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山城守のブログ一覧

2014年12月09日 イイね!

晩秋の群馬広域農道天国~赤城山麓から望郷ラインへ

晩秋の群馬広域農道天国~赤城山麓から望郷ラインへ少し前から悩まされてきた腰痛問題を一挙に解消すべく、効能たっぷりな温泉に浸かってリフレッシュしてみようか?どうせ行くなら、GTIのシートに身を沈め、ドライブの醍醐味を存分に満喫できるルートを楽しんでみようか?そんな我が儘な煩悩を鎮めるべく、11月後半の三連休の中日、いざドライブに出発しました。
めざすは、新潟県は魚沼エリアの六日町温泉。こちらの湯も「腰痛」にお悩みなら・・・・と、各所で推挙される効能豊かな湯となかなかの評判です。
北関東在住の自分にとって、関越道経由のルートを選択すれば片道2時間にも満たないショート・トリップですけど、もちろんそんな安易なプランを選ぶ気持ちは、毛頭ありません。上州を経由して魚沼に向かうとなれば、群馬県が誇る魅惑的な広域農道群を避けて通る理由はないでしょ!

まずは手始めに、赤城山南麓を横断する国道353号線から少しだけ北側の山沿いを東西に延びる「空っ風街道」へ。晩秋のこの季節、朝夕の気温はそれなりに低下していましたが、休日のこの日、北関東一帯は柔らかな日差しが降り注ぐ絶好のドライブ日和の好天に恵まれました。これなら、サマータイヤのままでも路面凍結などのトラブルに見舞われる心配も無さそうです。



赤城山南麓の野菜畑から榛名山を背景に記念撮影を終えると、関越道・赤城IC間近を起点に北へと延びる「赤城西麓広域農道」に進路を切り替え、沼田方面へとGTIを北上させました。適度なアップダウンを繰り返しながら、心地よい屈曲で赤城山麓を縫って走る広域農道は、GTIのスポーツモードによる2~3速固定ドライブには、まさしく打ってつけのコースですね。途中、チンタラと先行して道を譲る気配を見せない一般車に手を焼く場面もありましたが、十分な見通しを確保して安全にオーバー・テイクできるまでは我慢が肝心です。足慣らしを終えると、次はいよいよ群馬県北部のハイライトというべき「利根沼田望郷ライン」に突入しました。





赤城西麓から川場を経由して月夜野まで延びるこのコースは、高原野菜畑の真っ直中から山岳ルートのワインディング、さらには上州北部の山里を縫って走る素晴らしい快走路。広域農道とは思えないほどの変化とスケール感が、ドライブの興趣を盛りあげます。途中に片側交互通行の工事箇所もあるけれど、進路標識は各所に完備されており、終点の月夜野まで道に迷う心配はありませんでした。三連休の中日でも、もちろん交通量は皆無に等しい状況。ドライブの楽しさは、もう爆発です(汗)。



農道終点からは、国道17号線を少し南下して、月夜野ICから関越道に入りました。新潟県に向かうには、R17で三国峠を越えシーズンオフの苗場を経由するという選択肢もありましたが、ブラインド・カーブが多くて交通量も少なくはないそのルートは自分の好みではありません。さっさと、高速で関越トンネルを抜け、越後路をめざします。
さて、新潟県に入ってみると「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」とかつての文豪が筆にした通り、空模様が一変していました。高速から真正面に見える岩原スキー場に積雪こそ見られなかったものの、どんよりと曇天に包まれた越後湯沢エリアは、北関東より少し早く初冬の空気に包まれていました。



塩沢石打SAで小休止を取って、魚沼コシヒカリの塩おにぎりを昼食に買い求めたものの、さて、このあとどうしよう?群馬の広域農道満喫で弛緩しきっていたドライブ気分も少し引き締まり、サマータイヤを装着したGTIは六日町温泉をめざします(続く)。
Posted at 2014/12/09 22:45:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域
2014年12月01日 イイね!

福島・茨城 秋の紅葉ハンティング(その2)

福島・茨城 秋の紅葉ハンティング(その2)11月初旬の土曜夕刻に福島競馬・裏開催を後にしたナイトブルーGTI。旅打ち三昧の後は、飯坂温泉あたりに宿を取ってゆっくり疲れを癒やそうと目論んでいました。ところがこの週末、福島中心部の各所ではホテル・旅館の空室が何故か簡単には見つかりません。市内だけでなく、郡山界隈にも「これはっ!」というお宿が見つからず、途方に暮れてしまいました。
しかし、翌日は高速経由ではなく一般道を回り道しながら帰るつもりです。それなら!というわけで、福島市内から一気にいわきまで南下することを決断し、東北道の下りから磐越自動車道へと進路を選択しました。
郡山を過ぎると、秋の夕陽は早々と釣瓶落としに姿を隠してしまいます。街灯など何も無い磐越道・三春方面はもう真っ暗。阿武隈山地を横断し南へと延びる高速道は、何やら物の怪でも出てきそうな雰囲気に包まれていましたが、GTIのダイナミック・コーナリングライトを闇夜の灯火に、ひたすらアクセルを踏みこんでいきます。結局、福島市内から僅か1時間半ほどでいわき中央ICに到達。椿山荘と名前だけは立派だけれど、ビジネスホテルの域を出ない駅周辺のお宿にチェックイン。夕食をパパッと消化して、この日は早々と床につきました。



明けて日曜日の朝。いわき市内から北関東の自宅への帰路は、自ずと茨城県を経由します。11月初旬といえば、紅葉のシーズン。観光客でごった返す名所めぐりはまっぴらですが、名も無き山中に秋の名残を求め、GTIのステアリングを握ることにしました。めざすは、茨城県道27号線沿いにひっそりと佇む花園渓谷です。
いわき中央から常磐道をちょっと南下し勿来インターから高速をアウト。ちょっとお馬鹿なナビ・Discover Proに導かれるままK27に進路を取り、のんびりとカントリーロードを渓谷に向かいます。奥へと踏み込んでいくほど、少しづつ色濃くなっていく山里の趣を楽しみながら花園渓谷に至ると、低山の紅葉はまだ色づきはじめ。それでも深まりゆく秋の気配は濃厚で、中年オヤジも思わず深呼吸をしたくなるほどの風情でした。



秋真っ盛りの花園渓谷から少し県道を戻っていくと、平安時代に坂上田村麻呂が創建したと伝えられる花園神社が待っていました。樹高45m、樹齢500年を数えるという大杉に迎えられ山門に足を踏み入れると、神も仏も覆面パトも(笑)へったくれもないと日頃は考えている自分も、少しは荘厳な気分に包まれます。お賽銭を投じ、旅路の安全を祈願しました。





さて、紅葉ハンティングの目的を達すれば、あとはGTIのドライビングを楽しみながら、家路につくのみ。茨城県北部といえば、県内を縦断するダイナミックな広域農道群が目白押しです。ドライビング・プレジャー満載の道々が旅の興趣をそそります。まずは、北茨城市から高萩の約23kmを結ぶ「萩ロード」へ。実は、今回初めて走った道でしたけれど、茨城北部の山間地を縦横無尽に縫って走る、楽しさ爆発の素晴らしいルートでした。
しかし、ギアをスポーツモードに叩き込んで、2~3速固定のドライビングを楽しんでいると、後方から只ならぬ気配が・・・・。マツダ・ロードスターの一群が、この世のものとは思えぬほどの勢いで後方に貼りついてきたのです。動力性能云々はさておき、運転者の技量まで勘案するなら、こりゃあ進路を譲るしかありません。左ウインカーをチカチカさせると、あっという間にGTIをクリアしていくロードスター3台(青・白・白)・・。勢いで勝る彼らにおっかなびっくりついていくと、その先の信号停止で青と白のロードスターはそれぞれ別々の進路に分かれていきました。あっちゃ~、お仲間じゃなったのねぇ。



萩ロード」から「グリーンふるさとライン」「ビーフライン」「フルーツライン」へと進路をつないで茨城北部の広域農道群を満喫していると、もうお昼休みの時間です。茨城県道42号線から道祖神峠をあらよっ!と越して、本日のランチは、石岡市(旧八郷町)でも評判のお蕎麦屋さん「そば処しげふじ」にお邪魔します。手打ちの新蕎麦に無我夢中で舌鼓を打っていましたが、こちらのお店、この秋をもってオーナーが引退し後進に道を譲るのだとか。ううむ、諸行無常ですねぇ。
ともあれ、GTIは茨城県北から東北道を経て、北関東の帰路をたどりました。福島・茨城への旅を満喫したGTI号、さあ、次はどうする?
Posted at 2014/12/01 03:25:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域
2014年11月29日 イイね!

福島・茨城 秋の裏開催ドライブ(その1)

福島・茨城 秋の裏開催ドライブ(その1)11月初旬、秋の福島と茨城エリアを1泊2日でひとっ走りしてきた時のお話です。
三連休翌週の土曜午前9時。自宅最寄りのインターから高速に乗り、GTIの進路を東北道下り方面へと向けます。
行楽シーズン真っ盛りで混雑気味の東北道も、栃木から福島に入って白河インターの手前あたりまでくると、走行車両も一気に少なくなって、快適な速度でのクルージングが可能になります。関東地方ではぐずつき気味だった空模様も、みちのくエリアに入ってからは、すっかりと秋らしい好天に変わっていました。こうなれば、ペースをあげて北をめざすのみ。さもしく獲物を狙う覆面車両の有無にはもちろん警戒を怠りませんでしたが、須賀川・郡山・二本松を一気に駆け抜け、福島西ICから東北道をアウト。
初日にめざしたのは、福島市内のこの名所です。

「JRA福島競馬場」




JRAが主催する中央競馬はこの時期、東京(府中)・京都・福島の3場で毎週末に開催されています。天皇賞やジャパンカップなどG1競走が華々しく行われる東京競馬場が「表」とするなら、その陰でひっそりとローカル色満載に催されているのが、秋の福島「裏開催」です。スターホースやトップ騎手の登場はないけれど、その分、空いている場内にはのんびりとした風情が漂っていて、リラックスできること。また、肝心のレースになると意外に波乱の決着が多くて、馬券的に楽しめること。自分はそんな裏開催が実は大好きで、東北に在住していた約10年前には何度も足を運んだものでした。
競馬場に到着したのはお昼の時間帯ということで、まずはさっそく、競馬新聞とともに、秋の福島競馬場グルメなどを求め、場内を散策してみました。
競馬好きの善男善女が集うスタンド内施設はやっぱりガラガラに空いていて、鉄火場の熱気とはほど遠いのんびりムード。一般席のイスも空席だらけでちょっと腰をかける場所に全く困りません。競馬ブーム最盛期の熱気を知る自分にとっては信じられないほどです。
それから感心したのは、場内の隅から隅まで大変綺麗に管理されていること。この競馬場も震災の際には、スタンド内の天井や壁が客席に崩落するなど大きなダメージを受けているのですが、今ではその傷跡を見つけることが全くできないほど、美しく復旧しており、関係者の労苦が偲ばれます。
ともあれ、福島グルメ探しの戦利品はこちら、競馬場限定の「秋の福島競馬・満喫弁当」です。炊き込みご飯のうえに秋の味覚をてんこ盛りという、ありがちなコンセプトですが、競馬場で食べると美味しさ2割増しでしたね。



さて、午後のレースからトライした馬券のほうは、取ったり取られたりの一進一退の局面が続きました。秋の福島裏開催といえば、インコースの荒れた芝に先行馬が脚を取られるスキに、馬場の良い大外から差し・追込馬が台頭して万馬券というイメージが定番。自分も人気薄の差し馬から高額配当狙いの馬券を買ってみましたが、そんな今日に限って、福島の芝では逃げ馬がまったく止まってくれません(涙)。芝の負けをダートの馬券で手堅く取り返しながら、迎えた本日のメインレースは「磐梯山特別」。芝2600メートルの長丁場に、自分が一口だけ出資している愛馬(ハーツクライ産駒の4歳牝馬)がエントリーです。愛馬応援のため、はるばる福島まで足を伸ばしてきたというのが、今回のドライブの主目的なのです。



パドックに姿をみせ久しぶりに対面した愛馬は、前走比での馬体重がマイナス12キロ。繊細な牝馬にとってマイナス体重は、あまり歓迎できない材料です。馬体を絞って勝負に臨んできたという好意的な解釈よりも、ちょっと仕上げが進みすぎたか?という不安が先立ちました。それでも、得意の長丁場・ハンデ52キロの恩恵と条件が揃えば、そこそこ通用するかも?と勝手に決め込み、愛馬の単勝・複勝馬券とパドックで一番よく見えた3番人気馬(愛馬と同厩舎の1頭でした)との組み合わせによる3連複馬券を購入し、ファンファーレを待ちました。
結果は、またしても逃げ・先行馬による前残り決着(涙)。後方から追い上げる作戦で臨んだ愛馬は健闘空しく首位から1秒差の8着止まりと、出番がありませんでした。もちろん馬券も紙くずに。うう、残念ですが、次走以降に期待をつなげましょう。

夕暮れの競馬場を後にしたGTIも、次なる目的地へと向かいます。
Posted at 2014/11/29 15:46:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域
2014年11月24日 イイね!

栃木・芦野温泉ドライブ(その2)と腰痛問題のその後

栃木・芦野温泉ドライブ(その2)と腰痛問題のその後腰痛の悩みを一発で解消しようと虫のいい希望を抱き、ショートドライブで訪れた栃木県北部は芦野温泉。「杖要らずの湯」とその効能に評判が立つ現代の湯治場を実際に訪問してみての感想ですが、いろんな意味でかなり個性的な、アクの強い温泉地でしたね。


まずは、施設の雰囲気。この温泉の日帰り入浴棟は、比較的最近になってリニューアルされた様子なんですが、今風のモダンな造りではなく、ノスタルジー調の装飾が満載。主たる客層の年長者の郷愁に訴えかけるように、あえて古き・良き昭和の湯治場的ムードを狙っている感じです。館内の随所に飾られた大量の提灯飾りや、浴室入り口に設けられている神社のモニュメントが、「千と千尋の神隠し」の舞台となった湯屋を彷彿とさせます。

番号の代わりに「いろはにほへと」と江戸文字の振られた木製ロッカーが立ち並ぶ脱衣所を抜けて、昭和的な薄暗さと静けさに包まれた大浴場に足を踏み入れると、心身の癒やしと寛ぎを演出するかのように、謎のヒーリング系音楽が低いボリュームで絶え間なく流されています。隠し味のつもりなのでしょうけど、結果として、オカルト的な少し胡散臭い雰囲気が醸し出されています。
浴室内に掲示されている温泉の効能の説明書きも、普通とはちょっと違う。「水素粒子H2の驚異の浸透力」であるとか、「陰部不快感の改善」まで温泉浴の効能とうたい、「夫婦和合の秘訣は、芦野温泉の入浴からといっても過言ではないでしょう」と身も蓋も無く断言する医学博士の推薦文など、かなりアクが強い内容でした。



しかしながら、泉質の個性はそれにも増して強烈でした。
Ph9.89の「ツルの湯」の浴感は、凡百のヌルスベ温泉とは一線を画し、全身を包み込こまれるようなインパクト。さらに凄かったのは、大浴場の奥に設けられた薬草の湯です。昭和の湯治場そのものといった湯屋のなかで、モスグリーンの湯色を湛えた薬湯に身を浸してみると、身体の局所、もっと具体的にいうと股間の袋の表面部にヒリヒリと痺れるような強烈な刺激が・・・・(汗)。
調べてみると、このヒリヒリ感が薬効の現れらしいのですが、このお湯は刺激性があまりに強いので入浴時間は5分以内が限度とのことでした。ともあれ、いかにも効能の高そうなお湯につかってどっぷり汗を流せば、大いに満足。スッキリした気分で、芦野温泉を後にしました。

さて、肝心の腰痛問題なのですが、芦野温泉訪問当日の帰宅時には、ドライブによる負担もあったせいか、特に楽になった感じではありませんでした。
しかし、その後2日ほど経過をしてみると、あら不思議。立ったり座ったりする分に何の問題もないほど痛みも軽くなって、症状緩和を実感できたのです!
もちろん、今でも湿布は手放せませんが、これが「夫婦和合」までもたらすという「杖要らずの湯」の効能なんでしょうか?機会があれば、是非また再訪してみたいところです。



さて、当ブログの管理人は、懸案であった腰痛問題の完全解決を目論み、次なる温泉ドライブ計画の実行を企てます。今回は、まったくGTIが登場してこないエントリになってしまいましたが、次回はいかに?
Posted at 2014/11/24 18:12:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域
2014年11月18日 イイね!

栃木・芦野温泉ドライブ(その1)

栃木・芦野温泉ドライブ(その1)
特定の目的地を決めてから計画的に出発するドライブと、前もって目的地を決め打ちせず、走りながら行きたい先へとフラフラと進路を変えて進むドライブ。
普通の人が運転するドライブなら前者以外には考えられないでしょうが、クルマの運転そのものを楽しむことを目的にして旅に出る自分は、後者のパターンのほうが実は多かったりします。たとえ泊まりがけのドライブでも、出発時に今夜の宿さえ決まっていないことも、しばしばですね。まあ、そんな行き当たりばったり式でも何とかなってしまうのが、ドライブ旅行の醍醐味なのですが。


しかし、今回はあらかじめ明確な目的地を決めて、GTIのステアリングを握ります。
目的は、恥ずかしながら久しぶりに再発してしまった腰痛への対応です(汗)。兆候は週末から出たので遠出を控え自宅で大人しくしていましたが、週が明け、ほんの1時間立ちっぱなしの仕事をしただけで、腰を曲げてお辞儀をすると冷や汗がでるほど、症状が悪化してしまいました。
腰が痛いなら、大人しく近所の整骨院かカイロプラクティックに向かえばいいものの、性懲りもない中年オヤジは、効能たっぷりの温泉に浸かって一発で症状を緩和する手立てはないものか?などと、安易な解決法を模索します。幸いなことに、クルマのシートに身を沈めても腰に痛みは来ないので、短時間の高速クルージング程度なら支障はありません。

休暇を取って向かった行き先は、栃木県北部・旧奥州街道そばにひっそりと佇む芦野温泉。Ph9を超えるアルカリ性の泉質が自慢のこの温泉、普通なら美肌の湯をアピールするのが常道なのですが、なぜか腰痛や筋肉痛に効果絶大との評判が立っています。足腰の痛みに悩む車椅子の老人が湯治の帰りには杖無しで電車に乗れたという逸話を残すほどの温泉施設ですね。たかが立ち寄り入浴で、本格的な湯治と同等の効果を期待したわけではありませんが、お湯が体質に合うようなら、ある程度の症状緩和は期待できるかもしれません。立地も、高速経由なら我が家から2時間少々の距離。ショートドライブの目的地としては、もってこいです。

そうと決まれば、いざ出発。東北道をスイスイとクルージングして矢板ICでアウト。R4からR461につなぎ、昭文社のツーリングマップルが「旧奥州街道を味わえる」とお薦めするK72へとGTIの進路を向けました。晩秋の小春日和に恵まれるなか、特別に景観が良いわけでも無く「味わえる」といわれても少し味わいの薄いカントリーロードを淡々と北東に進むと、目的地の芦野温泉はすぐそこです。K72から左方向にわかれる温泉への分岐路入り口が少し分かりづらく、芦野の宿場町に迷い込んでから逆戻りしましたが、たいした距離ロスではありません。



さて、駐車場に到着してみると、周囲には何もない鄙びた片田舎に立地をしていながら、この温泉、いわゆる秘湯の趣が全然ありません。4~5階建てのホテル併設。40面ものテニスコートまで備えた、かなり大規模な施設です。駐車場に停められたクルマのナンバープレートを拝見しても、「横浜」など遙々南関東エリアからも来訪者を集めている様子。評判が高じて、大いに繁盛している温泉であることは、一見客の自分にも明々白々でした。
日帰り入浴ながら「1,500円」とかなり強気な料金設定にもめげず入場料を支払い、足を踏み入れてみると、さすがは「年長者の湯治場」を自認する温泉。館内は、元気な高齢者の方々を中心におおいに賑わいをみせています。20~30代の若者や子供の姿はどこにも見えません。つまり、じじ・ばばだらけの客層なんですが、こいつは、まさに「大人」のための社交場、いやパラダイスなのかも?と少し期待も高まってきます(汗)。



施設自体のスケール感も、並の日帰り温泉とはケタが違っていて、広大なお食事処や休憩所、中庭を見渡す絶好の場所にゆったり設けられている足湯の先の、いったいどこまで行けば温泉入浴を楽しむことができるのか?初心者の自分が、思わず迷子になりかけるほどの大きさでした。
来訪早々のノッケから、想像とは異なるインパクトで自分を圧倒してくる芦野温泉。腰痛に苦しむ中年オヤジにとって、その効能のほどは如何に?

今宵はここまでに致しとう、次回のエントリーへと続きます。
Posted at 2014/11/18 20:49:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域

プロフィール

「@Alan Smithee さん! ええっ、それホントですか?!」
何シテル?   01/11 18:28
フォルクスワーゲン・ゴルフⅦ GTIに乗っています。色は、希少(不人気?)なナイトブルー。納車後1年を2ヶ月前にして、早くも走行距離1万5000キロオーバーです...
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