2008年07月02日
ガソリンエンジンに変わるモノ
こうも、凄まじい燃料高騰の中
各社、ガソリンエンジン車からの脱却を図っておるようです
ただ、どの仕様にも一長一短があり、中々、ポスト・ガソリンエンジン車ってのは、出て来ませんです・・・
水素エンジン車
マツダがローターリーで試作を完成させましたが、私は水素エンジンそのものに疑問を持っており、実用化は難しいのではと考えております。
まずに、水素は、素直に酸素だけと反応すれば良いのですが、チッ素とも反応してしまいNOx(窒素酸化物)も生じてしまうのです。
これは、あんまり環境に優しくない・・・
あと、水素は金属とも反応をしてしまい金属を脆くしてしまう性質がある。
あと、水素そのものの質量が低いため、超高圧のタンクが必要となり、その貯蔵方法もハードルが高いとか。
むしろ水をその場で電気分解し、水素と酸素を反応し・・・燃料電池として、その電気で水を・・・・
しまった、ウォーターエネルギーといっしょじゃん・・・orz
電気自動車
ここらは、わがアイwも含め各社研究開発中となっておりますが
これにも致命的な弱点があります。
燃焼機関の廃熱が利用できないのでヒーターとかの使用により走行距離が大きく左右されるのです。
(ヘッドライトに次いで消費電力の大きいのがリアヒーターなのです)
で、容量の大きい電池が必要なのですが、この問題は初代フォードが奥さんに作った電気自動車からの課題なのです。
これからは、リチウム電池が主流と思われるのですが、実用距離とか考えると少し容量がたりないかもです。
(ガソリン車は大体、タンク満タンで500km走る計算とか)
ろ過膜とかで、燃料から水素のみを抽出する環境にちと優しく無い燃料電池車とか。
中には、フライホイール(筒の中でコマが高速回転する)で回転力を電気に変換する装置とかあり、これも超高速回転するモノが出来上がっているのですが、もし、事故等でこれらが弾けた場合に
市街でクラスター爆弾を炸裂するような大惨事となりかねない危険性があるのです^^;
車両電池として他には、導体と絶縁体の間に電気をためるキャパシタとかいうモノがありスペックでは、時速100kmで500kmは走るだけの容量があるとかで今後を期待したいです。
その他では冗談みたいな話ですが、過去にプルトニュウムを使った原子力自動車ってのも1950年代には、研究されておりました。
そいえば、子供の頃、未来の図でこの車両で週末には大陸横断ハイウェイでゴーなんていう絵空事がありましたですw
あと、期待をしたいのが思春期を迎えた男子高校生で、ほとばしる若い力と持久力はもっとも注目を集めております。
最近、アメリカの高エネルギー研究所で工業系の男子校に少数の女子を投入したところ継続反応を起こしえる臨界点を突破したのと発表がありましたが、まだ、安全性、制御、周辺にスッパイ臭いが立ち込める等の問題とか、まだまだ実用性には課題が多いです。
まぁ、ガソリン高騰は痛いですが世論が環境に目を向け始めたのは良い傾向だとは思っております^^
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Posted at
2008/07/02 20:58:59
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