが、最後の最後まで油断できないのが雪道ドライブです。





2週連続での訪問となった元湯温泉・元泉館のあたりは、先週より一段と積雪が深くなった模様。フロントで事情を説明し、何とか腕時計を我が手に取り戻すことがかないました。
ミッションを達成した自分へのご褒美は、宿ご自慢の渓流露天風呂です。緑白色のお湯に2週連続で身を浸し、ドライブの疲れを癒しました。



片道30km近い雪道ワインディングの連続走行は、想像以上にタフな経験でしたが、走行を重ねているうちに、スタッドレスで対応できることとできないことの境界線や、トラブル時の心得のようなものが、少しづつ分かってきたような気がします。
3週連続のスノードライブはさすがに自重しますが、今シーズンもう1度や2度、スノードライブの練習がてら、雪深いエリアへの遠征を計画してみるつもりです。

Posted at 2015/01/31 15:18:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域
2015年01月27日 イイね!

リベンジ、腕時計を取り戻せ!~栃木・日塩スノードライブ(その1)

リベンジ、腕時計を取り戻せ!~栃木・日塩スノードライブ(その1)塩原・元湯温泉から霧降高原越えのスノードライブに挑戦した1月初旬、地吹雪が容赦なく吹き荒ぶ標高1000メートル超の冬の世界から、一目散に駆け下りて日光市街に至ると、下界は小春日和の暖かさに包まれていました。
やれやれ、これで一安心と人心地がついて、日光道のPAで冬限定のかき揚げそばなどを食していました(これが意外と美味しい)。
しかし、そんな長閑な風情に身を置きつつも、中年オヤジの心の片隅では第六感がアラームを鳴らしています。「そこにあるべきはずのものが、姿を消しているぞ!



ふと左腕をみると、朝から装着していたはずの腕時計がありません。クルマのなかを探し回ってみましたが、やっぱりない・・・・。不覚にも道中のどこかに、忘れ物をしてしまったようです。
腕時計を置きっぱなしにする可能性がある場所なら、前夜の宿か、道中に立ち寄った温泉のどちらかしかありません。ひとまず、脱衣所で腕時計を外した記憶がある元湯温泉・元泉館のフロントに電話で照会してみることにしました。

帰り入浴に立ち寄ったんですけど、腕時計の忘れ物をしてしまったのかもしれません。どなたかフロントに届けていないでしょうか?
どんな時計ですか?
白い文字盤、文字盤の裏が黒、○○社製のソーラー時計です
それなら忘れ物が1個、フロントに届いていますよ
良かった!それは私の時計です。厚かましいお願いで恐縮ですが、着払いの宅配便で送ってもらうことはできないでしょうか?
それはできません
えっ?
貴重品ですから、ご本人様にここで現物を確認してもらえないと、お渡しすることはできません
・・・・わかりました。それなら近日中にもう一度おうかがいします


腕時計の在処がわかったのは収穫でしたが、宿側のガードは鉄壁すぎるほどで、万全のセキュリティ対応です。簡単に取り戻すことが叶わないようなら、次週の週末もう一度、雪山を越え秘湯の温泉地に足を伸ばすしか手段はないでしょう。



そんな事情で翌週の週末、2週連続で栃木北部へのスノードライブにトライすることになりました。
どうせ行くなら楽しまなけりゃ損!中年オヤジは、前週と同じルートを選択するつもりなどさらさらなく、今度は鬼怒川温泉から真冬の日塩もみじラインを踏破して、元湯温泉にアクセスしてみようと企てを巡らします。

鬼怒川と塩原を結ぶ標高1000メートル超の高原道路・日塩もみじラインは、その名の通り紅葉の季節がハイシーズンの観光道路ですが、厳冬期でもハンター・マウンテン塩原などスキー場へのアクセス路として一般開放されています。
総延長28.1km。「息を抜かせない小さなカーブが連続する」とツーリングマップルに紹介される名うてのワインディングに、冬場の積雪・凍結まで想定されるとなれば、ミシュランスタッドレス&GTIの相手にとって不足はありません。
というか、いったいどんなコンディションなんだろう?



油断のできないスノードライブになりそうです。
実録編は、次回に続きます。
Posted at 2015/01/27 21:53:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域

プロフィール

「@Alan Smithee さん! ええっ、それホントですか?!」
何シテル?   01/11 18:28
フォルクスワーゲン・ゴルフⅦ GTIに乗っています。色は、希少(不人気?)なナイトブルー。納車後1年を2ヶ月前にして、早くも走行距離1万5000キロオーバーです...
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