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あさの支店長のブログ一覧

2014年10月26日 イイね!

東の横綱・大日産を偲ぶ

東の横綱・大日産を偲ぶ つい先月セドリックがついに生産中止になりました。もちろん一般向けではなく、タクシー用のY31セダンなんですが。
日産の高級車部門はセドリック/グロリアの後継である、フーガが担っているのですが、かつてクラウンとの激しい販売競争を繰り広げたセドリックがタクシー用とはいえなくなってしまうのは寂しい限りです。

車種数もグッと減りました。今や各クラスに1車種ずつ、選択肢が減ったというか今までは多すぎたのか‥

かつては各都道府県に5系列のディーラー体制+1(日産ディーゼル)でしたからね! 各系列ごとに専用車種があったんですよね。
では、その各ディーラーを見てみましょう!
※ネットで画像を拾いました。関係者の方御容赦下さい。



まずは日産ディーラーの本流「日産店」。日産の車種がまだダットサンのみだった頃から存在するディーラーで、戦前から創業するモノもあり。主力車種はダットサンの流れを汲むブルーバード。必ずと言っていいほど各都道府県に存在。地場資本のディーラーも多く、日産のディーラーが一本化されつつある現在はこの日産店を存続会社としているケースが目立ちます。



こちらは「モーター店」。セドリック、ローレル等高級車を中心に扱うディーラー。日産店に次ぐ第2チャンネルとして誕生。日産店から枝分かれしたモノが多く、昨今のディーラー統合で先祖帰り(笑) 日産店と合併したケースが多数。日産の強い東北地方では、未だに存続しているケースあり。
※写真では「パルサー」が書かれていますが、モーター系の小型車はローレルスピリットです。



大衆車「サニー」投入と同時に新設された「サニー店」。文字通りサニーを中心にファミリー向けの車種展開で、若いユーザー向けにシルビアも販売。サニー、シルビアと完全にカローラ店対策。当初は新規参入も多かったが、多くが直営化→プリンス店との合併の運命に。



我らがスカイラインを販売する「プリンス店」。元々は合併前のプリンス自工の販売店で、合併後に日産プリンスとなったディーラー。スカイライン、グロリア等、旧プリンス系の車種を中心に販売。スポーツ&高級が売りで80年代半ばまでは独自のプロモーションを展開する等独自色がやや強い。80年代後半に「チェリー店」、最近では「サニー店」を吸収。日産店とこのプリンス店が存続している都道府県多し。



5番目のディーラーが「チェリー店」。一番最後発も最初に消滅したディーラー(--;) こちらも元々は愛知機械工業のオート3輪やコニー等の軽自動車を販売していたモノ。愛知機械が日産傘下→自社開発中止で、新車種「チェリー」を売るディーラーへ生まれ変わる。販売車種はチェリーからパルサーに替わるも経営基盤が弱い販社が多く、前述の通り80年代後半にプリンス店へ吸収される。岩手県に唯一のディーラーあり(街の個人営業でチェリー店を名乗るモノもありますが、ここではディーラーとして扱いません。)



「日産ディーゼル店」。一応、日産系列ということで載せときました。ご存知の通り、大型トラックとバスを中心に販売。日産ディーゼルがボルボ傘下になり、社名も「UDトラックス」に。

日産がルノー資本を受け入れて、いわゆる「ゴーンショック」で日産5系列は実質一本化。販売台数の減少もあり販売会社も各都道府県に1~2に(日産の強い東北地方等除く)。


今や「日産店」でも「プリンス店」でも、このサインですね。確かに日本市場に今までは車種がありすぎたんですが、ここまで減らされ(しかも北米や中国向けの余りを売っている感アリアリの‥ )てしまうと、何だかなぁっておもいます。
せめてサニークラスにあと1車種、ブルーバードクラスにも1車種。小型なクーペが1車種あればいいのになぁ。

ちなみに私の子供の頃住んでいた地域は田舎だったので、モーター店とチェリー店がなく、モーター系の車種は日産店。チェリー系はパルサーが日産店、オースターがプリンス店で売っていました。ついでに言うとマツダもオート店はありませんでした(T-T) 参考までに!
Posted at 2014/10/27 22:23:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産車 | クルマ
2014年10月26日 イイね!

日本の高級車セドリック

日本の高級車セドリック こんにちは。最近の日本車、やたらエコか実用面が強調されていて面白味にかけてますねぇ~。また高級車やスポーツ系はほとんどが、海外市場重視。だいたい幅が1.8m以上もあったら、この狭い日本では使いにくくてしかたありません!

ってなわけで、今回は日本車が日本で元気だった頃の思い出。日本で高級車の代名詞、大トヨタのクラウンと覇を争った日産最高級車・セドリックです。
たまたま実家で昔のカーグラフィックが出てきたんですが、なんと83年! まだ私幼稚園位ですよ(笑) ちょうどY30セドリック&グロリアがFMC、特集記事だったたんです。

しかし、当時は高級車でもエンジンは2リッターが主力(もちろん3リッターもありますが)、サイズはきっちり5ナンバー(3リッターモデルはバンパーがデカくて3ナンバー(笑))が、当たり前の時代だったんですね。まぁ、アメリカ人から見たら箱庭的なモノなんでしょうかね。



さて肝心のY30ですが、最大の特徴はV6・VGエンジンを搭載したことなんですね!日産は長らく直6・L型エンジンをセドリック&グロリア、ローレル、スカイラインと使ってきたのですが、さすがに古さは隠せず「V6こそ高級車の証!」(二谷英明氏CMにて)と打って出たわけです。今や日本の高級車は全てV6かV8なので、日産に先見の明があったわけですが、何故かローレルはV6を積んだり(C32)直6に戻ったり。我がスカイラインに至っては、「直6以外のスカイラインはスカイラインにあらず!」なんて原理主義者(かつての私もそうでした‥ )の声に押されて、V35まで積めなかったり。結局、北米向けのマキシマ位しか使えなかったのは、当時日産が抱えていた迷走ぶりを察します。



デザインは、アメリカ車っぽいコテコテ系からシンプルな直線ボディでヒットした430系を受け継いで、「これって、マイチェン?」と見まがう位のキープコンセプト。一新されたメカニズムと対照的なのも、これまた迷走日産。「せっかくメカニズムが新しくなったんだから、見た目が新しくないとアピール出来ないんじゃないか?」って私なら思うのですが。 ちなみに同じ83年にFRからFFへ変革を遂げたブルーバードも見た目はヒット作910型と余り変わらず、CMだって910と同じ沢田研二だったんだから、この辺りも日産に共通するところなんですかね。
上の写真を見てもらうと内装、やっぱり高級車はベロア地!今見ると、地方のスナックのボックス席に連れていかれたような感じですが(笑)、我々が子供の頃はこのベロアでフカフカなシートに憧れたものです。



こちらは、85年のMC後です。日産定番の、最初はシンプル→MCでメッキ多様。って流れは昔からなんですね。
当時の人気刑事ドラマ・特捜最前線ではボスである二谷英明氏扮する神代警視正が愛用していて、CMでも長らく二谷英明氏がイメージキャラクターを努めていました(放送終了&Y30販売終了まで)。特捜最前線のオープニングでは必ず、セドリック、スカイライン、グロリアの順で街を疾走するんですが、やっぱり日産純血のセドリックが先頭。旧プリンスのグロリア&スカイラインは後ろってのが、今思えば会社の事情を表しているなぁって思ったりもします。
ちなみにY30のキャッチフレーズを追いかけると面白くて、FMC直後は「V6こそ高級車の証」
V63リッターターボ追加時は「素晴らしき人生、そしてセドリック」
MC後は「素晴らしき人生、素晴らしきセドリック」
と、だんだんクルマが偉くなっていく(笑) フレーズになっています。

バリエーションは、ハードトップとセダン、ワゴン&バンがあったのですが、昔職場に30のバン(MT)があって運転したことがありました。回転数を上げてやると、高級車には似つかわしくない勇ましいエンジン音をたてながら走るトコが、いかにも日産的というか味があってよかったりしました。



次のY31では、メカニズムは踏襲するもコンセプトは大変革! 走りを強調したグランツーリスモの設定や、高級車ではタブーとされた赤のボディカラー等一気に生まれ変わります。ちなみにY31ってつい最近まで生産されていて(2014年9月末)、タクシー用として27年も生きながらえたのです。
うーん、V6搭載のY30登場時点でグランツーリスモコンセプトにすれば、より効果的なモデルチェンジだったのに‥ と思ったりもしますが、まだ時代がそれを許さなかったのかもしれません。

たまに、Y30のワゴンが走っているのを見たり(残念ながら大半がサーファー仕様に改造)すると、古きよき頃の日産を思い出したりしてしまいます。
グローバル化が進む日産ですが、また日本市場に合わせたクルマ作りをしてほしいものです。
Posted at 2014/10/26 08:09:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産車 | クルマ
2014年08月10日 イイね!

日産最高級車・セドリック

日産最高級車・セドリック みなさんお元気ですか? 台風の影響で休みにも関わらず、アパートに缶詰めな私です。
日産の最高級車といえば、若い方ならもはやフーガやインフィニティ。GT-Rという人もあるでしょう。しかし、我々30代半ば以上の方ならやはり、セドリック&グロリアでしょう!
かつては、街中に溢れて(といってもライバル・クラウンの6割位ですが‥ ) ましたよね。パトカーにタクシー、ハイヤーやら、もちろんお金持ちの家にも(笑) 今や自家用は生産中止の為、Y32型のタクシーに見る(今秋にそれすら生産中止とのことですが)のみですね。まだ、大切に乗られているオーナーの方もチラホラですが。
前置きが長くなりました。写真のこの本、古本屋でたまたま手に入れました。Y32セドグロがグランツーリスモを引っ提げてクラウンに迫り、さらにシーマ投入で高級車市場を席巻するクラウンをあわや破るか?という頃の本(平成元年辺り)です。
当時は日本経済も右肩上がり。セルシオ投入前で、世界の高級車市場も日本車がリードし、ジャガーやポルシェ不振を突いて、スーパーカー市場まで席巻?なんてことまでかいてあります。
本は、まずY32セドグロと130系クラウンの解説。続いて歴代セドグロとクラウンの対決の歴史が。そして、トヨタ商法の凄さと官僚的日産の弱点で、最後に日本の高級車の将来。もう20年以上前の本ですが、当時の世相を反映した内容で面白かったです。
それにしても、かつて日産の頂点にあったセドリック。今秋で営業用もついに生産中止でその半世紀にのぼる歴史にピリオド。寂しい限りです。
Posted at 2014/08/10 17:33:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産車 | クルマ
2014年04月12日 イイね!

新旧メダリスト

新旧メダリスト 今何故か気になるクルマ、日産ノートメダリスト。日産からのプレスリリースではティーダの後継(新型ノートは先代ノートとティーダを統合)ということで設定されたグレートらしいですね。普通にコンパクトカーならクルマ好きとしてなんだかなぁ~って感じですが、小さな高級車ということなら貧しくもないし、いいかなぁと。
昔でいうとこれ!ローレルスピリットです。サニーベースでシートはベロアで場末のキャバレーみたいな(笑)Cピラーは化粧板あって、昔は昔なりに頑張っていたのかな。
スカイラインズミニ、ラングレー。SSSダンディーリベルタビラ。ヨーロッパの薫り、パルサー。昔は選ぶ楽しみもたくさんあったなぁ~
Posted at 2014/04/12 21:53:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産車 | クルマ
2014年04月05日 イイね!

910ブルーバード

910ブルーバード 珍しいカタログを紹介します。日産といえば、ダットサン。その正統は‥ 今は亡きブルーバードです。ブルーバードは特に3代目510と6代目910が名車として評価されていますが、今日は6代目910ブルーバードの後期モデルのカタログを紹介します(^^)
表紙にはいきなり沢田研二!そして、謳い文句はザ、スーパースター☆ 当時の沢田研二は今の木村拓哉位人気があったんですかね。最後のページには、沢田研二が美女3人と楽しそうにブルーバードでドライブ(笑)羨ましいですね。
オイルショック&排ガス規制から立ち直った日本車が再び勢いづくまさにその時のモデルです。910の特徴としては、名車510を彷彿とさせる直線的スタイルに、ツインプラグのZエンジン&四独サス(SSSのみ)、ターボ車の追加と意欲的なモデルでした。販売台数も27ヶ月連続クラストップと絶好調だったようです。
自分も、子供の時3台のトミカ(青&赤、ワゴン)を持っていました。30スカイラインとならび当時、復活した日産をアピールしていました。しかし、その後のブルは迷走が続き、ついにシルフィで微かに命脈を保っていましたが、昨年ブルーバードの冠が取れて終了してしまいました。また、日産の伝統が消えると思うと寂しい限りです。
ちなみに、巻末は日産店のラインナップ。レパード、リベルタ(知らない人も多いのでは?)、そしてフェアレディZと載せてあります。うーん、感慨深いですね。
Posted at 2014/04/05 20:41:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産車 | クルマ

プロフィール

「いよいよ6年お世話になった、34号もお別れが近づきました」
何シテル?   05/24 21:13
はじめまして、あさの支店長です。子供のころ、西武警察の影響でずっとスカG党です。32GTSに始まり、34ターボ→34NA(ターボ同等の足回り)と既婚にもかかわ...
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銀玉●+°さんの日産 スカイライン ER34 
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2014/03/16 06:27:35

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