
写真はさらに日産男さん妻の手作りケーキです。このチョコレートケーキにこれまた手作りのクリームをぬって食べるのが美味なんですね。
さて、
前回エントリの燃費走行について、もう少し書きたいと思います。キャプテンフックさんとはちょっと見解が違うかもしれませんが、向いている方向性は一緒なのでいいでしょう。「2+3」も「1+4」もどちらも「5」になるのと一緒です。
さて、如何にミスター燃費走行のキャプテンフックさんでも、エルグランドで同じ燃費を出せといわれたらムリでしょう。逆に言えば、私は愛車のハーレーでキャプテンフックさん以上の燃費を簡単に達成することができます。それはなぜでしょうか?
答えは簡単で、重さの違いです。これまた小中学校の理科でも習う法則で力学的にはエネルギーと重さは切っても切れない関係があります。エネルギー保存の法則は(アインシュタインの相対性理論のような特殊な環境下は例外として)、少なくとも通常環境では違背可能性のない物理法則です。
<蛇足>
ちなみに私はこの法則は物質=エネルギーのレイヤを超えて、社会的なレイヤでも適用できる規則性だと思っています。つまり
「得るものがあれば失うものがある」
という人生における規則性です。もちろん違背可能性のない「法則」とは違うのであえて「規則性」と呼びますが、これはエネルギー保存の法則に基礎付けられていると考えるのは、けっして行き過ぎではないと個人的には思っています。
</蛇足>
閑話休題、話を戻します。
脅威の燃費を実現する方法ですが、皆が皆、10モード燃費という(今となっては意味のない指標)を超えるような燃費を一意に実現する方法もこれまたないのです。
なぜなら、その方々のカーライフ環境が皆それぞれ違うからです。
前回も例に出しましたが、車だけ見れば日産男さんの4駆HSと私の2駆HSでは私に分があるはずです。
しかも彼は山の上に住んでおり、私は下界なので山を登る分の力はどうしてもかかってしまうことに関しても明らかに私にアドバンテージがある。(厳密には外れますが
位置エネルギーや
質量保存の法則と考え方は同じです)
にも関わらず彼のほうがアベレージで1~2キロも燃費がいいのを説明するには、それぞれのカーライフという環境が欠かせないのです。
私は生活の上でどうしても近距離のピストン輸送という車にとっては一番エンジンに負担を強いる走行になってしまうカーライフなのです。一方彼は車にとっては理想的な距離でコンスタントに走れるのです。
さらに言えば今回の主題でもある「重さ」も関係します。車重ではなく乗っている人や荷物の重さです。彼はおそらく日常の8割以上を一人で運転していると思います。ですが、我が家はデフォルト4人でたまにジジババも乗せるので荷物まで含めると3列目まで使うこともしばしばです。
こういった皆それぞれ違うカーライフで如何に燃費をよくするかは、実は私はひとつ方法があると思っているのです。それはテクニカルな部分ではなく、
近距離の買い物には車ではなくチャリを!!
そして不用意なアイドリングを避ける意味でもスーパーの駐車場待ちやオフ会などでも、ぜひ
アイドリングストップ
してください。たとえニュートラルでもエンジンが掛かっている限りはガソリンは消費するのです。さすがに都バスのように交差点ごとにストップとまではけっして言いませんが。(というか
CNG自動車とはエンジンの構造が違うので通常のガソリン車では別の負荷が掛かってしまう)
さて最後に、キャプテンフックさんの脅威の燃費にはとても適いませんが、私のようなド素人でも高燃費を達成できる実例をリンクします。
GWに出した
このエントリーをよく読んでみてください。
このときは私の最高記録である11.22km/ℓを出しましたが、凄いのは燃費の数値そのものではなくむしろ環境のほうなのです。6名乗車で荷物もかなりあり、しかも高速半分街乗り半分でした。
でも道路コンディションによってもこれだけの数値が出せるのです。
チューニングは費用対効果を考え、まずは誰でもできるエコドライブを。そして近距離はチャリで移動しましょう。数字にとらわれず皆様に合ったカーライフで、エコな燃費を達成すれば、それでいいのではないでしょうか?
この記事は、
セレナで燃費15km/ℓの衝撃Σ(゜ロ゜〃) について書いています。
この記事は、
運転の仕方は、 について書いています。
Posted at 2007/09/13 05:34:18 | |
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