車高調
HKS HIPERMAX S-Style C を走行距離 32,477kmで装着し、それから約4000km走行しましたので、ここらでちょっとインプレを書いておきます。
好みや感覚で、インプレはかなり変わると思いますので、あくまでもど素人の個人的なインプレなのですので、あまりあてにならないかもですが、ご容赦くださいませ・・・
さて、この車高調を導入した目的ですが、
「おとなしい印象のアウトランダーPHEVを変えたい!!」
ということで、
個性的なアルミホイールを選択し、そのアルミホイールをフェンダー内に収めるためという、かなり不純な動機・・・(滝汗)
その装着したかったアルミホイールというのは、日産スカイライン(V35)純正オプション 19インチ。
RAYS製の 8.5J-19 インセット +33 というものです。
アウトランダーPHEVの純正アルミは 7J-18 +38 ですので、
インセットで+5mm、リムで約19mm 合計 24mm 、
さらに日産純正アルミは、ハブ径が66mm、アウトランダーPHEVのハブ径は67mmで、装着にはハブ加工または、3mm以上のスペーサーが必要で+3mm。
全体で、27mm程度、アルミホイールが外側に張り出すという、私にしては、結構思い切った仕様となりました。
タイヤについては、本来、245/45R19の選択が最適だと思いますが、ガリ傷、乗り心地悪化防止のため、あえて225/55R19という少し外径が大きくなる事を承知で、タイヤを選択しました。
この張り出し分を(特にフロント)フェンダーに収めるためには、車高を下げる事が必要でした。
ということで、車高調装着時、ショップの方には、スペーサー装着状態で、フロントフェンダー内にちょうど収まるように、調整していだくよう、お願いしました。
結果は フロント 約4.3cm リア 約5.4cm ダウンで、スカイライン純正アルミを収めることができました。
リアは、ここまで下げなくて良いのですが、HKSの車高調の仕様で、リアがかなり下がるため、前後バランスを考慮し、上限に近づく方向で調整した結果の数値となっています。
導入前
導入後
さて、めでたく目的を達成したものの、ちょっと問題が・・・(汗)
導入にあたり、ちょっと夫婦間のコミュニケーションが不十分だった事もありますが、今回の車高調導入後、相方さんのご機嫌が・・・
その原因は、「乗り心地」 なんです(汗)
今回、タイヤを厚めにした事もあり、橋のジョイントやマンホール通過、路面変化による振動など、タイヤ自体による乗り心地の悪化は(そんなに)感じられないものの、
・路面の大きめのうねりでのピッチング
・橋と道路の継ぎ目などの大きな段差や、大きめのうねりなどの通過時にリアが底付きする
などなど、サスの動きに関する問題が・・・(滝汗)
このサスですが、街中や、うねりのない道路を走る分には、一般道はもちろん、高速道路の走行でも、乗り心地はソフトで、ノーマルよりも良くなったかと感じるくらいですので、大入力に関する課題だけが浮かび上がったという状態です。
「車高調に変更すれば乗り心地悪化は当たり前、そんな事は問題にする事が間違い」とお叱りを受けそうですが、現実問題、やはり、少しでも乗り心地は良い方が・・・(汗)
という事で、装着後1週間でショップさんとご相談・・・
おーいおっちゃんさんからの情報を元に、
リアサスを微調整
リアサスのスプリングを7mm縮めてもらいました。
ショップさんによると、この時点で、当初から1cm程度、車高が下がっていたとのこと。
そして、いよいよ、先月末からのみちのく遠征 長距離テストドライブとなったのですが、その結果は・・・
私 「案外いける。問題ないかも (笑)」
相方「どこが乗り心地が良いのかわからへん!!」
と、同じ車の乗り心地でも、前提条件の違いで、こんな感じに・・・(滝汗)
ただ、今回、一気に2000km以上走行しましたが、相方さんが助手席で車酔いする事もなく、無事に道中を終える事ができましたので、我が家(私)としては現状の足回りで、なんとかやっていけるような気がしてきました。
課題の乗り心地について、
先日、友人を後席に乗せたところ、
「う~ん、よく路面の状況を伝える後席やなぁ~」
「さすがに大きなギャップでは突き上げるね~」
「でも、大きなギャップ以外は、いけるんじゃない」
とのこと。
ちなみにこの友人は、過去、サンクターボ、オペルビータ、ベクトラを乗り継ぎ、現在はホンダフェデックスに乗っていますので、過去の経歴からすると、一般的な方との印象は違うかもですが・・・
そして、昨日、もう少し、リアの挙動を確認したかったので、わざとタイヤ4本(約80kg)をリアオーバーハングにまとめて積載し、走行してみました。
タイヤ4本積載により、通常より約1.7cmダウン・・・
ボディとタイヤのクリアランスはこんな感じ・・・
「う~ん、もう少し下げると、こんな感じになるのか」
っては思いましたが、思ったより下がってない感じ(笑)
実際に明石まで走ってみると、確かにリアの突き上げはありますが、もともとある程度沈み込んだ状態から始動するためか、荷重のため、バンプラバーも潰れやすいのか、突き上げ感、ピッチングも思ったより少なく感じました。
さらにタイヤセットを引渡後、実家へ帰ったついでに、空荷の状態で山道をドライブ。
やはり、自分の好みからすると、ちょっと柔らかいですが、思ったより踏ん張りますし、コーナリングも良い感じ。
このPHEVに乗り始めてから、一人で山道を走る機会があまりなかったのですが、ちょっとペースを上げて走っても、結構面白かったです。
ただ、やっぱり柔らかめなので、コーナリング途中にギャップやうねりがあったりすると、そこそこ、あおられてしまうので、個人的には、やっぱり、もう少し固めの方が良いのですが。
同乗者の快適性を考えると、今の状態くらいが、バランスが良いところなのでしょうか。
もう少し車の挙動がスパッと収まり、落ち着いてくれた方が好みではありますが、みちのく遠征と、今週末のドライブで、かなり印象が改善・・・。
「最初の印象が良くないと、印象がそれ以上悪くなる事はなく、向上するのみ」 という事でしょうか(笑)
あとは、冬場にペレット約200kgを積載しての高速走行がある事をすっかり忘れていたので、「ペレット車高短」 状態でどうなるか、戦々恐々ですが、HKSの車高調、今後も観察をつづけていきたいと思います(滝汗)
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パーツ | 日記
Posted at
2015/09/14 06:31:32