神楽坂のブログ一覧

唐突にもう少し完成のイメージがほしくなったので、
張りぼて作戦を決行。

ワイヤー(小骨)を少し増やして新聞紙をぺたぺた張り込みます。



タイヤ周りをもう少し張り込んで見ます。


フェンダーはなだらかなＲに。


意外とグラマラスな感じ？


ここまできたら、リヤ全部張ってしまえと・・・・。

なんとなくイメージできる形にはなりましたね。
フェンダーのBピラー付け根から後端に広がる上面の三角の平面が
お気に入りです。(側面の三角窓部分じゃないですよ)

屋根からのエッジが角ばってますがこれは骨をケチったせいで、
実際にはドア上のＲが続くようにします。
お尻がちょっと丸すぎるかなぁ。

側面から。　

やはり予想どうり、リヤハッチが屋根から続くラインになってないので
Ｂピラー上で急に折れてしまいます。デザイン修正が必要です。

どうにか叩き込んで中に収めますが、
やはり溶接熱で若干の狂いがあるようで隙間が開くので
矯正しながら固定します。

普通は、バイスやシャコマンなどではさむのでしょうが、
そんな２００mmも口の開く大型はもってません・・・。
ホームセンターに買う気満々でいったのですが
予想外に高い！１０００円では買えないのね(バカ)。

ということで逆転の発想で
『挟めないなら押してやんよ！』です。
適当な長さの残材木を楔として、
叩き込むことでテンションをかけて壁（ボディ）に押し付けてやります。
写真でわかりますでしょうか？

長さが合わないときは短いのを下駄にして斜めから叩き込んでテンションかけます。
（左右の矢印の木）

うまくかかるとこんな感じで隙間がなくなります。


このままではタダ強引に入れただけになるので
溶接後に、酸素バーナーで矯正方向と逆に火であぶって
入熱することでボデイになじませます。

前日の作りきれなかったガセットを叩いて・・・

いきなり完成。
ノリノリで作業してたので途中写真無し。


ノーマルのヴィヴィオにもはまります（どうでもいいことですね)


これをまた車内に戻すのですが、
ぴったりな寸法ですから当たり前なのですけど、知恵の輪なんですよね。

フレームはそのままでは弱いので、
接合部分をガセットを作り補強します。

まずはいつもどうり、ダンボールで型紙を取り、
廃ボディから切り出した板を切って叩いていきます。


バイスグリップでとめて角を叩くと簡単にフレームに添った形に出来ます。
(板金用の打刃でもあればこんなのいらないかもしれません)


L字は定盤の角で叩けばいいのですが
コ字の間隔のせまい２回曲げは干渉して出来ませんので、
フレームの同材料で治具をでっち上げました。

これで調整も無く幅が１９mmで曲げられます。

意外に頑丈に出来たようでこの後ほかの曲げ作業にも活躍します。
金床が無かったので代用にもなります。

穴にテーパーをつけて補強して完成です。


ここまで作って日が暮れてしまいました・・・。

左右ピラー下の大穴が埋まったので、雨漏り対策に
コーキングをします。
このウインドウ枠の下は箱にする予定なので
フタをする前に済ませる必要があります。

3Mの１液シリコン。冬場は２日ほど硬化にかかるようです。


純正もこのあたりのパネルには塗ってあるので同じように塗ります。


上側は手が入るところのみ施工なのでやや不安です。