
北関東の旧居を後にして、いよいよ
神戸の街に引っ越してきました。
転居のドタバタから10日ほど経ちましたが、その間、神戸に連れてきた相棒のGTIは、新生活準備のための買い出し専用車と化していたので、ドライブもこのブログの更新も、しばらくご無沙汰してきた次第です。
季節はもうすぐ4月。この週末は桜の開花も伝えられるほど暖かくなってきたので、相棒をお供にちょっとドライブに出かけてみようか、という気分になりました。といっても、引っ越しの後始末が終わっていない今、長距離ドライブに繰り出すほどの余裕はまだないので、近場の六甲山あたりを少しウロウロしてみようと考えました。
実を言うと自分は、20年ほど前に関西の阪急宝塚線沿線に住んでいた経験があります。当時の愛車は、今と同じく青いボディカラーで2000ccエンジンを積んだ3代目ゴルフ。とはいえあの頃はまだ、ドライブを楽しむという趣味をもっていなかったおかげで、神戸周辺のドライブルートに関する土地勘がありません。
そこで、発売されたばかりの
2015年版ツーリング・マップル・関西編を頼りに、おおよそのルートに当たりをつけてみることにしました。神戸市内から六甲へのアクセス方法はいくつかありますが、今回選んだのは、芦屋から六甲山の東側を登る有料道路・
芦有ドライブウェイ(ろゆうドライブウェイ)経由で、山をめざしていくルートです。
日曜日の朝、天気はあいにくの雨模様ですが「
春雨じゃ。濡れてまいろう」とGTIに一言断りをいれスタートスイッチを起動します。幹線道路のR2を東に進んで、芦屋川沿いを北上するK344に入ってみると、芦屋川沿いで2分咲きの桜並木が出迎えしてくれました。雨に濡れる桜の風情というのも、なかなか悪くありません。
さて、芦屋川右岸からドライブウェイの料金所へと向かう県道は、六甲山の麓から中腹を一気に駆け上がる屈曲路で、かなりの急勾配です。そこで、DCCをスポーツモードに切り替えてちょっと足慣らし。引っ越し前にサマータイヤ(ポーランド製ポテンザS001)に換装してきたGTIの足まわりの感触は、ウェットな路面状況にも危なげなく対応できそうで、まずは一安心です。
第一の目的地・芦有ドライブウェイの芦屋料金所には、自宅を出発してから30分もかからずにあっけなく到着できました。しかし、標高が上がり山の趣が濃くなるに連れ、周辺にはガスが出てきて雨脚も強まってきました。この分だと、東六甲展望台から望む神戸の眺望を楽しむことは期待薄ですが、今さら引き返すつもりなど当然ありません。料金所で通行券を受取って春雨そぼ降るなか、いざドライブウェイへ。次回に続きます。

Posted at 2015/03/29 17:25:56 | |
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