みなさん、「ルーリン彗星」ってご存知ですか??
実は、2月24日に「ルーリン彗星」という彗星(ほうき星)が地球に最接近するそうです
最接近直後の2月26日が衝(太陽・地球・ルーリン彗星が一直線に並ぶ)なので、彗星がもっとも明るい時期には一晩中観察できるそうです
以下にちょっとだけ説明を載せますね
ルーリン彗星(C/2007 N3)は、2007年7月に台湾のルーリン(鹿林)天文台の41cm望遠鏡による観測で発見された彗星です
太陽系外縁部から来たと推定されていて、軌道周期は数万年以上もあります
ルーリン彗星は、星座の中をほぼ黄道に沿って東から西へと移動します
2月初旬まではてんびん座の中をゆっくりと動き、2月11日からはおとめ座に入ります
予想によれば、このころに明るさが4等台に達します
16日から17日にかけてスピカの北約3度を通過し、地球に最接近する24日から25日にかけては土星の南約3度を通過します
どちらも、ルーリン彗星と天体が双眼鏡の同じ視野で観察できる近さです
24日前後のルーリン彗星は、その明るさだけでなく変化にも注目したいところです
最接近時に、彗星と地球がすれ違う位置関係にあるので、彗星の見かけの移動速度は速くなります
双眼鏡を使えば1時間もたたないうちに動きがわかるほどなので、土星などの明るい星と比べながら観察してみましょう
最接近後、ルーリン彗星は暗くなりながらさらに西へ移動します
28日にレグルスと接近し、3月6日から7日にかけてはかに座のプレセペ星団(M44)のすぐ南を通ります
3月の上旬を過ぎたころには明るさが6等台となり、肉眼で見えなくなります
明日以降は九州では天気が悪くなります
となると、見るのは今夜がベストかも…
だいたい東の空を見ると、しし座がありますのでその辺りをチェックですね!!
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Posted at
2009/02/21 22:42:26