昨日、栃木県のGKN ドライブライン ジャパン プルービンググラウンドで行われたレクサスNX・スペシャル試乗イベントに家族四人で参加して来ました。
テストコースを車で走る機会は少ないので貴重な体験です。
8:30 自宅のある足立区を出発
早速寄り道、13日からハイドラチャレンジが初まったのてとりあえず近所の日光街道CPを取りに向かう。
8:49 100選(草加)日光街道
これ、もらえました。
外環草加より高速に乗り、多少渋滞があったが予定通り進行し栃木へ。
11:00 到着
ここはメーカーなどが車のテストをする場所で普段は一般人が入れません。
しっかり看板も準備してあり、ちゃんとしたイベントだと解ります。
応募したところ見事に当選したのでラッキーだなと思いましたが実は外車ユーザーで応募した方が優先で当選したみたい。
来所した35〜40台の参加者の9割ぐらいが外車ユーザー。
日本車で来た方ももしかしたら外車ユーザーでセカンドカーで来たかも。
プレミアム車ユーザーが多いのでNXが余程凄い完成度じゃないと好評を得られないのでは?と心配になりました。
テストしたコースはこんな感じ
11:45 ランチ
参加者に無料で配布してもらいました。
さすがレクサス、超豪華な弁当を家族4人分準備していただきました。
たぶん2500円〜3000円ぐらいの弁当。
美味しかったです。
13:30 NXを試乗開始
まずは高速周回路です。
ハイブリッドのNXを使用しスラロームとバンクを使った走行。
なかなか走れないバンクで縦Gを感じながら走行(100キロぐらいですが)
指定は90キロでしたが速度オーバーしちゃいました。
ハイブリッドのNXのパワーと挙動はだいたい想像通り。
無線で剛性感の高さとエンジンのパワフルさを体感してと言ってましたが、普段から剛性の高い車に乗っている今回参加のプレミアムカーユーザーの強者共はピンと来ないようでした。
セダンとSUVを比較する事自体がナンセンスかもしれないが私も正直自分の車の方が加速性能も剛性感も高いので何も驚きません。
燃費が〜と言われそうですが、私はプリウスも持っているので燃費を求めるならプリウスに乗ります。
せっかく貴重な体験なので初心者マークの嫁さんにもバンク走行とスラロームを体験させました。
嫁さんスラローム怖いっす!
一個のパイロンに対しハンドルを2度切り。
どのぐらい振り回せばわからないので適当にハンドルを回してから小回りだった!大回りだったと切り直しをする。
2周したがちょっとした恐怖体験でした。
ちなみに低μ路も体感したのだが、これは横滑り防止装置が効いて無いのでは?と思うほど滑る。
リアが流れるとある程度横滑りが抑えられる気がするが、FFは素直に外に膨らむ。
以前、富士スピードウェイのテストコースで低μ路での横滑り防止装置のテストをマークXでやったが、明らかに今回のレクサスの方が横滑りしています。
もしかしたらNXの設定が何かおかしかったのかもしれません。
次にハンドリング路と登坂路。
ここではターボ車を使います。
登坂路は片側スリッピー、片側グリップの左右非対称なμ路面で行ったが、四駆もFFもまっすぐ進み電子デバイスの効果を体感しました。
やはり四駆がグリップ感が高い。
わざとガバっとアクセルを踏んでもスリップは少なめに登ります。
FFはよく空転してましたが何とか登りました。
下り坂ではABSのテスト。
グリップが左右タイヤで違う路面ですがバッチリまっすぐ止まります。
レクサス様には大変失礼だが
壊れても良いぐらいの気持ちで遠慮無く全開アタックさせていただきました。
ある程度の限界領域じゃないと車の挙動や性能を語れる程の解析能力は私にありません。
自分の限界に近い状態でどう挙動があるか、そこからどのぐらいトラクションが掛かるのぐらいしか判断出来ません。
家族4人を載せて全開!フルブレーキングからのコーナーリング!
タイヤが鳴らない程度で•••と説明の時に言われましたが、逆に鳴らないコーナーはありませんでした。
SUVタイヤなのでよく鳴りますね。
感想としてはSUVとしてはなかなか攻められます。
足回りも硬くすると手応えが良く素直に曲がります。
グレードによって挙動が違い面白いのだが、ダントツにNX200t Fスポーツが楽しかった。
キビキビ走りコーナーからの立ち上がりも十分加速する。
ただ、SUVに何を求めるか?これを考えると微妙な気がする。
確かにキビキビ走るが、私の10年前に発売された私のBMWと比べ速い訳では無い。
ある程度荷物が積めて、ある程度攻めれて、ある程度高級で、ある程度快適。
究極の日本車的な発想で作られた車なのだ。
おもてなしの心は十分。
ただ、今迄の日本車と違う次元で改めて作られたブランドのレクサス。
同じ道を歩んでいるのはちょっと違和感。
日本車的な発想で突き詰めるならトヨタブランドでも良さそうな感じがする。
色々な項目に点数を点けて総合点をみたらレクサスNXは高得点だと思います。
今回招待された外車ユーザーが自分の車に同じ項目で点数をつけたら多分誰も総合点でレクサスNXに勝てないと思う。
ただ、どの外車もレクサスNXより勝る項目がありそう。
バワーだったり、ラグジュアリー感だったり、広さだったり。
今回外車ユーザーを集めてテストをしたが、外車ユーザーってどこか削ってでも何かに特化した物のが好きなんだと思う。
ある意味ひねくれ者達だ。
そこに総合性能をまとめた車を提供し、ひねくれた考えを修正させようと言う思惑なのだろうが、どう他の外車ユーザーは感じたのだろうか。
私の意見を言わせてもらえば重さと癖が欲しい。
今の車が向かう方向と逆な事で全く正しく無いのだが、高級は重いと言うのがどこかにある。
時計もペンも高級品は重い。
レクサスは軽快過ぎて高級だが高級に感じないのだ。
ベンツのゲレンデみたいに重くなくても良いと思うが、もう少し実用性を削って重さを出せば高級に思えるかも(ひねくれてますね)
初めて走らせる私が躊躇無く全開に出来るのは癖が無いからです。
高級車ならオーナー以外は運転できねーよみたいな癖が欲しいかな(更にひねくれてます)
免許取り立ての嫁さんが普通に運転出来た段階で一般車的な気がします。
16:00 豪華モータージャーナリストによるトークショー
ちょっとメーカー寄りのトーク内容っぽかったが、だいたい同意出来る内容だったので良かった。
今回は憧れの清水和夫氏とも話す事が出来、非常に貴重な経験が出来ました。
17:00 解散 お疲れ様でした。
帰りに家族四人にお土産をいただきました。
高級フワフワレクサスタオル
高級レクサスボールペン(替え芯付き)
カタログ
レクサス凄いですね。
おもてなしの心を持つ日本企業の鏡!
空は雨雲がきてます、出発してすぐに土砂降り&ヒョウ。
車のボディをヒョウで傷つけたくないので待避所を探す。
何の工場だかわからないが、ボロボロの工場があったので不法侵入(笑)
ガレージの下で雨宿りさせていただきました。
5分ぐらいでヒョウは収まったので出発。
工場の関係者が文句言いに来なくて良かった。
せっかく栃木まで来たので栃木のCP巡りをする事にします。
18:03 栃木県庁
18:16 宇都宮タワー
18:30 宇都宮動物園
19:04 日光街道(日本の道100選 日光市)
日本の道100選は日光街道が二つ入ってます。
19:12 神橋
19:24 東照宮
19:40 いろは坂入口
19:45 いろは坂(日本の道100選)
19:58 中禅寺湖 ☆霧がスゴイ
20:11 いろは坂 (ダウンヒル始点)
20:19 いろは坂(ダウンヒル終点)
テストでワインディングの全開アタックをした後なのでクネクネ道はお腹いっぱい。
埼玉の狭い峠を散々走ったのでいろは坂が攻めやすく思え不思議でした。
20:25 帰りますと思ったけど峠発見。
家族会議の結果3:1で峠に向かう事になりました。
20:51 中岩ダム
20:55 鬼怒川有料道路
21:00 龍王から有料道路 に入る。
ここで料金所のおじさんが神対応(笑)
あと30秒で21時になり、無料になるから下がってと••••
バックして料金所の手間で30秒ぐらい待機してると料金所の電気が消え無料で通過できました。
21:02 日塩もみじライン
21:03 もみじライン(終点)
21:19 もみじライン(始点)
途中で鹿とタヌキに遭遇。
最近、野生動物によく会います。
22:09 塩那スカイライン
ダウンヒルの終点は取れたが柵があり通行不可
通行時間の制限を過ぎているので仕方ないです。
22:32〜44 八方ヶ原(折返し)
ここでは電波が、入らず苦戦。
10分ぐらいCPの周りをウロウロして取ることが出来ました。
22:50 走り屋により一旦停止。
若いお姉さんが「止まってくださーい」と言って赤棒を振っている。
上からスキール音聞こえ軽がドリフトしながらおりてきました(笑)
登ってる途中に何台かの走り屋さんが待機。
リアルイニシャルDの世界ですね。
その後電波入らず ダウンヒル終点のCP は取れず。。
22:33 やいた(道の駅)
23:40 矢板から今度こそ帰ります
02:30 自宅到着
家の中で留守番をしていた愛犬がいじけてだっふんだをしており大騒ぎで掃除開始!
結局、寝るのは朝の4時を過ぎてました。
新しく創設された日本の道100選の取得状況はこんな感じ。
関東峠プロジェクトはこれ
まだまだ先は長いですね。