
みなさんお元気ですか? 台風の影響で休みにも関わらず、アパートに缶詰めな私です。
日産の最高級車といえば、若い方ならもはやフーガやインフィニティ。GT-Rという人もあるでしょう。しかし、我々30代半ば以上の方ならやはり、セドリック&グロリアでしょう!
かつては、街中に溢れて(といってもライバル・クラウンの6割位ですが‥ ) ましたよね。パトカーにタクシー、ハイヤーやら、もちろんお金持ちの家にも(笑) 今や自家用は生産中止の為、Y32型のタクシーに見る(今秋にそれすら生産中止とのことですが)のみですね。まだ、大切に乗られているオーナーの方もチラホラですが。
前置きが長くなりました。写真のこの本、古本屋でたまたま手に入れました。Y32セドグロがグランツーリスモを引っ提げてクラウンに迫り、さらにシーマ投入で高級車市場を席巻するクラウンをあわや破るか?という頃の本(平成元年辺り)です。
当時は日本経済も右肩上がり。セルシオ投入前で、世界の高級車市場も日本車がリードし、ジャガーやポルシェ不振を突いて、スーパーカー市場まで席巻?なんてことまでかいてあります。
本は、まずY32セドグロと130系クラウンの解説。続いて歴代セドグロとクラウンの対決の歴史が。そして、トヨタ商法の凄さと官僚的日産の弱点で、最後に日本の高級車の将来。もう20年以上前の本ですが、当時の世相を反映した内容で面白かったです。
それにしても、かつて日産の頂点にあったセドリック。今秋で営業用もついに生産中止でその半世紀にのぼる歴史にピリオド。寂しい限りです。
Posted at 2014/08/10 17:33:03 | |
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