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山城守のブログ一覧

2015年09月23日 イイね!

SWツーリングその1 四国への旅・上陸編

SWツーリングその1 四国への旅・上陸編9月下旬の祝日。いよいよ、四国へのツーリングに出発します。
連休最終日まで2泊3日の行程ですが、初日と2日目に予約してある宿(所在地はいずれも高知県です)を別にすれば、事前に決めている予定は何もありません。電車や飛行機の出発時刻など旅程に縛られず、心の赴くまま自由気ままに行動できるのが、自動車旅行の楽しさというもの。今回の旅でも、お気軽ソロ・ツーリングの醍醐味を満喫してくるつもりです。
さて、神戸から四国へと向かうルートは、普通なら、明石海峡大橋から淡路島に渡って大鳴門橋を経由して徳島県に上陸するのが定番でしょう。しかし、連休真っ只中にこのルートを選択してしまうと、出発早々に神戸市内で、阪神高速・第二神明道路の渋滞区間に捕まりそうです。ドライブの初っ端からストレスが溜まりそうで、このチョイスは避けたいところです。
そこで今回は、山陽道ルートで瀬戸大橋から香川県に上陸するプランにしました。初日の最終目的地は、高知県の深い深い山の中にあるお宿ですが、香川→愛媛→高知と四国3県をリレーで繋いでいけば、日暮れまでに到達可能とカーナビの予測結果も太鼓判を押してくれています。ツーリングマップルRの中国・四国編を道案内に携え、いざ四国に出発です。



渋滞の無い山陽自動車道を高速走行した後、中年オヤジとGTIは、岡山県の備前ICで早々にアウト。四国上陸の前に、本州で少し足慣らしをしようと、備前~岡山のおすすめルートとツーリングマップルも推奨する岡山ブルーラインに乗り換え、瀬戸大橋をめざします。
このルートのハイライトといえば、同書で「心洗われる風景」と激賞される片上大橋からの風景ですね。橋を渡りきったところに設けられた駐車スペースにクルマを停め、穏やかな瀬戸内海の入り江に浮かぶ筏の群れを眺めてみました。
しかし、正直に言うと「心が洗われる」ほどの感動はありません。悪くは無いけれど、これぐらいの景色であれば、兵庫県でも赤穂界隈のシーサイドにいくらでも転がっています。それより何より残念だったのは、今回初めて実走する岡山ブルーライン自体にドライブの爽快感が殆ど感じられなかったことでした。





延々と続く片側1車線と黄色いセンターライン。ひょっとして連休の影響もあるのでしょうか?交通量も少なくはなく、大型車の後にくっついてしまうと、我慢のスローペース走行を強いられます。ストレスフルな状況は、岡山市内に入って国道2号線バイパスに合流するとさらに拍車が掛かって、ついには交通集中による渋滞のなか、ゴー・ストップの連続という最悪の事態に至りました。このままでは、いったい何のためにドライブに出かけたのか?責任の所在を問われかねません(誰から?)。
たまらず、国道バイパスから県道にスイッチ。瀬戸大橋を渡る前に、ストレスをちょっと解消しようかと、本州最後のワインディング・鷲羽山スカイラインをひとっ走りすることにしました。



鷲羽山スカイラインは、水島エリアを西に見下ろす丘陵部を縦横無尽に駆け巡る痛快無比な屈曲路。かつては有料道路であったらしいのですが、今では一般県道として万人に開放されています。岡山方面から県道62号線を西に進み、瀬戸中央道・水島ICを通過した後しばらく走って行くと、水島へと向かうメインルートの県道左手にエントランスが開けており、なにげに旅人を誘っています。
今回初めて実走してきたこのスカイライン。印象はというと、無料化された後の整備も怠りなく、路面コンディションは滑らかの一言。実に良好です。乗り手の技量を試すようなタフなヘアピンが連続するわけでなく、ヒルクライム、そしてダウンヒルも2~3速固定でOK。どこまでも、心地よく駆け抜けていくことができます。主観的インプレッションで例えてみるなら、伊勢志摩スカイラインなど海辺の絶景峠に共通して受け継がれているDNAを備えた、私好みのシーサイド快走路でした。



ただし、鷲羽山スカイラインの場合「絶景」の意味合いが少し特殊で、若干の注釈が必要かもしれません。途中に設けられた展望台から望むことができる風景は、瀬戸内海の穏やかな島並みではありません。日本の重厚長大産業の屋台骨を支える水島臨海工業地帯の人工的・無機的・第2次産業的・工場萌え的に無骨きわまりない巨大工場群のパノラマが目の前にドーンと広がっているのです。
今回は昼間に、高台から水島の工場地帯を見物したわけですが、もし夜になれば、重化学工業のプラント群は目映い灯火に覆いつくされ、この世のものとも思えない煌びやかな光のドレスを纏っていることでしょう。それを見たいのか?それとも見たくないのか?しがない中年オヤジにとって、よくわからない難問です。



それからもう一つ、鷲羽山スカイラインには注意を払うべき問題があります。最高点の峠を越えて、瀬戸大橋方面へと豪快なダウンヒルを楽しんでいると、反対車線に現れた対向車がGTIに向かってパッシングを一閃。こいつは何かあるな?とペースを落とし、沿道の気配に警戒していると、案の定、少し先のスペースで、物々しい計測機器を並べた警察の皆さんが獲物を狙っていました。
そういえば本日から、秋の交通安全運動なる反則金ノルマ強化イベントがスタートしましたと、親切なラジオが教えてくれていたのを改めて思い出しました。気を引き締めないといけません。
鷲羽山スカイラインの取り締まりのポイントは、「ここから児島警察署管内」と書かれた看板から南に降りた少し先です
気をつけましょう。無遠慮に仕掛けられた罠に捕まる善良なドライバーが、一人でも少なくなることを願ってやみません。



さあ、罠の隙間をかいくぐり再びペースを上げ、海へと一気に駆け下りれば、四国への扉・瀬戸大橋が待ち受けています。本州と四国を地続きに結ぶ巨大橋。善男善女でごった返す麓のパーキングから見上げ、そのスケールのでかさを実感!



瀬戸は日暮れて夕波小波・・・・そんな風情を愛でる間もなく、橋を渡ればあっという間に香川県・坂出に到達です。時刻はお昼をちょっと回った頃合い、ランチタイムの到来ですね。香川とくれば、言わずと知れた讃岐うどんの聖地。GTIと中年オヤジは、数ある名店のひとつへと向かって進路を西へととりました。
次回は、讃岐うどんと四国の深い山々へのドライブです。

Posted at 2015/09/23 16:47:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域
2015年09月20日 イイね!

四国が俺を呼んでいる~SWツーリング・プロローグ編

四国が俺を呼んでいる~SWツーリング・プロローグ編9月の大型連休・シルバーウィークの真っ直なか、皆様いかがお過ごしでしょうか?
前半の2日目が終わろうとしている9月20日、各地の高速道路では、例によって交通集中による激しい渋滞が発生と報じられていますね。しかし、そんな様子を横目に眺めながら、当ブログを管理する中年オヤジは神戸の自宅で悠々自適。まだ、ドライブにも出発していません。勝負は最初から連休後半と決めていました。
敬老の日の21日。明日私は旅に出ます。いつかあなたと行くはずだった春まだ浅い信濃路へ・・・・ではなく、今回の目的地は初秋の四国エリアです。







讃岐うどんをツルツルとすすってお腹を満たし、ミステリアスなUFO街道をGTIで駆け上がり、四国カルスト台地に放牧されている牛たちの姿を愛でようか?というのが現時点のアバウトなドライブ・プランです。



そしてまた、土佐の鯨は大虎で腕と度胸の男伊達♪・・・高知市内の評判の居酒屋でお酒を一杯引っかけてくるのも、お楽しみのひとつであります。
神戸に居を移してから約半年。仕事で何度か四国へと赴く機会はありましたが、プライベートでは今回は初めての自動車旅行になります。
幸いなことに、連休後半の四国方面のお天気は晴れ予報。例によって、どこに行こうと行きあたりばったり流のドライブを貫いてくる所存ですが、さてさて、どうなることやら?
続きは、こうご期待です。

Posted at 2015/09/20 20:08:56 | コメント(2) | トラックバック(0) | drive & touring | 日記
2015年09月07日 イイね!

タイヤ交換!POTENZA Adrenalin RE003に関する愚考

タイヤ交換!POTENZA Adrenalin RE003に関する愚考8月の終わり。遂に、走行2万キロの大台に到達した我がナイトブルーGTI。快挙達成のご褒美というわけではありませんが、先般、サマータイヤを新品に交換してきました。
GTIに納車時から純正で装着されていたのは、POTENZA S001(ポーランド製)。言わずと知れた、ブリヂストンの看板を背負って立つスポーツタイヤですね。フェラーリやポルシェなどにも標準装着されるプレミアム・タイヤの性能を、へっぽこ中年オヤジがどこまで引き出せたのか?今となっては全く自信がありませんが、冬場のスタッドレス装着時期を除き、2万キロ近くのドライブを無事故・ノートラブルで支えたポテンシャルの高さには、やはり敬意を表せざるを得ません。
高速走行やウェットな路面での安定性や、タフなワインディングを走行しても破綻の気配を全く見せないグリップ力は、BSの看板ブランドに恥じない信頼性の高さを実感させるものでした。
とはいえ、2万キロ近く苦楽をともにしたS001も、最近では溝の残り目がちょっと心許ありません。四輪バランス良く均等に、溝を消費できれば安心なのでしょうが、自分の場合、右後輪の片減りが他に比べちょっと目立ってきた様子です。運転時に伝わってくるインフォメーションは、まだ続投可能だと訴えていますが、節目の大台に到達したことを機に、早めの継投策を選択!GTIの脚元に優秀なリリーフを投入し、ドライブの万全を期そうと決断を下した次第です。





S001の後釜として今回チョイスしてみたのは、ブリヂストン・POTENZAのAdrenalin RE003。今年の3月に発売されたばかりのピカピカのニューフェイスです。
同じPOTENZAといえど、本格的スポーツ・タイヤS001とは違って、RE003のキャラクターはスポーティー・タイヤ。スポーツとスポーティー、言葉にしてみれば微妙な違いですが、メーカー自身、「スポーツカーのみならず、セダンやミニバンなどをご使用されるお客様でスポーツ志向の高い方のニーズに対応」とコンセプトを説明していることが、RE003の本質をよく表していると思います。
サーキットよりもストリートを強調する宣伝文句、見た目にカッコイイ今風のトレッドパターン、S001に比べると随分リーズナブルになった価格設定。要するに、なんちゃってスポーツというのが、このタイヤの志向するところなのでしょう。
中年オヤジが操るGTIにとっては少々オーバースペック気味のS001から、リーズナブルなスポーティタイヤR003へのスイッチ。されど、脚元を支える重要なパーツとして、この選択は意外と悪くないのでは?と密かに自認しています。



Adrenalin RE003の公式サイトを訪問すると、Adrenalin RE003を装着したデモカー・真っ赤なGTI・MK7を操る現役レーサー・井口卓人選手のインプレッションを読むことができます。「街乗りから高速道路、ワインディングまで、さまざまな場面で気持ちよく運転できます」とRE003を激賞している井口選手。注目すべきは、ご自身の愛車スバルBRZにもAdrenalin RE003を早速取付されたという事実です。
この一事をもってしても、GTI・MK7のお供にRE003というチョイスは有りでしょう!同じブリヂストン系サイトからの情報なので、鵜呑みにしていいのか?というメディア・リテラシー的な物言いはあるかもしれませんが・・・・。





そんなわけでありまして、先週の週末に近所の専門店・タ○ヤ館を訪問。値段だけを比べればタ○ヤ館よりも、カーポート○○であるとか、○○コーポレーションなど、北関東系ディスカウント・ショップに行けば、もっと安くRE003が手に入ることは承知していましたが、根が保守的な中年オヤジは、あのチャラチャラとしたIQの低そうな雰囲気が大嫌いです。今回は、定評ある専門店の技術を信頼して、タイヤ交換をお願いすることにしました。
セール中の同店で商談に及んだところ、納得できる条件を引き出すことができたので、RE003(225/40R18 )をその場でゲット。S001からRE003への換装を超速で完了してきました。







さて、メーカーによると、新品タイヤの「故障耐久性の向上」「本来のグリップ発揮のための皮むき」のためには、80km/h以下で走行距離100km以上での慣らし走行が必要とのこと。週末の神戸界隈は雨模様でしたが、タイヤの皮むきに専念するため、兵庫県西部の加古川あたりまで淡々と街乗りのドライブに繰り出してきました。
メーカー推奨の慣らし距離=走行100kmまでは、スローペースでの折り合いに専念し、西神エリアの一般道をウロウロしながらチンタラ走行に徹します。加古川名物・かつめしをランチに食した後は、神戸にUターン。都市高速の第二神明も走行して、雨がそぼ降るウェットな高速域での感触も、少しだけ試してみました。さしたる問題もなく無事、神戸まで帰ってくると、、タイヤ交換後の走行距離は150km程に到達。タ○ヤ館に立ち寄り100キロ点検をお願いした後、自宅に戻りました。





本格的な高速走行やワインディングには繰り出していないので速断は禁物ですが、このRE003、ストリートでの走行インプレッションは、文句なしです。時として武闘派の表情を垣間見せることもあったS001と比べてみれば、DCCノーマルモードでも、路面の凸凹への対処が非常に柔らかく、角が取れた印象ですね。燃費のほうも、まずまず良好でした。街乗りだけなら、コンフォートタイヤ?(あるいはエコタイヤ?)と評しても、差し支えないと思います。
それでは、ウェット路面やワインディングでのグリップ性能はどうなのか?そいつは、まだ試していないので、わかりません(汗)。そもそも自分の場合、コーナーをクリアするたびスキール音が鳴るほどの速度域での走行性能を求めているわけではないので、快走路でのドライビング・プレジャーを安全確実に満喫できれば、それでOKです。
街乗りから高速道路、ワインディングまで、さまざまな場面で気持ちよく運転できます」というRE003。慣らし走行も無事完了したので、近々9月のうちに長距離ドライブに繰り出し、真価を味わってみようと思います。

Posted at 2015/09/07 22:09:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | About GTI | 日記
2015年08月29日 イイね!

神戸、いきあたりばったりモーニング・ドライブ

神戸、いきあたりばったりモーニング・ドライブ先週の比叡山・琵琶湖方面のドライブから神戸に帰ってきた時点で、わがナイトブルーGTIの累計走行距離は、19,950キロ以上に到達。納車後1年と5か月目にして、いよいよ2万キロの大台が目前に迫りました。記念のキリ番を踏むなら、どこか思い出に残るドライブに出かけたいところですが、残すところ50キロに満たない距離数で行ける名所といえば選択肢も限られます。
それなら、近場の神戸界隈をぶらっと一回りしてこようか?というアイディアが浮かびましたが、あいにく週末の関西エリアは曇りから雨の予報です。今週はドライブを自重し、大台達成も来週に持ち越しか?と考えていました。
ところが、早起きした土曜の朝、窓の外を眺めると、青空が少しだけ顔をのぞかせていました。午前中の早い時間帯なら、お天気は何とか持ちこたえてくれそうな雰囲気です。ちょっと走ってみようか?というわけで、目的地も決めずGTIのエンジンを始動。いきあたりばったり、出たとこ勝負のモーニング・ドライブに出発にしました。

神戸に居を移してから約半年間。このブログにドライブ記事を何本かアップしてきましたが、記事中に掲載した写真のなかで、GTIのバックに映っているのは、広域農道やら、名も無き峠やら、道の駅など、いつもカントリーロードばかりです。
たまには気分を変えて、都会的な風景を背景に佇むGTIの姿もいいかも?ということで、港町・神戸らしい絵を求め向かった先は、ベイエリアのメリケンパークです。





まだ交通量や人通りもない朝のメリケンパーク。真っ赤なポートタワー神戸海洋博物館の偉容をバックに、記念写真をパチリと撮影しました。
全長108メートル・神戸ベイアリアのランドマークというべき真っ赤なポートタワーは、間近で見上げると、実際の高さ以上に雄大なスケールを感じさせてくれます。
しかし、われわれ中年オヤジ世代にとって、ポートタワーといえば、やはり「ウルトラ警備隊西へ」を思い出さないわけにはいきません(笑)。侵略者ペダン星人操るロボット・キングジョーとウルトラセブンが、ポートタワーをバックに神戸港で激突するエピソードでした(分かるヤツだけ、分かればいい)。
ガキの頃、テレビでそれを視ていた自分が、大人になってこの街に住むことになろうとは、夢にも思っていませんでしたが・・・・。





臨海部の再開発エリア・ハーバーランドや、レトロな建造物と高級ブランド店が建ち並んでシックな雰囲気を漂わす旧居住地の界隈も、少しだけウロウロしてみました。しかし、、お店もまだオープンしていないこの時間帯、特に用があるわけでもなし。一方通行路が交差する慣れない都会の道で、GTIも少し居心地が悪そうです。
そろそろドライブのモードをチェンジ!いつものように、カントリーロードへと足を向けてみましょうか。




六甲山系の西部・標高470メートルへと一気に駆けあがる再度山ドライブウェイを走ってみることにしました。神戸市街から南北に六甲をめざしていくルートはいくつかあるけれど、この道を走るのは今回が初めてです。
元町から北へ鯉川筋の坂道を登って山手方面へ。元町の繁華街から僅か10分も要することなく、ドライブウェイの入口に到達します。



六甲を登るドライブルートがのっけから急勾配なのはお約束ですが、写真のコーナーを右に曲がると目の前に出現するドライブウェイの進入路は、信じがたいほどの傾斜角度!「ほんとうに、ここを登るのか?」と思わず目を疑ってしまうほどの坂道です。。
そこから先、外国人墓地や森林植物園方面へとくねくね急坂を登っていく九十九折りは、上り・下り2車線が常に確保されてはいるものの非常に狭く、油断できないブラインドコーナーの連続でした。黄色い減速帯が随所に施された路面コンディションも滑らかさとはほど遠く、センターラインを少し踏むだけで細かい突き上げが容赦なく襲ってきます。




慎重にコーナーをクリアして登坂を重ねるうちに、周囲は深山の趣に変わってきました。早朝ヒルクライムの雰囲気を楽しみたいところですが、無骨な表情を終始崩さないドライブウェイのただ中とあっては、ファン・トゥ・ドライブよりも安全確保を優先せざるを得ません。







再度山ドライブウェイは、市立森林植物園のあたりで県道16号線と合流。本来なら、そこから六甲山の尾根を東へと縦走し、芦有ドライブウェイを使って下界に降りたいところでしたが、残念なことに、そこに至るまでのルート・西六甲ドライブウェイが台風の影響でいまだに通行止めです。やむを得ず、鈴蘭台から国道428号線・有馬街道に乗って山を下るルートに進路を切り替えました。
国道428号線は、トラックやマイカーが車列をなして神戸市街へと下っていく何の変哲もない幹線国道ですが、GTIの走行距離はここでキリ番の2万キロに到達しました。メモリアルな記録達成?の瞬間は、実にあっけなく訪れ、あっけなく過ぎ去った次第です。



今回走行してきた再度山ドライブウェイは、お世辞にも爽快な快走路とはいえませんでした。しかし、大都会からほんの僅か行った先に、このような山岳ワインディングを何本も隠しもっているのが、神戸・六甲エリアの凄いところ。こんな街は、日本でも神戸ぐらいかもしれませんね。
たった2時間ほどで自宅に戻ってきた朝のショート・ドライブでしたが、あらためてこの街の懐の深さを思い知ることになりました。
Posted at 2015/08/29 16:58:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域
2015年08月25日 イイね!

蒼・黒GTIデュエット!爽快、湖北・湖西ドライブ(その2)

蒼・黒GTIデュエット!爽快、湖北・湖西ドライブ(その2)お行儀良く縦列駐車しているのは、2台のGTI・MK7
かたやディープブラック、かたやナイトブルーとボディ・カラーは違えど、ともに濃色系ですね。2台とも純正の18インチ・レンコン型ホイールを装着しているので、真横からパッと見た限りでは、その違いがよく分からないのではないか?と思います。
滋賀県は道の駅・マキノ追坂峠で迎えた8月下旬・週末の昼下がり。中年オヤジとナイトブルーGTIは、みんトモのRamba Ralさんが駆る漆黒のGTIとの合流を無事果たすことができました。これから滋賀県湖北・湖西エリアのドライブルートを2台で走り回って、最後は、近隣の日帰り温泉でドライブの汗を流してこようという魂胆です。






Ramba Ralさんとは、愛知県・三ヶ根山の山頂パーキングで5月にミーティングをしたことがありましたが、当時は同じブラックGTIといえど代車での参戦・・・・。したがって、ご自身の愛車に拝謁するのは、今回が初めての体験でした。
基本ノーマル仕様ながらも、四輪のバルブキャップに小さなVWロゴをあしらっていたり、昼間でもLEDデイライトが点灯する意匠を施していたりと、お洒落な装いが仄かに決まっています。「分かる奴だけ、分かればいい」という、あまちゃんの小ネタ風なスタンスがカッコいいですねぇ!完全ノーマルの外観を質実剛健に貫いている、中年オヤジのナイトブリーGTIとは、ある意味、好対照でした。

しかし、Ramba Ralさんに言わせると、わがナイトブルーGTIにも「ひょっとして、車高調を調整していませんか?」と物言いがつきました。ううむ、そう言われてみると、漆黒のGTIよりも、わが濃紺のGTIのほうが、微妙に車高が低く見えてきます。全力で潔白を主張しましたが、いったい原因は何なのでしょうか?
Ramba RalさんのGTIが純正で装着していたタイヤは、コンチネンタル・スポーツコンタクト。一方、わがナイトブルーGTIには、ポーランド製POTENZA S001が装着されています。冬場に、ミシュラン・スタッドレスに換装していた時期もあるので、数回のタイヤ交換を重ねるうちに、いつの間にやら、車高が微妙に下がってしまったのかもしれません。あるいは単純に、今回のドライブにおいて、空気圧が低下気味になっていただけかも??いずれにせよ、この車高調疑惑。全く身に覚えがないんですよ!そろそろ、タイヤを交換したほうがイイのかもしれません。



さあ、そんなお互いのクルマへのインプレッションはひとまず脇において、湖北エリアのドライブウェイへと2台のGTIは進路を向けました。中年オヤジの先導で真っ先に向かった先は、滋賀県道557→513号線を辿っていく湖北沿岸のワインディング・ロード。行く手の右に時折開ける奥琵琶湖の景色を楽しみながら、2台のGTIはマイペースで奥琵琶湖パークウェイをめざしました。勾配が少し上がったところで現れるパークウェイのつづら尾展望台からは、湖北に広がる夏の絶景を存分に楽しむことができました。ああ来て良かった!と心の底から快哉を叫んた次第です。







お次は、湖北エリアのハイライトというべき、マキノ高原名物・メタセコイア並木へ。
中国原産・スギ科の落葉高木が、どこまでも真っ直ぐに続く直線道路の両側に連なる風景は、まさしく日本離れした雄大なスケールです。もしも、メタセコイアが無ければ、田舎の直線道路に過ぎないのかもしれませんが、この景色を眼前にすれば、誰もが感じるところがあるだろ!と確信させるほどの力強い風景でした。メタセコイアの巨木のもと、佇むGTIが2台。気分は、夏の終わりのハーモニーです。







漆黒と濃紺。2台のGTIは、そこから滋賀県西部を一路南下。滋賀から京都への内陸部を南北に貫く国道367号線・通称「鯖街道」を辿りつつ、朽木谷から安曇川の風景を愛で、ドライブの締めくくりとなる温泉をめざし、洛北エリアに向け、夏の終わりのドライブを楽しみました。





たどりついたのは、京都・洛北の秘湯?くらま温泉です。夕刻迫る頃合い。深山の趣もすっかり深くなった辺りは幽玄のムードで、いやが上にも期待が高まりましたが、さあ、名物の露天風呂へといざ突入してみると、湯船には外国人のビジターがいっぱい!じぇじぇじぇっ!





英語でも、中国語でもない、彼らの言葉がいったいどこのお国のものなのか?さっぱりわかりませんでした。しかし、京都の街中からの外国人観光客の誘致に熱心な経営者の商魂がしっかりと実を結んでいる事実だけは、ひしひしと体感できた次第です。
わずか数年前。誰も知らない洛北の秘湯でロハスな気分を満喫することができた露天風呂の風情が、もうすっかりと消えて無くなってしまったのが残念でしたが、それを言っても今さら仕方がないということでしょう。

同じGTIを駆るみんトモ・Ramba Ralさんとのデュエット・ドライブを楽しめた8月下旬の週末。事前に企てたドライブ計画が功を奏したことも、直前でプラン変更したことの功罪もありましたが、ソロであろうとデュエットであろうと、行きあたりばったり流を貫く神戸在住・中年オヤジのドライブ・コンセプトは変わりません。今後とも、ご愛顧のほどを。
Posted at 2015/08/25 23:18:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | drive & touring | 旅行/地域

プロフィール

「@Alan Smithee さん! ええっ、それホントですか?!」
何シテル?   01/11 18:28
フォルクスワーゲン・ゴルフⅦ GTIに乗っています。色は、希少(不人気?)なナイトブルー。納車後1年を2ヶ月前にして、早くも走行距離1万5000キロオーバーです...
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ゴルフⅥハイラインに乗っていました。 写真は、米国某所で運転したⅥジェッタ(レンタカー)。

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