大覚寺

私は暴れん坊将軍が好きです。

マツケンが徳田新之助になって町娘の悩みを聞いたり、城内で弓の稽古をしたり、舟遊びをしている悪党の密談をお庭番が聞きだしたりといろんなシーンをここで収録しています。

中に入ると、どこかの首相ではありませんが美しい国というフレーズが歯が浮く台詞でないような気分になります。建物の多くは桃山時代から江戸時代にかけて建てられています。また、周りに電線や目障りな広告看板がなく、映画村にも近いので時代劇撮影によく使われています。

ここは嵯峨天皇（桓武天皇の子）が開いた別荘からスタートし、弘法大師が都で流行っていた疫病を鎮めるために天皇に般若心経を書くように勧め、それを祈祷したら疫病が治まったとの言い伝えから般若心経を書写することでも有名です。

重要文化財がいくつもあるのにかかわらず、建物の中を結構自由に歩きまわれたり、ご自由にお焼香してくださいといった気さくな？姿勢が好きですね。

嵐山からバスで１５分かかるので、遠方から旅行する人にはちょっと行きにくいところですが、心の洗濯をしたい人にはお勧めします。清清しい気分になりますよ。
住所: 京都市右京区嵯峨大沢町4
電話 : 075-871-0071