2016年12月19日
なんと珍しく映画のお話です。
今年は邦画の当たり年と言われていますが、年の瀬も迫ったこの時期にとんでもない傑作が公開されました。
あまりの衝撃に、心が落ち着くまでブログネタにすることもできませんでしたが、ようやく興奮から冷めてきたので紹介します。
極力ネタバレなしで見て欲しいというのもありますが、これほど言葉で説明することが難しく、そしてこれほど語り合いたくなる映画は珍しいと思います。
昭和初期から終戦直後を舞台に、ひとりの女性の人生をなぞる…というとありきたりなNHKの朝ドラを想像してしまいますが、たぶんその先入観は全て打ち砕かれます。
- CGを使わないアニメですが、物凄いリアリティです。(新海作品とは別の意味で)
- 戦時中の話ですが、笑えるポイントいっぱいです。
- 泣かせにくる話ではありませんが、涙せずにはいらせません。
- まったく説教くさくありませんが、いろいろ考えさせられます。
- 出てくる人に嫌な人、意地悪な人はいません。
ただひたすらにテンポよく、多くの笑いとともにストーリーは進んでいきます。
それゆえに、その後の歴史を知る観客の心は穏やかではないのですが…。
しかし、見終わったあとの観客の心には小さく暖かい灯が点いているはずです。
今年一年大変な目に遭った人、何も起きず刺激がなかった人、どんな方にも締めくくりの一本としてお薦めできます。
今のところ、リアルでは8人に勧めて7人は絶賛。ひとりは普通に面白いという感じです。つまらなかったら2,000円あげる、という勝手キャンペーンを張ったりもしてましたが(^^;;
ちなみに「君の名は。」も見てますし、今年を代表する傑作だと思います。
とはいえ、すでに各方面で絶賛されていますし驚異的な興行成績なので、今さら私が申し上げることは無いかなと。
Posted at 2016/12/19 23:04:52 | |
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2016年12月09日
ような日々でした。主に仕事面で…
ある夏の暑い日、数少ない部下の若者が神妙な面持ちで相談があると。
只ならぬ気配を察知したので、応接で腰を据えて話を聞くことに。
内容はまさかの転職。
人間関係には気を配ってきたつもりですが
至らぬところだらけのヘッポコ管理職な私です。
幸いにも、現職に嫌気がさしたことが理由ではなく
とある会社からオファーがあり、本人が学生時代に専攻していた
珍しい研究と一致するということでした。
正直、戦力的には大ダメージですし
会社的には全力で慰留すべきケースではあります。
しかし、次の職場も決まってること、覚悟を決めて相談していることを考えれば、快く送り出してあげたいものです。
ということで、それから数ヶ月たった初冬のある日に彼は新天地へ旅立ちました。
そんな大イベントがあっても
いつものように仮決算はきますし、大小のトラブルは爆発します。
休暇をキャンセルせずに済んだのが不幸中の幸いでした。
タイトル写真は「ちはやふる」で有名な(?)近江神宮です。
意外にも皇紀2600年創建の新しい社ですが、風格溢れる佇まいです。
気づけばもう冬。
今季はどうも寒さが厳しいようで、タイヤ交換が急がれます。
Posted at 2016/12/09 08:12:32 | |
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