
パワーウインドウの動きの渋さの原因。
一つの要素としてモーターユニットのシールが弱く
プレートとシャフトがサビついてしまうこと。
そして動きがだんだんと悪くなる。
これが一つのパターンのようです。
レギュレーターそのものが摩耗したり変形したり、
モーターが劣化することも原因としてあると思いますが。

レギュレーターは洗浄してグリスアップを行いコトなきを得ました。
シャコシャコとスムーズに動きます。
歪みもありません。

問題はこのモーターのシャフト・パネルです。
見事にサビサビです。
サンドブラストしてみました。

ハイ、キレイキレイになりました。
肌がザラザラですが(汗)。
シャフトは稼働部に当りを付け直してグリスアップします。
スムーズに動くといいのですが・・・。

フタはサビ留めとしてグリスを塗りたくってこのとおり。
よくよく考えるとモーターは雨水が掛かります。
半端なシーリングよりこの方が良いと判断しました。
あとはしっかりとカシメ直します。

モーターとレギュレーターを組み付けてとりあえず元どおりです。
しかしこのままではキチンと動くか判りません。
再び元に戻して検証することにいたしました。

ドアに組み付け。
このままがいいのだがと思いつつまたまた交換です。
慣れてくると難易度がどんどん下がっていきます(笑)。
イグニションキーをONにしてテスト。
スイッチオン!!・・・スムーズに・・・スムーズに・・・???。
動くけど今までと変わらない!?。
ものすごく遅く感じる。
・・・グリスが硬かったのか?。
・・・モーターがやはりアカンのか?。
・・・はたまたスイッチが悪いのか?。
・・・うーむ。
ハァ、仕方ありません(笑)。
朝早くにブラストして夕方組んだのですが・・・。
笑うしかありません。
しかし動くようになりました。
元どおりとも言えます(苦笑)。
大概のレギュレーターはとりあえず再生可能か???。
しばらく様子を見ます。
しかし良い勉強になりました。
気紛れが起きなかったらこんなことも判らなかったことでしょう。
おかげでパーツを捨てることなくストック出来そうな気がします(笑)。
可能な限り現存の物を再生してみようと思います。
左のレギュレーターも欲しいなー。
Posted at 2015/01/29 18:20:56 |
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