FZR 3号機 （2TK） クーラント交換

前回FZR 4号機のクーラントに続き、今度は3号機のクーラント交換です。

30年間寝ていた未登録新車2台あるうちのもう1台です。
私のように安易に新車だからと言って、喜んで古い車両を購入すると、後で痛い目に合いますのでご注意ください。

この車両も冷却水経路が錆で朽ちていたのを修復しております。
現在の走行距離は800kmです。

前置きはこの位にして、クーラント交換を開始します。

まずはサクサクとカウル類を外します。

さすが2TK、ここまで外すのはあっという間で1WGより断然早いです。

プラスのドライバーが要らないっていうのが楽です。

ラジエターキャップを外すと・・・

クーラントはやはり錆び色ですが、キャップは思っていた程劣化していません。

見た目は大丈夫ですが、付け外しの時に圧が掛ってる感じがしないので交換します。

そしてドレンボルトを外して冷却水を抜きます。
ちなみにドレンボルトは下側、1番と4番シリンダーと3ヶ所あります。

1番シリンダーの所だけ水が詰まっているのか垂れる程度しか水が出ません。

問題大ありですが見なかった事にします。
後日なんとかしないといけませんね。

そして冷却水ですが予想通り錆び色です。

そして冷却水を抜いて、水を入れてアイドリングを繰り返します。

全部の経路が綺麗になるようにボルトを外す順番を変えたりします。

汚れたクーラントと洗浄1回目の水は、オイル処理パックに吸わせて可燃ごみで処分しました。

洗浄を繰り返す事7回目。

ほぼ透明でカスも出てこない状態になりました。

水道が近くにあれば簡単な作業なんですがね、無いものは仕方ないです。

1リットルのペットボトル7本使い、自宅を往復しました。

見た目は悪くないけど、圧の掛りがイマイチなラジエターキャップ、ドレンボルト、ワッシャーはケチらず新品に交換。

溢すと洗浄という仕事が増えるので、注水口から慎重にクーラントを入れて、忘れずにリザーブタンクにも気持ち多めに補充します。

住宅地なので苦情が出無い程度にアイドリングさせて、カウルを付けて終了です。

本当はファンが回る位水温を上げるのでしょうけど、後日クーラント量をチェックするのでよしとします。

おわり