ここのところ毎周お出かけしているのでたまには休みましょう!
そういえばお休みといえば行楽地に行くものですよね?さあ、出発!!
あれ!?
------ 今週は近場(関東圏内)へ行ってきました。
到着するまでにもネタはあるのですが、キリがないので写真3枚だけ。
いつもと順番を変えて、まず、今週のお花。一点の汚れもない黄色。
ゆかしげな石像。
そしてツーリン’キャノンボール・・・・・・またもやこれです。なぜか縁がありますね~(笑)
↑の3枚は全部同じ場所です。だけど今回の目的地とは全く関係ありません(爆)
さてさて、今回、
ふらふらとお出かけしてきた場所は
那須です。
最初に立ち寄った場所はここ(↓)です。
実は、初代
くろよん号を買ったときに最初に遠出してやってきたのが
「那須クラシックカー博物館」でした。あれから3年 ------ 犯罪者は犯行現場に戻る…じゃなくて、鮭が故郷の川に戻ってくる…でもなく、まぁ理由付けはどうでも良いのですが、思い出の場所を再訪したわけですよ。
館内はこんな感じです。
では、何台か紹介します。
MG EX-120。1930年のスピード世界記録(160km/h)を出したクルマだそうです。コクピットは滅茶苦茶狭いです。
メッサーシュミットです。三輪自動車です。生意気にも2名乗れます。
ご存知ポルシェ356です。我らが911のお父さん。
この色はガーズレッドなのでしょうか?ちょっと違うような気もしますが…?
この356は博物館のシンボルみたいです(右の壁に注目!)。
BMWのイセッタです。正面がドアという不思議な形状をしています。
私、これが公道を走っているのを一度だけ見たことがあります。
故赤塚不二夫氏の
べしにソックリだと思うのは私だけでしょうか?
博物館の2階は「世界のポリスハット展」をやっています(3年前もやっていました^^;)。
自動車との関連性を考えたら ----- 狩るものと狩られるモノでしょうか?(TT)
自動車博物館は不人気スポットなのかあまり客がいません(もうひと工夫が足りないように思います)。でも、そのおかげでじっくりネブネブと鑑賞することができます。自動車マニアは一度訪れてみてはいかがでしょうか?
次なる目的地は
「那須オルゴール美術館」です。
展示室の入り口。ケレン味たっぷり。こういうの大好きです。頬が緩んじゃいます(笑)
そして展示室の一つです。
オルゴールというのは日本語であって、西欧ではmusic boxといいます。展示品を見ればmusic boxという名称に肯かされます。
が、オルゴールという言葉のもつ神秘的な響きも素敵です。
オルゴールには何種類かありますが、これはシリンダータイプです。オルゴールというとこのタイプを連想される方が多いのではないでしょうか?
でも大きいですよ。両手を広げたくらいの大きさがあります。
シリンダーボックスの左にあるレバーをギコギコと動かしゼンマイを巻き、右側のスイッチで演奏を開始します。基本的にシリンダータイプは全部そういう形式のようです。
これはディスクタイプです。ディスクの穴の部分は裏に突起が出ていて、突起を弾くことで音が出ます。ディスクが反り返っているのはピンとの接触を良くするためだそうです。
この立派なものはいわゆるジュークボックスです。コインを入れて、選曲すると、下に格納されているディスクが上が上がって演奏されます。良くできていますね~
多数の楽器を演奏するオルゴールもあります。これは実際に演奏を聞きました。生で聞く音楽はやっぱり素晴らしいです♪
音楽を奏でる以外の付加価値を設けたオルゴールも沢山あります。実用品、美術品としても人々の生活に浸透していたことが分かります。オルゴールのある生活、いかがでしょうか?
こちらはお土産コーナー。全部オルゴールです!ここだけでも楽しめます。
オルゴール美術館、思っていたよりも良い品が揃っていました。一見の価値あり・お勧めです。特に一時間ごとに行われるオルゴールの生演奏(?)は感動モノでした。近所にあったら演奏を聞きに通ってしまいそうです。
美術館を出て、次なる目的地へ向かって走り始めたら、突然、室内が明るくなりました。
ルームランプが点灯しています。
真夏の怪談か どこか壊れたか?
もう秋だし、きっとどこか電気系の接触不良でしょう。
この程度のことでは泣きませんよ 。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
ルームランプのスイッチを切って解決しました。
これで良し♥ (←これで良し
♥じゃねぇ~)
恒例のマイナートラブルもありましたが気を取り直して、お待ちかね(?)の
グルメコーナー☆です!
私にしては珍しくお洒落な店でのお食事です(笑)
いただいたのは「サラダうどん定食」(1,000円)です。
色彩が美しい具沢山の冷たいうどんです。
が、具がサラダです。野菜も果物も入っています。
汁はゴマドレッシングのようでした。汁だけ飲むと実に不味かったです。
しかし、全体としてみると絶妙なバランスを保っていて、なぜか美味しいです♪
うどんは腰がしっかりとしていて、サラダの歯ごたえに引けをとっておらず、作りたての手打ち麺の良さがでています。
うどんのインパクトに隠れてしまい勝ちですが、炊き込みご飯も炊き具合がちょうど良く、美味しかったです。
たんぱく質が若干少ないような気がしないでもないですが、量は十分にあり、味も良く、美味しく頂きました。
ご馳走様でした。合掌!
お食事の後に訪れたのは
「みちのく諸国郷土民芸館」です。
洋の東西を問わず、古いものが好きです。伊達に空冷乗りをやっていません!エヘンッ!
それよりも入館無料っていう心意気が嬉しいじゃありませんか。
店内はこんな感じ(↓)です。ここは母屋(民芸品)です。これは全部売り物です。
母屋(食事処)です。次に来るときはここで食事を摂ろうかな?
(この写真を見て思い出したけど風鈴を買うの忘れました^^;)
壱の蔵(玩具館)。これら(↓)は非売品です。
ここは古美術品の蔵です。
店番をしている方にまたもや写真撮影旅行に来たのかと聞かれました。もう面倒なので次に聞かれたら「そうです」と答えることにします(笑)。
↑は欲しかったです。
みちのく諸国郷土民芸館、ただでコレだけのものが見られるとは思っていませんでした。楽しかったです。今度はもっと涼しい時期に来て、じっくりと見学したいものです。
まだまだ観光は続きます。
今度は
「南ヶ丘牧場」です。私だって博物館・美術館以外の場所へ行くことだってあるのです!へへへ(^o^)
ここは牧場というよりは、テーマパークと思ったほうが良いかもしれません。パターゴルフ・アーチェリー・乗馬場・釣り堀・レストラン・売店、etc・・・・場内をうろついていると何が本業なのか分からなくなります(笑)
ここへ来た目的は
ソフトクリームです。なんでもここの牛はガーンジィ種という日本では200頭程度しかいないレア牛さん(←遼東の豕という諺を思い出してしまいました)で乳製品が美味しいのだそうです。実際にソフトクリームはさっぱりとした味で美味しかったです。
ちゃんと馬さんもいましたよ~
ところで、ここで購入した「ミルクジャム」、これが激ウマ!!
コンデンスミルクを薄めたような味と書くとミもフタもありませんが、牧場で食べたソフトクリームを思い出させる優しいお味。
柔らかめのパンに塗ってカプッ!とするとサイコー♪
那須には観光牧場が沢山あります。アウトドア遊びを手軽に味わえるのために人気があるのでしょうね。しかし、全国各地の観光牧場はどこも似たり寄ったりだと思うので、わざわざ那須で観光牧場に行く必要はなさそうですが・・・・・
さて、地図と照らし合わせていただくと分かると思いますが、行程は徐々に山の方へ近づいています。
那須で最後に観光した場所は
「殺生石」です。
「殺生石」とは平安時代にキツネさんの腐乱死体の化石です。未だに臭いがプンプンします(ホントのことは
ググってくださいな)。
でも、その前に、まず、ここ
「温泉神社」に参拝です。
鳥居の隣には「こんばいろの湯」という足湯があり、賑わいを見せていました。24時間営業で、しかも無料です。
なお、「こんばいろ」とは身長57メートルのロボットとは何の関係も無く、カタクリのことだそうです。
温泉神社は全国にありますが、ここはなかなか立派です。
長い参道の途中には樹齢800年の御神木がありました。
本殿(写真撮り忘れました)では賽銭箱に大枚10円を投入してしっかり参拝しました。
実は本日2社目です。そろそろ運が上向きにならないかな~
おみくじもあったけれど、またもや敗北しそうな予感がしたので引くのは止めてしまいました(←ヘタレだ…)
本殿の鈴はまっ黒になっていました。これは殺生石付近から噴出する硫化水素の影響だと思われます。
殺生石は神社の裏手にあります。
こ~んな場所です(これは帰りがけに撮った写真です。神社の裏門は左奥の方にあります)。
接近。
この付近だけ草木が全く生えていません。柵の中に入ると何分かで
お陀仏してしまうそうです。
柵の周辺にはお金がジャラジャラ。
柵や石が黒く染まっているのは硬貨が硫化水素で溶けた跡だそうです。
写真に写っている方(殺生石の管理職員さん?)によると殺生石はご神体ではないので賽銭しても意味はないとのこと。腐っていないお金は回収して温泉神社の賽銭箱へ放り込んでいるんだそうです。
ところで、このオジサン無線で誰かに連絡しています。
話を聞いてみたら、
キツネ狩りの最中。
ここで産まれた動物の仔は硫化水素でやられてしまうので安全な場所に移してあげるのだそうです。
見えないかもしれませんが、下の写真の中央に麻酔銃で撃たれたキツネが写っています。その周りを5人の迷彩服を着た人が取り囲んでいます。分かりますか?
傍らにはこんなものが・・・・?
飲むとお腹が痛くなるそうです。どんな味なのか気になります。
お地蔵様
小さい秋、見つけました♪
ヒグラシも寂しげに鳴いていました。
もう夏が終わってゆきます・・・・・
これで那須観光は終了です。
ボルケーノ・ハイウェイ(360円)と那須甲子有料道路(930円)を通って那須を那須から北へ脱出しました。
ボルケーノ・ハイウェイはヘアピン連続の観光道路で走りを楽しむ道路ではありませんでした。
途中の展望台で撮った写真です。夕方になり霧が出始めています。
(オニヤンマが飛んでました)
那須甲子有料道路は交通量が少なく快適に走れました。というか、周囲は無人の地です。ここで遭難したらシャレになりません(笑)。残念ながら景色面白みに欠け、ドライブコースにはお勧めできません。
結論として、那須の有料道路はドライブを楽しむところではありません。単なる近道です。走ることを目的とするならば一般道の方が見所が沢山あります。
さて、那須甲子道路を抜けて、これから進路を西(←まだ走る気でいます)にとって・・・・と思ったら、西方向は通行止めという看板がでています!
ヲイ!
金取っておいて、今更、通行止めとはどういう了見だよっ!!
東の方へ大回りして、結局、また那須へ戻ってきました(涙)
それじゃ(?)那須で見かけた変なものを二つ公開します(笑)
浜松の珈琲屋に続いてまたもや城です。
これは法律事務所だそうです。
私は世情に疎いので知らないのですが、今、こういう家が流行っているのですか?
空き地(畑)に沢山あった白い物体。
何ですか、これ?宇宙人の卵?
ご存知の方がいたら教えてください。
那須を超えて南下して「湯の香しおばら」(←「ゆのか」と読みます。いい響きですね)という道の駅で小休止。
ここで右折し、今度こそ西進します。
この道は私の好きな川沿いの道で、さらに周辺に滝がいくつもあります。滝も好きな私(←あ、ばらしちゃった^^;)には二重に嬉しいコースです。
しかし、日没も近かったので一箇所だけしか観光できませんでした。
「連珠の滝」です。冷たい水が気持ち良かったです(^o^)
この後、塩原温泉を素通りし、国道121号線に入り南下します。
この道が素晴しかったです。
左手流れる翠を湛えた川が非常に美しく、私がこれまでに走ったことのある道路で5本の指に入る景観でした。
惜しむらくはクルマを止めて景色を望める場所が少なかったことです。
この道を通る方はほとんどいないでしょうけれど、機会があったら是非、ドライブしてみてください。
ここから先は取り立てて書くことはありません(カルガモが道路を横断しているのを見たけど)。
日が沈んだ田舎道を淡々と走っただけです。
途中で眠くなってきたけれど、休める場所が分からないので、根性無く高速道路に乗ることにしました。
スマートICを利用して上河内SA(上)に進入しました。
首都高が渋滞中との情報を得たので、時間つぶしを兼ねてレストランへ。
なんと本日二度目の
グルメコーナー☆です!
今ならば期間限定でフリードリンクサービス中とのことで、毒々しい色の液体で喉を潤しながら食事がくるのを待ちます。
注文したのは「チャンピオン餃子セット」(950円)です。
餃子ぁ~!!
皮はモチモチと弾力があり、厚さも程よく、具も肉の味がしっかり出ています。
餃子だから超絶美味ってわけぢゃないけれど、モギュモギュ食べると普通に美味しい(←褒めてます)です。
ウナチャージ以来、モノを食べる気力も戻ってきました。
しかし、一日の二回もまともな食事を摂るのは久しぶりなので胃にきてしまいました(笑)
そして渋滞の解消した高速道路を走行車線を1コルで走って帰宅。
総走行距離は650キロメートル程。そのうち、高速道路が2/3くらい。
ちょっと走り足りないですが、ガソリン代も高いし、今日のところはこれくらいにしておきましょう。
那須というところは面白いです。
田んぼの真ん中に突然瀟洒な美術館があるかと思えば、牧場がアレな臭いを放っていたり、不動産屋がででーんと店舗を構えていたります。洋風、和風な建物が軒を並べており、今まさに文明開化の途中です、みたいな雰囲気が漂っています。
見る・遊ぶ・食べる場所が沢山あるので、一日で全部まわることは到底不可能です。
毎年、遊びにくるのが良いんじゃないでしょうか?
そういえばこの辺りの別荘はちょっと程度の良い964くらいの値段からありました。私には関係ないですけどね…(笑)