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山城守のブログ一覧

2015年01月17日 イイね!

ラスベガス・レンタカー(その3)~お手軽・日本食ドライブへ

ラスベガス・レンタカー(その3)~お手軽・日本食ドライブへ海外といっても、ラスベガスの街をレンタカーでドライブするのは、さほど難しいことではありません。砂漠に広がるこの街は、主要道路が南北を碁盤の目状に交差する人工都市。イメージでいうなら、札幌や京都のようなものですね。
おまけにこの街には、遠くからでも人目を引くランドマークがあちこちに林立しています。陽光眩しい昼時ならば、高さ350メートルの偉容を誇るストラトスフィア・タワー。夜になれば、天空に向け一直線にビームの矢を放つピラミッド状のラクソーが、文字通り闇夜の灯火になってくれます。
郊外に足を運んで、万が一知らない道に迷い込んでしまっても、ランドマークを目印にして現在地を推測すれば、地図などなくても、砂漠の中で遭難してしまう心配はありません。海外レンタカー初体験のビギナーにも、自信をもってお薦めできるわかりやすさ!それが、この街の売りなのです。



ラスベガスといえば一昨年、GTI・MARK7が鮮烈なデビューを飾ったときにVWが公開したプロモーション動画が印象に残ります。シナトラのマイウェイに乗って、白い2ドアのGTIがゆったりとクルージングしているのが、目抜き通り・通称「ストリップ」(ラスベガス大通り)。"WELCOME TO Fabulous LAS VEGAS"のサインボードから、ベラッジオの噴水を筆頭に巨大カジノホテルが林立するエリアを経て、古き良きダウンタウンへと至るこの大通りは、まさしくラスベガスを象徴するメイン・ストリートです。



しかし、実際にストリップを走行してみれば、遭遇してしまうのは、昼も夜も間断なく続く渋滞の車列です。3~4車線が常時確保されている広幅道路といえど、快適なクルージングなどは望むべくもなく、閉口必至でしょう。

そこで、快適なラスベガス・ドライブを楽しむためには、我が国の道路事情と同じく「裏道」をマスターするのが、その秘訣になります。もちろんそんな情報はガイドブックなどには掲載されていないけれど、自分の場合、タクシーの運ちゃんが頻繁に使っている裏道を後部座席からトレースしながら、いつの間にやら効率的な道筋をマスターしてしまいました。
たとえば、高速(インターステート)15号線の側道として、モンテカルロやシティ・センターの裏を縫って走るフランク・シナトラDr。この裏道を少し北上して、トレジャーアイランド・ホテルの裏から西向きに進路を変えると、スプリングマウンテン・ロードと銘打たれた主要道が西へと真っ直ぐに伸びています。この道を直進していけば、僅か5分ほどでラスベガスのチャイナ・タウンに到達。このチャイナ・タウン周辺のエリアに、ラスベガス屈指の日本食レストランの一群がひしめいているのです。

江戸前鮨「kabuto






石川産の寒ブリトロ。スペイン産の漬けマグロ。北海道産の水蛸。ボストン産のクマモト・オイスター。海鮮不毛の地・ラスベガスで、何故これほどハイレベルな江戸前握りを提供できるのでしょうか?何度訪問しても、素朴な疑問を禁じ得ない謎のお寿司屋さんです。和の雰囲気とホスピタリティあふれる接客態度に、ただただ癒やされっぱなしでした。
決して安価なお店ではありません。しかし、銀座や数寄屋橋あたりのトップレベルと比較しても、何ら遜色ないお鮨です。
こんなお店なら「常連になりたい!」。異国の地で、再訪を心に誓ってしまうほどのクオリティでした。

トラットリア中村屋


白味噌カルボナーラ・スパゲッティです。味噌とカルボナーラの相性ってどうなの?と突っ込みを入れたくなりますが、食してみれば意外とあっさりいけてしまうから不思議。ありそうで無かった和風パスタの滋味あふれる旨さが、異国の旅情をかきたててくれます。
「kabuto」と同じエリアに立地するジャパニーズ・パスタのお店。アイディアあふれる和風?創作料理が魅力で、ディナータイムには、地元のロコたちで大賑わいでした。

ラーメン味噌屋「富」


白味噌とんこつラーメン&半チャーハンをいただきました。
彼の地のラーメンといえば、久留米系の「モ○タ」や、札幌味噌の「ソ○」が行列必至の大人気を博していますが、それらの人気店を向こうに回し、勇躍出店してきたのが新進気鋭のこちらのお店です。深めのドンブリで供されるラーメンは、見た目の印象以上のボリューム。白いスープの上にたっぷりと盛られた味噌は、まさしく日本の味でした。

これ以外にも、沖縄料理、日本蕎麦、串焼き、居酒屋、日本式カレーなどなど、ラスベガス郊外の日本食レストランは今、本当に熱い!
本稿では紹介しきれませんでしたが、彼の地の日本食完全制覇を夢見て、もう一度訪れてみようかと、野望を燃やしている今日この頃なのです。
Posted at 2015/01/17 08:50:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅打ち | 旅行/地域
2015年01月12日 イイね!

ラスベガス、レンタカー・ドライブ(その2)~トヨタYARISはヴィッツに非ず?

ラスベガス、レンタカー・ドライブ(その2)~トヨタYARISはヴィッツに非ず?お正月のラスベガス旅行の際に、現地で乗り回してきたレンタカーに関する記事の続きです。
マッキャラン空港レンタカー・センターで、僅か3台の選択肢の中から否応なくチョイスを迫られ、急造コンビを結成することになったのが、トヨタYARIS日本名ヴィッツ)。
Bセグメントの小っちゃな車体に無理矢理くっつけたドアが4枚。飾り気のない左ハンドルに、何の変哲もない4速AT。おまけにエアコンとラジオ以外の快適装備などは、ほとんど付属していません。要するに「必要最低限」のスペックですよね。
いくら低予算レンタカーのコンパクト・クラスといっても、テンションは下がります。近距離移動のためのゲタ以上の役目は、ちょっと期待できそうにもないか・・・・。それがYARISの第一印象でした。



ところが、いざイグニッションキーを回し、ラスベガスの街へと走り出してみると、YARISのエンジンは思いのほか活発に回るし、ATの変速もスムーズ。アクセルを踏み込めば、ドライバーの意思に呼応してしっかり加速し、キビキビと快活な走りを見せてくれるのです。さすがに、TSI&DSGのような電光石火の加速とまではいきませんが、街乗り目的の小型車としては十分に合格点のデキでしょう。ピックアップ・トラックや大型SUVに混じって、時速50マイルぐらいのペースで流れるアメリカの交通に揉まれてみても、全くと言っていいほど怖い思いをする場面はありませんでした。
そもそも、このYARIS、米国版ホットハッチといっては少し褒めすぎになるけれど、自分のインプレッションだけを頼りに評してみると、最近のトヨタ車(現行型カローラ・フィールダーなど)の鈍重な乗り味とは、キャラクターからして明らかに違います。ひょっとして、エコ一辺倒の日本市場向けに投入されたヴィッツとは、見た目は一緒でも中身は別物なのかも?!。短い滞在期間中にYARISのハンドルを握るたび、そんな思いが強くなってきました。



後で調べてみると、快活な走りにはやはり理由がありました。トヨタUSAが米国で展開するYARISに搭載されるのは、ボディタイプを問わず1.5リットル直4DOHCエンジン1本のみ。こいつは107馬力のパワーに、14.1kgfmの最大トルクを発揮します。高性能とはいえないけれど、余計な装備を省いた軽量ボディや車格を考慮すれば十分な動力性能といえるでしょう。レンタカー・センターで、Cセグメントのマツダ3(アクセラ)と同格の扱いを受けていたのも、これで少しは納得です。
これに対して、日本向けヴィッツの1リッター・エンジンは出力69PS・最大トルク9.4kgfm。動力性能よりも明らかにエコ優先のエンジンですね。1.5リッターを積むYARISに比べれば、その差は歴然と言わざるを得ません。それ以外にも、変速機や足回りも含めた仕上がり、座り心地硬めのシートなど、米国市場向けYARISは、クルマの味付けを日本向けとは別物の走り志向に振っている可能性が高いと思います。トヨタくらいのメーカーになれば、それくらいの芸当など、お茶の子さいさいでしょう。実際のところ、自分の乗ったYARISの燃費は、僅かな走行距離でもみるみるガスを消費しており、けっしてエコなクルマではありませんでした。



さて、そんなYARISをお供に、中年オヤジはラスベガス郊外のドライブをエンジョイしてきました。先の記事にも書いたように、そもそもこの街に遠征してきた理由は、カジノ三昧の休暇を楽しむことにあるので、あまり遠出をする心づもりは最初からありません。中心部からほんの30分も走れば、写真のような大自然(レッドロック・キャニオン国立公園)を満喫できることは過去に訪問済みで知ってはいるけれど、時間が勿体ないので今回は迷わずパスを決め込みます。



レンタカー・ドライブの目的は郊外の日本食レストランへのお出かけに限定です。
ラスベガスの日本食事情にまで今回は筆が及びませんでしたが、YARISとの旅はまだまだ続きます。







現地で目撃したGTI・MARK6。カッケー!



現地で目撃した変なステッカー。Otaku(オタク)、アイ・ラブ・ジャパン。車種はダッジでした。
Posted at 2015/01/12 19:13:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅打ち | 旅行/地域
2015年01月08日 イイね!

ラスベガス、レンタカー・ドライブ~トヨタYARISとともに(その1)

ラスベガス、レンタカー・ドライブ~トヨタYARISとともに(その1)ずいぶんと遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます。
年末年始は早々に日本脱出を決め込んで、ラスベガスにてカジノ三昧のお正月を堪能してきました。彼の地へは、今回が何と通算11回目の訪問。しがない中年オヤジの憧れ(射幸心ともいう)を魅了してやまないこの街は、すっかり自分のホームグラウンドと化しており、何度足を運んでも飽きるということがありません。いやはや本当に。
自分の場合、ラスベガス探訪の主目的はあくまでカジノにあるので、今さら観光やショッピング、シルク・ドゥ・ソレイユのショー鑑賞などに時間を費やすつもりは全くありません(笑)。世界各国からこの地に集ってくるギャンブル好きの同士たちとともに、BJ(ブラック・ジャック)テーブルでなけなしの賭金を張り続るだけのバケーションです。勝負・勝負・また勝負っ!。



運良く当たりがくれば「YES!」と快哉の雄叫びをあげ、運が向かなければ「アイヤ~(何てこったい!)」と天を仰ぐ。連日深夜までその繰り返し。夜も明ける頃、倒れるようにベッドにつけば、目が覚めるともうお昼の時間帯でした。日々このサイクルを順守できれば、17時間の時差がある彼の地でも、ほぼ日本時間のリズムで行動することができます。海外なのに、時差ぼけの心配など全く無いのが、この街の美点の一つといってもよいでしょう(汗)。



さて、カジノ三昧の旅行といっても、さすがに腹が減っては戦はできません。
ラスベガスの食事といえば、カジノホテルに併設されているバフェイ(食べ放題のバイキング・レストラン)やジャンク・フードなどで、チャチャッと済ますのが定番ですが、生まれも育ちも日本人の素性を隠しきれない中年オヤジにとって、連日のアメ食摂取が身体に良いわけはありません。食生活に変化を求めるべく、可能な限り日本人経営の美味しいレストランで日本食(寿司・そば・定食・ラーメン・カレー・・・・)を楽しみたいっ!。何度も訪問を重ねるうちに、そんな自然の欲求を満たすことが、ラスベガス探訪のもう一つのミッションになってきました。
しかし、大規模カジノホテルが林立する中心部(ラスベガス大通り・通称ストリップ)だけで、そんな我がままな欲求を満たすことは至難の技です。自分のお眼鏡にかなう日本食レストランは、たいていの場合、公共交通機関をアテにできない郊外のエリアに立地しています。そこまで自由に足を伸ばすためには、自力で移動できる交通手段を確保しなければなりません。

となれば、頼みにすべきはやっぱりレンタカーですよね!
ラスベガス近郊のマッキャラン空港レンタカー・センターで今回調達してきたのが、このクルマ、トヨタYARIS(日本名ヴィッツ)です。





今回、自分が予約時に選択したグレードは「コンパクト・クラス」。下から数えて2番目のお手軽クラスですが、「フォード・フォーカスまたは同等クラス4人乗り」なら、まあ不満はありません。レンタカー・センターのカウンターで車種選択が問われたので、「マツダ3(日本名アクセラ)をよろしくっ!」と力強く宣言して、乗り場に向かいました。
しかし、そこに待っていたのは、シボレーのわけのわからないコンパクト・カー2台とYARISの計3台だけ・・・・orz。「おいおい話が違うじゃないか?!じぇっ!YARISかよ!」と、現場担当のおネエちゃんに悪態をつきながら掛け合ってはみたものの、「この3台がコンパクト・クラスなのよ~♪」「もしご不満なら、他のクルマが返却されてくるまで、ここで待てる?」と単刀直入に覚悟を問われてしまい、「じゃあ、YARISでいいよ!」と思わず大見得をきってしまった次第なのです。



これまでの海外レンタカー利用歴でマツダ3はもちろん、VWジェッタ、三菱ギャラン、ダッジチャージャー、日産ヴァーサ(日本名ティーダ)、KIAフォルテなど、多種様々な車種を乗り継いできた自分にとっても、リッターカーのYARISとコンビを組むのは初めての経験です。ボーン・トゥ・ビー・ワイルドなアメリカ交通事情に揉まれるなかで果たして大丈夫なのか?と心配になってきます。おまけにこのYARIS、レンタカーのエントリーグレードに相応しく、パワー・ウインドウやリモコン・ドアミラーの機能さえ付いていません。今時、すべてが手動操作なのです(涙)。異国の地で、心細さを隠しきれぬまま、レンタカー・センターを後にしたYARISは、空腹を抱えた中年オヤジに導かれ、郊外の日本食レストランへと向かいます。やれやれ。(続く)

Posted at 2015/01/08 22:13:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅打ち | 旅行/地域

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「@Alan Smithee さん! ええっ、それホントですか?!」
何シテル?   01/11 18:28
フォルクスワーゲン・ゴルフⅦ GTIに乗っています。色は、希少(不人気?)なナイトブルー。納車後1年を2ヶ月前にして、早くも走行距離1万5000キロオーバーです...
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