フォード クーガに乗っています。
フォードのSUVは2000年の初期型エスケープ(V6 3L)に始まり、2010年の11月に初期型クーガ(2.5L TITANIUM)、2011年11月にエクスプローラー(V6 3.5L LIMITED)、そして2013年10月に現行のクーガ(1.6L TITANIUM)と乗り継いでいます。
エスケープは一番長く乗りましたが、単なるトランスポーターとして大きな容量があるので使用していたという感じです。ABSセンサーの腐食による故障、交換に始まり、直しても、直しても故障が続きました。
次を考え始めた所に初代クーガが発売され、乗ってみたら、10年の進歩に驚くとともに、重厚で、トルクフル、そしてコントロールに優れたハンドリングが気に入り、購入しました。実は乗って1か月も経たないうちに組立の不具合で、トルコンの冷却オイルチューブが外れトルコンを丸々交換するというアクシデントがありましたが。
エクスプローラーはそのデザインがツボにはまり、これしかない!という気持ちで購入しました。大きさが気になりましたが、乗ってみると見切りもよく、ハンドリング特性がニュートラルで、都内の裏道でも困るという状況になったことはありませんでした。ただ、観光地の駐車場で駐車するのに窮したことは何度もありましたが・・・。結構気に入っていて、林道を走る楽しさを教えてくれたのもエクスプローラーでした。これで林道走りが楽しくなり、ジムニーも購入してしまったくらいです。
そろそろ下取り価格も下がりそうだなぁ。などと考えているところに現行クーガの発売!!
その軽快感、ハンドリング、足回りの良さがとても気に入り、初めは冷やかしで試乗したのですが、結果的にエクスプローラーを下取りに出して、即購入と相成りました。
何しろ、ワインディングのカーブで良く曲がる。狙った通りに曲がって行く、SUVとは思えないコントローラブルな動きに思わずニヤニヤしてしまうほどです。
思った通り曲がり、それが高速走行時でも敏感過ぎず、神経質にならないので、運転していて、とにかく楽。緊張を強いられないので、疲労が少ないのがすごく嬉しい。シートも収まりとホールド感が良いので長距離運転しても疲労が少ない。
また、全長が100mm弱伸びた結果、荷室が広くなり、初期型のクーガでぎりぎり搭載出来なかった荷物が搭載できるようになった事にも感激です。
初期型ほどトルクフルでないのは残念なところですが、一般道や、高速道路、そしてワインディングさえ普通に走る分には破綻を見せないエンジンと変速機の妙。うまく作られた車だなぁと感心してしまいます。
内装も今までのフォードから比べるとずいぶん良くなったし、SYNCの日本語非対応と日本語のデーラーオプションナビを付けるとそのSYNCさえ使えなくなるという不完全さには相変わらず他の売れ筋外国車と比べて悲しくなりますが、こと走りにおいでは非常にバランスの良い、ハンドルを握っていて楽しくなる車なので、我慢でも仕方ないかなと思ってしまった車です。