
日本の子供の「精神的幸福度」は37位で、ワースト2位だった。
日本の子供の幸福度のニュース
とあったのですが...
皆さん、あまり気にせず、数字を鵜呑みにしているようなので
一言物を申したくブログに
自分は外資系企業で働いてますが、日本人はアンケートを取ると
中心化傾向が外国と比べて強く、全く外国の数字と比較するデータにならないです
幸福ですか?10段階で評価してくださいと言われたら
特に不満がなければ5を選ぶ人が多いと思いますが
これは日本人特有の傾向です。
外国人は、不満が無ければ10に近い数字を選びます。5を選ぶ人はまずいない
本気で不満を持つなら1とか。極端な数字を選びやすいです。
日本人の5≒外国人の10ぐらいの感覚です。
「今の生活の満足度」を0~10で評価してもらったところ、
「5以下」と答えた割合は、日本は4割近かったのに対し、
総合1位のオランダでは約1割だった。
とありますが、そりゃあほとんどの人が5選ぶから、逆に
6以上が6割いるなら日本人的には、子供は幸せだと思います。
オランダ人が5以下が1割だから、日本より幸せかと馬鹿な議論は無意味です
主観で答える数値は、国民性の違いもあるので、
そもそもこの数字自体に意味が無いです
ユニセフの調査ということで、この結果がニュースでも取り上げてますが
そもそも、アンケートなど国民性の違いを理解しないと無意味です
この数字だけで日本の子供が不幸
オランダの教育を見習いましょうとか教育評論家気取りのセンセイが
言っているのを聞くと数字の意味を理解しているのかと思います
>教育評論家の尾木直樹さんは、日本の学校現場を「いじめ地獄」と表現、
>偏差値偏重による受験競争過熱も相まって
>「子どもの自己肯定感が低く、幸福感が育たないのは必然的だ」と指摘した。
日本人の5の幸福と、外国人の5の幸福の重みの違いを理解しているのか?
教育を語るなら、まずはそこを考えないと...
外国と比べるというのは、本当に難しいのです
文化の違いを理解せず、数字をありがたがるのは...
ニュースも数字だけ取り上げて、深掘りしない...
この国は、何も理解していないと思ってしまいますね
追記
分かりやすいのは
Amazonの星4つでもその商品を買うのを躊躇します。
5つ星が基本。4.5ぐらいないと怖い
食べログは星4つなら予約を躊躇しないと思います
3つ星が基本
日本人が作ったローカルなシステムは、真ん中が評価の基準ですが
アメリカなど海外はMax評価が基準なのです
それほど日本人は無意識的に真ん中を選びやすい国民です
最近はAmazonとかに慣れてきたので
星は高めをつける人も増えてきたと思いますが、、、
Posted at 2020/09/03 23:46:43 | |
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