みなさんこんにちは!みぃきゅーぶです!!
アウトドアやサバイバルにあったら便利かなというウッドストーブ。
ウッドストーブとは大雑把に言ってしまえば、「木が燃える際に出る可燃性ガスを燃料として燃焼させるしくみ」です。木に限らず、何かが燃えるためには(1)燃える物質(燃料)、(2)十分な酸素の供給、(3)発火点を上回る燃料物質の温度が必要で、このうちのどれか一つでも足りないと燃焼しません。
燃焼過程で空気を遮断、もしくは空気の量を制限した状態で加熱し続けることによって熱分解を起こし、ストーブの中で可燃性ガスを効率的に燃やす。燃えやすいガスだけを効率よく燃やすことで高温を得ることができる一方で、木に含まれる炭素の多くは、不燃性の二酸化炭素にはならず炭(木炭)となって後に残る。
別の言い方をすれば、ウッドガスストーブは、炭化の過程で発生する可燃性ガスを燃料として燃やしながら炭をつくる装置である。大気中に放出する二酸化炭素を減らし、炭をつくりながら熱を得ることができます。
ウッドガスストーブの燃焼のしくみ

※月刊現代農業さんより引用。
てなわけで、ウッドストーブとは大体いくらぐらいするのかなと思い、いつもお世話になっているamazonで確認してみました。
高っ!!!
なにこれこんなに高いの!?貧乏人にはとても厳しい金額。。。
しかしこれを100均の材料で作っている方がたくさんいらっしゃるので、僕も見よう見まねでウッドストーブを自作してみることにしました。
まず僕が購入した商品はダイソーのオイルポット
そして同じくダイソーの貯金箱
オイルポットが外装で貯金箱が内装になります。オイルポットよりちょうど一回り小さい貯金箱がとてもグッドでした。ダイソーで時間かけて色々見て回ったかいがありました。
そして製作時間約2時間で出来上がった手作りウッドストーブがこちらです。

手作りウッドストーブを収納する巾着もダイソー製。
ハッキリ言って自分はあまり器用なほうではなくて、内部の加工に結構戸惑りましたがなんとか完成しました。インパクトドリルで穴を開けたのでバリがちょっと酷いですが、そちらは後日改めてヤスリ等で少しでもキレイに仕上げたいと思っています。
実はこのウッドストーブは二号機つまり二作目で、初号機は家にあった蚊取り線香の缶を使って以前に自作&燃焼実験をしています。
初号機燃焼実験の様子
今回は初号機よりコンパクトでアウトドアでもより手軽に使用したいとの考えで、二号機の製作となりました。朝から降っていた雨も止み、肌寒い中で早速実験開始です。
自然の万能着火剤として、アウトドアをする人にはおなじみの松ぼっくりを先日松林から拾ってきて倉庫で乾燥させていたのでそれも使います。
割りばしと松ぼっくりを使って着火!!
火が付いたら少しずつ木もくべていきます。
燃焼して行くことでウッドストーブ内の温度がどんどん上がり、貯金箱の内部に開けた穴から熱せられた空気が噴射。木を燃やすことで出来る煙、いわゆるウッドガスと合体し二次燃焼を始めて燃やしている時に出る煙がどんどん減っていきます。これは素直に凄いと思いました。
二次燃焼中の様子。少し確認しづらいですが、内部に開けている穴である白の矢印の部分からも二次燃焼中の火が上がっているのが分かります。
約1時間半ほど木を足しながら燃やしましたが、最終的には全てがほぼ燃え尽きて残りはたったこれだけの灰を残すだけで終了しました。
実験は成功です。
今度はこのウッドストーブを使って、お湯を沸かしたり簡単な調理が出来るような五徳も製作しようと考えています。
アウトドアで使えば、その辺に落ちている葉っぱや木の枝が燃料として使えるのでとても経済的です。寒い時に暖を取るのにも良さそうでした。
いつかこれをキャンプする時に持って行って使ってみたいです。
ウッドストーブ製作費は巾着合わせて、300円+消費税でした。既製品の25分の1の値段で終わりました。
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Posted at
2014/11/09 20:19:45