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あさの支店長のブログ一覧

2014年10月28日 イイね!

東の横綱・大日産を偲ぶ(チェリー店編)

東の横綱・大日産を偲ぶ(チェリー店編) こんばんは。前回かつての日産5チャンネルについて語ってしまいましたが、語りついでにもうひとつ!
日産ディーラーの中で最後に登場し、最初に(実質的に)消滅した悲劇のディーラー。「チェリー店」(パルサー販売会社)について語りたいと思います。
60年代に入り、日本にもモーターリゼーションが訪れ自動車の販売台数が拡大。日産はさらなる市場拡大を目指して66年に、大衆車「サニー」が投入されます。しかし、ライバル・大トヨタの「カローラ」登場で覇権を奪われ、対抗上もう一つ下のクラスに新車種を投入することが決定! 旧プリンス開発陣が欧州車を範に取った小型FF車を「チェリー」として市場に送り込みます。
この時既に日産ディーラーは、日産店、モーター店と新設して間もないサニー店、プリンス自工との合併で加わったプリンス店。そしてもう一つ日産傘下に入った愛知機械がオート3輪や軽自動車を販売するために形成していたコニー店がありました。
愛知機械は先細りのオート3輪、赤字続きの軽自動車事業から撤退を決め、日産からの生産委託&自動車部品生産に特化を決めたため、販売系列だったコニー店に新車種が必要となり、白羽の矢が立ったのが新車種であるチェリーだったのです。



チェリーの投入でコニー店は「チェリー店」と改められ、従来のコニー店に加え、日産系列ディーラーや中小の自動車整備業者がチェリー店に馳せ参じます。



主力車種チェリーに加え、上級車種として当初はバイオレット。その後専用車種として77年にバイオレットの兄弟車「オースター」が投入されます(写真は85年登場の3代目)。



2代続いたチェリーは、78年に「パルサー」として生まれ変わりますが、販売店は「チェリー店」のまま。CMや広告では分かりやすいように「パルサー販売会社」と称していました。



ブルーバードG6(6気筒版)の後継として誕生したレパードのチェリー店版、「レパードTRX(トライエックス)」。日産店版レパードとの違いはフロントライトが4灯がTRX、2灯がレパード。

日産の欧州戦略車パルサーを中心に販売していたチェリー店は、盛んに国際志向の車種展開をアピール。
パルサーは「パルサー・ワールド」
オースターは「オースター・パシフィック」(キャッチフレーズの「南の風・オースター」から来ているのか?)
オースターは後に、英国日産最初の生産車種となるのて、パシフィックはともかく、国際車に間違いはありませんね。
レパードTRXの「TRXアメリカ」(これは意味不明。レパードは国内専用の為)
CMの最後には必ず「世界のパルサー販売」と称していました。



写真の3代目パルサーは、姉妹車ラングレー/リベルタと共に86年カーオブザイヤーを受賞する等、パルサーが比較的健闘するも他に売れ筋もなく、5番目のディーラーということで経営基盤の脆弱もあり70年代後半から赤字ディーラーを中心に吸収されるケースが続出。80年代後半にはプリンス系と販売車種が共通化され、ほとんどのチェリー店がプリンス店に吸収されます。
全県ディーラーとしては、日産チェリー岩手が唯一現存。東京、大阪等の大都市圏に存在する日産の特約店が「チェリー店」を名乗るに留まり、事実上約20年でその役割を終えます。
今考えて見ると、旧愛知機械の「コニー店」の受け皿が必要だったにせよ、大半のディーラーが赤字でプリンス系を中心に吸収されたことを踏まえると、5番目のディーラー「チェリー店」の存在意義には疑問も残るところです。いくらボディやメカニズムが共通の姉妹車でも、やはり作るにはお金が掛かるし、宣伝もしなくてはなりません。その経費を別に回せば日産の経営状態も幾分かは改善されて、ルノー支配下(?)に入らなくてもよかったのかもしれません。
あくまでも結果論なので一概には言えませんが‥
身近にチェリー店がなかったので、思い出ってない(CM位かな?)ので、チェリー店の思い出がある方は何か教えてください。



2000年に消滅したパルサー。オーストラリア、タイ、ヨーロッパ等でティーダのモデルチェンジ版をパルサーとして販売するそうです。写真を見ている限り、なかなかカッコよく走りも質感も良さそうなので、ノートの上級車種としてぜひ日本市場にも投入を熱望します。
Posted at 2014/10/29 22:40:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日産車 | クルマ
2014年10月26日 イイね!

東の横綱・大日産を偲ぶ

東の横綱・大日産を偲ぶ つい先月セドリックがついに生産中止になりました。もちろん一般向けではなく、タクシー用のY31セダンなんですが。
日産の高級車部門はセドリック/グロリアの後継である、フーガが担っているのですが、かつてクラウンとの激しい販売競争を繰り広げたセドリックがタクシー用とはいえなくなってしまうのは寂しい限りです。

車種数もグッと減りました。今や各クラスに1車種ずつ、選択肢が減ったというか今までは多すぎたのか‥

かつては各都道府県に5系列のディーラー体制+1(日産ディーゼル)でしたからね! 各系列ごとに専用車種があったんですよね。
では、その各ディーラーを見てみましょう!
※ネットで画像を拾いました。関係者の方御容赦下さい。



まずは日産ディーラーの本流「日産店」。日産の車種がまだダットサンのみだった頃から存在するディーラーで、戦前から創業するモノもあり。主力車種はダットサンの流れを汲むブルーバード。必ずと言っていいほど各都道府県に存在。地場資本のディーラーも多く、日産のディーラーが一本化されつつある現在はこの日産店を存続会社としているケースが目立ちます。



こちらは「モーター店」。セドリック、ローレル等高級車を中心に扱うディーラー。日産店に次ぐ第2チャンネルとして誕生。日産店から枝分かれしたモノが多く、昨今のディーラー統合で先祖帰り(笑) 日産店と合併したケースが多数。日産の強い東北地方では、未だに存続しているケースあり。
※写真では「パルサー」が書かれていますが、モーター系の小型車はローレルスピリットです。



大衆車「サニー」投入と同時に新設された「サニー店」。文字通りサニーを中心にファミリー向けの車種展開で、若いユーザー向けにシルビアも販売。サニー、シルビアと完全にカローラ店対策。当初は新規参入も多かったが、多くが直営化→プリンス店との合併の運命に。



我らがスカイラインを販売する「プリンス店」。元々は合併前のプリンス自工の販売店で、合併後に日産プリンスとなったディーラー。スカイライン、グロリア等、旧プリンス系の車種を中心に販売。スポーツ&高級が売りで80年代半ばまでは独自のプロモーションを展開する等独自色がやや強い。80年代後半に「チェリー店」、最近では「サニー店」を吸収。日産店とこのプリンス店が存続している都道府県多し。



5番目のディーラーが「チェリー店」。一番最後発も最初に消滅したディーラー(--;) こちらも元々は愛知機械工業のオート3輪やコニー等の軽自動車を販売していたモノ。愛知機械が日産傘下→自社開発中止で、新車種「チェリー」を売るディーラーへ生まれ変わる。販売車種はチェリーからパルサーに替わるも経営基盤が弱い販社が多く、前述の通り80年代後半にプリンス店へ吸収される。岩手県に唯一のディーラーあり(街の個人営業でチェリー店を名乗るモノもありますが、ここではディーラーとして扱いません。)



「日産ディーゼル店」。一応、日産系列ということで載せときました。ご存知の通り、大型トラックとバスを中心に販売。日産ディーゼルがボルボ傘下になり、社名も「UDトラックス」に。

日産がルノー資本を受け入れて、いわゆる「ゴーンショック」で日産5系列は実質一本化。販売台数の減少もあり販売会社も各都道府県に1~2に(日産の強い東北地方等除く)。


今や「日産店」でも「プリンス店」でも、このサインですね。確かに日本市場に今までは車種がありすぎたんですが、ここまで減らされ(しかも北米や中国向けの余りを売っている感アリアリの‥ )てしまうと、何だかなぁっておもいます。
せめてサニークラスにあと1車種、ブルーバードクラスにも1車種。小型なクーペが1車種あればいいのになぁ。

ちなみに私の子供の頃住んでいた地域は田舎だったので、モーター店とチェリー店がなく、モーター系の車種は日産店。チェリー系はパルサーが日産店、オースターがプリンス店で売っていました。ついでに言うとマツダもオート店はありませんでした(T-T) 参考までに!
Posted at 2014/10/27 22:23:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日産車 | クルマ
2014年10月26日 イイね!

32スカイライン カタログ編その2

32スカイライン カタログ編その2 前回のカタログ編で載せきれなかった分です。よかったら、前回のも踏まえてどうぞ(^.^)



やはりスカイラインは運転の楽しさが醍醐味!数値に表れる絶対的速さではなく、感じる楽しさなのです。
しかし、カタログの男性の服装が時代を感じさせますねぇ~



スカイラインに乗れば、いつもキレイな奥さんがよりキレイに(☆∀☆)



送り迎えはめんどくさい(--;) でもスカイラインなら運転が楽しいので、喜んで運転手にかって出ますよ(笑)

カタログには、スカイラインが生み出す運転の楽しさとスカイラインのある豊かな生活が描かれています。これもスマートなデザインの32ならでは。うちの34ならちょっと無骨過ぎて、奥さんがキレイには見えないか(笑)

ちなみにブログ表紙は、新登場のラグジュアリー仕様「タイプX」シリーズを全面に出したラインナップです。ラグジュアリーと言っても、マークII兄弟のように木目調パネルが貼ってある訳でもなく、シート地が若干落ち着いた色になっている位の違いですが。

結構カタログ内の文章も、読みごたえのあるものになっていて、「スカイラインはただのクルマではない!」ってのが、ヒシヒシと感じられます。

そういえば、先代V36スカイラインのカタログが、全国のスカイライン(道路の方)を載せてあり、ドライブが楽しい♪という主張をしていてよかったです。
V37に替わり、こちらはひたすらメカニズムとクルマの紹介に終始しているのが少し残念。
V37は素晴らしいクルマだとは思いますが、また「スカイラインのある生活」を演出してくれるようなモデルの登場を期待しています。
Posted at 2014/10/26 21:04:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | スカイライン | クルマ
2014年10月26日 イイね!

32スカイライン カタログ編

32スカイライン カタログ編 私が最初に出会った愛車、32スカイラインセダンのミニカタログです。後期型でラグジュアリー仕様(一応スカイラインの中では‥ )のタイプXシリーズが登場した時のモノです。
ちなみに私のはタイプS。スポーティーシリーズはターボのタイプMとNAのタイプSがあったのですが、若かかりし頃の私は異常なまでに(笑)NAに執着していたので、タイプSこそスカイラインセダンの神髄!なんて思ったりしたものです。



キャッチフレーズ「あたたかな魂」
後期型でスカイライン初の2500が登場したのですが、セダンについてはタイプX、タイプXGとラグジュアリー仕様の設定。ギンギンな走りはターボに任せて、プラス500ccの余裕をゆったり流して走るコンセプトの様です。
「あたたかな魂」というフレーズは、当時のCMでも使われ山下達郎のCMソング(「ターナーの機関車」)に羽田美智子が(田中広子という人のバージョンもあり)スカイラインを迎える‥ CMでした。



こうして見ていると、スカイライン程語ることの多い日本車は、数少ないと思います。



容量の都合上、全てのページを載せることがなかったのですが、別の機会に載せようと思ってます。
しかし、カタログの中身が装備や価格ではなく、「運転が上手くなった気がする」とか「酔わなくなった」、「周りから注目を浴びる」みたいな文句が次々と出てくるのはさすがスカイライン! 確かに実際に乗っている私も同感です。
ただ、スカイラインのミニバージョン(ラングレー)は子供の頃、車酔した記憶しかありません(笑)

軽量コンパクトなボディで軽快な走り。34にターボとNAの2台乗り継ぎましたが、やはり最初に乗った32スカイラインが私のベストスカイラインかなぁ(もちろん性能は34に敵いませんが)と思います。
Posted at 2014/10/26 18:39:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | スカイライン | クルマ
2014年10月26日 イイね!

旧市街地を散策して見ました(クルマねた)

旧市街地を散策して見ました(クルマねた) 健康管理の目的で、少し市内を散策。普段車で行くスピードでは見つけることのできない発見が(笑)



商店街外れの病院の駐車場、やっぱりライトバンはプロボックスが増殖中!



マツダだって負けていません! 元薬局らしき廃墟にあった、マツダ・ボンゴ。かつてこの形のクルマは全てボンゴ車って言ってましたっけ? ラップの事をみんなサランラップって言うのと同じで(笑)



おっと、自家用車にクラウン・セダン! この型はコンフォートベース。ガソリンかLPGかは識別できませんでした。



銀行の駐車場に止めてあった初代デミオ、じゃなかった(--;)
フォード・フェスティバミニワゴン! デミオの妹だと皆さん思ってらっしゃると思いますが、元々初代デミオはフォード・フェスティバのコンポーネントを利用している訳で、こちらが本家! まだ生きてたのか(笑)



トヨタが2000年代初めに松下電器(現パナソニック)等と立ち上げた異業種間ブランド「WiLL」。トヨタの第3段がこの「WiLLサイファ」。当時は華々しく立ち上げたブランドも、今や裏路地に佇んでいます。



最後におまけ、元パン屋さんらしき建物。昔はコンビニとかなかったので、ちょっとした買い物は雑貨屋とかパン屋の端に置いてある日用品を買ったものです。

こうしてみると、ちょっとした街角にいろいろな発見がありますね!
Posted at 2014/10/26 15:01:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ

プロフィール

「いよいよ6年お世話になった、34号もお別れが近づきました」
何シテル?   05/24 21:13
はじめまして、あさの支店長です。子供のころ、西武警察の影響でずっとスカG党です。32GTSに始まり、34ターボ→34NA(ターボ同等の足回り)と既婚にもかかわ...
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銀玉●+°さんの日産 スカイライン ER34 
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2014/03/16 06:27:35

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