ぞぅのブログ一覧

以前に記事にしました通り、旅の〆の食事を高速ＳＡで摂ることが多いのですが、中央道はどこもイマイチで困っていました。

東北道でしたら、羽生で五鉄の軍鶏鍋と洒落込むこともできるのに…こうなれば、モスで妥協するしかないか？という私に福音が。

なんでも境川ＰＡの軽食コーナーが「境川食堂」を名乗り、プロドライバーの間でちょっとした話題になっているとかいないとか。

と言うわけで、さっそく行ってきました。

ウキウキしながらＰＡに滑り込みましたが、最近のシャレオツな施設と比べるとあまりにフツー。規模も一般的で、かろうじて建物に「境川食堂」の文字が見えるだけです。




とはいえ、もう車も停めてしまいましたし、お腹も減っています。
まあ最悪の場合は、ザ・無難の王者である山菜そばアニキの出番が来るだけです。




ひとまず暖簾は雰囲気出てるし、客層も定食屋のそれっぽいなと気を取り直し
食券売り場へ行くと、ちょっと様子が違います。




なんと、まさかの焼き魚定食推し！

前世はマグロだったのではないかと言うくらい魚スキーな私です。
三秒後には食券を持ってカウンターに。

混雑しているうえに、注文を受けてから炭火で焼いていることもあり、ＰＡにしては結構待ちます。

そしてついに現れたのがこれ。



でかいよ、鯵がでかいよ！母ちゃん！

小鉢がチョット寂しいものの、香ばしく、しっとりと焼きあがった魚に具沢山な味噌汁もついてきて、たしかなまんぞく。

これは流行る。そう確信しました。

旅行の締めはショッピング！

と言っても、服やら靴やら鞄やらではありません。
（アウトレットめぐりも好きですが）
せっかくの信州なので、地の美味しいものを求めて原村の蓼科自由農園へ。

ここで買い物をすることが旅行の目的の一つ、と言っても良いくらいのお気に入りです。



しかし、今は冬の最中。
夏〜秋と比べるとあまりに淋しいラインナップです。
北海道産とか埼玉県産の野菜は、美味しいのですが東京でも売っています…

しかたなく、いつも元気な山万のお母さんから味噌を買い、その他細々としたものと合わせ、箱に詰めて帰りました。

旅行初日に、玉川温泉でぬる湯を堪能した私。
そうなると次は熱い湯に浸かりたくなるものです。

前回の信州旅行では下諏訪で茹であがってきましたので、今回は蓼科温泉に初挑戦することに。
思ったよりも（というかほとんど）幹線道路には雪がなく、難なく到着。

ちょっとポップな暖簾をくぐり、券売機でチケットを買い番台のオバちゃんに渡すと、熱いからしっかり掛け湯しなさいよとの神アドバイスを頂戴します。



成分表を見ると加水のみ、ということで大いに期待。
出てくる先客の様子からも熱湯コマーシャル状態は間違い無さそう。

ご一緒した紳士の話では、今日は加水が少なく特に熱いとのこと。
竜ちゃんだったらどうするのだろうか、などと思索に耽っているうちにのぼせてしまいトリオン切れに。



あえなくベイルアウトして、周辺を散策しつつ妻を待ちます。
それにしてもこの暖簾は…

しばらくすると妻が出てきたので話を聞くと、女湯は水栓が開けっ放しで相当にぬるかったとのこと。
全身ずぶ濡れのまま脱衣場へ出てくる人も多いらしく、意外と男性のほうが入浴マナーは良いかもしれないと思いました。



※ワールドトリガー最近好きなんです…

水面に映る木々の美しさで有名な御射鹿池（みしゃかいけ）へ、あえてこの季節に行ってきました。

このところ雪が少なく、白銀の世界とまではいきませんでしたが、人の気配もない清々しい景色が広がっていました。



８割方氷結した池の上に積雪しているので、一歩踏み外すと大惨事になりかねません。立入禁止になっていましたが、当然だと思います。



風もなく穏やかに晴れていたので、特に寒くもなく景色を楽しみました。



陽射しが強く、ラティチュードの狭い水中用コンデジではちょっと厳しいですね。

日が暮れると急に冷えますので、そそくさと宿に戻りました。

玉川温泉といえば秋田県が有名ですが、同名の温泉が山梨県にあり、しかもなかなかに特徴あるお湯とのこと。
スノースポーツをやらないのに、冬も温泉に行きたいというだけで毎秋にスタッドレスタイヤ交換に汗を流す私には放っておけません。

ナビを頼りに畑の中を進んで行くと、「玉川温泉」の看板を発見。
駐車場には先客の車は一台しかいません。



しかも、なんとエスクードのお仲間ではありませんか！
幸先良いスタートに、ウキウキしながら受付のオバちゃんに料金（５００円）を払い脱衣場へ。



この飾らない感じがたまりません。

ここの特徴を一言で表すと、とにかく豪快な掛け流しです。

少しぬるめのお湯が湯口からドドドッと音を立てて浴槽に投入され、それが掛け流れて洗い場を覆い尽くし、そのまま側溝から流れ去ってています。湯量が半端じゃないので、洗い場は洪水状態です。

感覚的には、浴槽のお湯は五分もあれば全部入れ替わっているような、そんな勢いです。

少しぬめりがあり、浸かっていると全身に細かい気泡がつく系統のお湯で、もちろん源泉掛け流し循環も薬剤添加もありません。





こんなに良いところなのに、お客さんが少なくて驚きました。
まあ、土曜の朝から立ち寄り湯にいくような物好きは少数派なんでしょうかね…