以前イタリア大使館別荘祈念公園を見学した時はまだ工事中でしたが、
完成した英国大使館別荘記念公園へ行ってみることになり、妻と出かけ
てきました。歌ヶ浜駐車場から湖畔の遊歩道を歩いて10分ほどです。
別荘は、元は幕末・維新の英国外交官アーネスト・サトウが建てたもので、サトウの
生涯や英国文化に関する資料が展示されています。
本館2階のラウンジで英国大使館オリジナルのスコーン(ジャムとクロテッドクリーム
添え)と紅茶がいただけます。
生憎の空模様で男体山など色づきはじめた紅葉が望めなく残念でした。
お隣のイタリア大使館別荘記念公園本邸は、現在杉皮の外壁を修繕中ですが
邸内の見学はできました。アントニン・レーモンド設計によるこの別荘は、内外壁に
杉皮と杉板を用いた和の意匠、十分高い天井と湖側の広縁の長さは和風建築
のモジュールではないが不思議と違和感がない。広縁のソファーで湖畔の紅葉を
眺めながらゆっくりくつろぐことができ、とても癒される一時でした。
日光東照宮へ、平成の大修理が終わった陽明門を見学です。何度も訪れて
いますが決して飽きることはないほど素晴らしい。修復工事が終わり一段と鮮
やかに甦りました。
陽明門の石段をあがる参拝者の足元に
陽明門の玉垣と一体化した倒立狛犬がカワイイ。
これを見た三代将軍家光が「すばらしいまるで玉垣を飛び越えているようだ」と
誉めたことから、「飛び越えの獅子」と呼ばれるようになったらしい。
猫を眺めてから 家康公の墓所へ、
墓所が見たかった訳ではないが、素晴らしい石段の施工
墓所を護る狛犬さまは関東最古の石造狛犬 寛永18年(1678年)奉納
この狛犬さまが見たくてここまで登ってきました。
Posted at 2018/10/28 23:12:21 | |
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