神楽坂のブログ一覧

ぶった切った上部を補強して切断前の強度を復活させます。
開口部にフタ、平面にリブを立てるなどします。
プラスチック溶接は前職で慣れているので助かった。






取り付けネジ穴は純正を生かすように残したのですが・・・


なんと、枠と干渉してドライバーが入りません。
ここは斜めにネジをつけるところなので、穴位置だけ確認していて
取り付け時のTOOLのことをすっかり忘れていました。

加工はプラのダッシュのネジ位置を変えたほうが簡単なのですが
純正と固定方法を変えた場合指摘されて面倒ごとになる可能性があります。
よって、大変面倒で気が進みませんが、窓枠の一部を切り欠くことにします。

続く

イメージ用のワイヤーは端部のみの固定で、
Rは自然のテンションで円弧になっているだけ。
当然かたどり時にはずすと元の直線に戻ろうとしてRが崩れてしまいます。
なのでトラス状にワイヤーを入れてR形状を固定しました。

型紙を現時点で取ればこのようなことは必要ないのですが
先にテールパネル作成の為はずす必要があって
遠回りをしないといけないのです。

大変なことになりました。
ダッシュボードは木製で新作する気でいたのですが・・・
衝突安全の基準があって、頭部に見立てた模型を時速うんkmでぶつけたときに
うんｍ/秒以上の速度でつぶれないことうんたらかんたら
などという、
そんなもん個人で計測できないよ！
な壁が。
窓枠をごっそり他車種に入れ替えてるのでヴィヴィオ純正がつくわけも無く
これでこのプロジェクトも頓挫。になるのが普通の人のはずですが

付けて付けれないことは無いだろう。とりあえず干渉するところ切るべ！！

と、いつもの無茶振りを炸裂。



どや、何とかなりそうだぞ。

基準には規定位置から円弧を描いて頭部がぶつかる位置、
つまり計測位置が純正流用になるので、測定書類等はクリア。
あとは取り付け方法も純正に準じていれば問題ないと言い切れる。
と、解決の糸口がつかめたところで外は真っ暗になっていた。
まる一日掛かったわ。

以前かたどりした、フロントウインドウ枠の下側を箱にするプレートを作ります。

1.2mmボンデ鋼板を使用。

再び汎用曲げ治具が活躍。
バイスグリップではさんでガンガン叩いて曲げていきます。

完成・・・の一歩手前。


このままでは一枚板でふにゃふにゃなのでプレスかけて
凹凸をつけるのですが・・・

プレス用のダイスが割れた！
さすがメイドイン●ャイナ。

あまりのショックに画像なし。しょぼーん

面倒なので後回しにしていましたが、
左ピラー下のもうひとつの『アリエナイ大穴』を塞ぐのと、
パッキン取り付けのリブを再生します。

このように大穴が開いています。
これがAピラーの基部なのですから㌧でも状態ですねｗ
左から来るリブもつながないといけません。


例のごとく廃フェンダーから切り出して部材を作ります。
一枚板を曲げて作っています。
曲げる順番を間違えると、後工程が曲げられなくなるので大変。
たくさん開いている穴は、スポット溶接するための先導穴。


曲面構成なので切目を入れてなじむように曲げます。
この時点では最後まで曲げきらないで、癖をつけた程度にします。


要所を溶接しながらのりしろを完全にまげて行きます。


スポット穴が多すぎたのか見苦しいですが
見えなくなるのでOK。


上向き溶接は難しいですね。
溶接時間が長いと固まる前に垂れてきますし、
短いと溶け込みが浅いですから・・・。要練習です。


盛りすぎた溶接後を少し削ってさび止めをしておきます。


外側はこんな感じになりました。


これで左右ドア周りのリブの補修は終わりです。
右側に比べて進歩はしていますが、
まだまだ頭に思い描いたように整形できないのが歯がゆいです。
(右側もう一回直したいけど、毎回進歩するからきりがなさそう)

この作業に5時間もかかってます。（構想含む）
2時間くらいの内容だと思ったのになぁ。