新潟県南魚沼市にある藤原氏ゆかりの雲洞庵へ、

日本一の庵寺、越後一の寺と云われる曹洞宗雲洞庵の本堂へ至る参道の
下には法華経がしるしされた石が埋められており、参道を踏みしめてお参りする
とご利益にあずかるという。
紅葉にはちょっと早かった八海山へも、ロープウェーで4合目まで山麓駅から
5分程です。山頂付近の紅葉は終わっていました。今頃は山麓付近の紅葉
が真っ盛りでしょうか。
昼食は今回も岩原スキー場にあるイタリアンのお店、お店の窓から大源太山を
眺められる素晴らしいロケーションです。薪窯で焼いたピザが絶品です。
その大源太山麓にある大源太キャニオンです。岩原のお店の姉妹店があります。
大源太山の山容を水面映す大源太湖は、昭和14年日本で最初期に完成した
アーチ式砂防堰堤「大源太川第一砂防堰堤」にて堰き止められた人造湖です。
石積みアーチ堰堤の天端からベールのように流れ落ちる景観は、大源太山をはじ
めとした自然に囲まれ、新緑や紅葉など四季折々の景色が楽しめます。
以前(2015年)の大源太キャニオン訪問のブログです
戦前に造られたアーチ形状の堰堤として現存するこの建造物は、土木施設と
しての文化的価値が評価され、平成15年に『登録有形文化財』に登録、 さらに
平成23年には、土木学会による『選奨土木遺産』に認定されています。
造られてから70年以上も経過し老朽化が進行しており、大規模な補強工事が
行われています。堰堤本体の外観を維持しつつ、自然環境への影響を考慮して
地域の観光資源としての大源太湖の景観も損なわないように実施される難工事
です。

排水トンネルの吐口から導水された湖水が排水されています。

湖面の水位を変えることなく実施される堰堤の補強は、湖側への仮締切堰と堰堤の
右岸に排水トンネルを掘削して湖水を排水しながら実施される大規模な補強工事で
す。工事が事故なく安全に完了することを願っております。大源太山をバックにアーチの
天端からベールのように流れ落ちる湖水が再び見られるようになるのは、工事が完了
する2020年予定だそうです。
Posted at 2018/10/28 23:52:22 | |
トラックバック(0) | 日記