リアブレーキローター交換とパーキングブレーキ調整

先日のフロントブレーキローター交換に引き続きリアも交換する。

今回はローター交換だけではなくパーキングブレーキ調整も行うつもり。

というのもパーキングブレーキを引いているにも関わらず坂道でギアをニュートラルにしてフットブレーキから足を離すと車が下がりだしていた。全然パーキングブレーキが効いてなかったのだ。

いつものペリカンパーツでやり方を調べてローター交換ついでに？調整してみた。

…結論から言うと今回はイマイチ。ペリカンパーツの記事通りに出来なかった。

先ずは車内の作業から。パーキングブレーキのカバーを剥がす。写真のように内装剥がしを差し込めば持ち上がる。

一箇所持ち上がれば少しずつ内装剥がしを移動させて全体を持ち上げる。

パーキングブレーキカバーを裏返すと赤矢印のレバーの根元部分は結束バンドで固定されている。ニッパで切って分離する。付け直す時は新しい結束バンドが必要になります。

私は以前もここを分解したことがあり、この写真に締められている結束バンドはその時に私がつけたもの。最初は黒い結束バンドだった。

次にシフトノブのカバーを剥がす。

シフトノブの根元の合皮はオレンジ丸部分の爪で固定されている。先程と同様に持ち上げる。

するとその下のカバーも持ち上げやすくなり外すことができる。

爪を折らないように注意。

シフトノブのカバーは裏返すとカプラーが3つ付いている。それぞれ切り離す。3箇所とも小さな爪が引っかかっていて外れ防止になっている。隙間に小さなマイナスドライバーを差し込んで外側を浮かせるようにして引き抜いた。

さらにパーキングブレーキレバーの真下部分はスライドさせると外れる。

完全にこの周辺が外せました。赤い四角で囲ってある部分の内装カーペットには切り込みが入っている。

どうやらここはパーキングブレーキ調整の為にあるような気がする。

と言うのもワイヤのロックを解除するために長いマイナスドライバーで押し込むのだがドライバーを差し込む通路になるからだ。しかし…

パーキングブレーキレバーの真下、奥の方にこのロックがある。

非常に見えづらい。ただしこれを押し込む時はパーキングブレーキを解除していなければならず、もうそうすると見えない位置になってしまう。

レバーを上げた状態でマイナスドライバーをこのロックにあてがってそのままレバーを完全に下げてから押し込むのだが…

ペリカンパーツの記事では押し込むとロックが解除された状態で固定されるというように書いてあったが押し込んでもバネで戻ってきてしまう。

どうしてだろう？押し込み方が不足していたのかそれとも押し込んで回転させるとかだったのか？

仕方がないのでそこは一旦諦めてローターを外す事にした。

先ずはリアのジャッキアップ。

赤丸部分にジャッキをかける。
上げたら馬をかけてタイヤを外す。


…続く