
レポート今回で終わりです。
しかし夏場の状況も興味ありますので試走したいですね。
ソレまでお休みということになりそうです。
短期間でかなりの距離を試走しましたが楽しい経験をさせて頂きました。
軽じぃさんホントにありがとうございました。
それではレポートです。
◯試走状態
パワーフィルター&+Npf!(吸気プレート11mm)
吸気リング装着
これら以外は全てノーマル
吸気リング。
取付けてみました。
これでなにが変わるの?、というパーツですが変わるのです。
でプーラプラ走ってみました。

アイドリングはいつもどおり。
+Npf!は若干ブーストが正圧寄りで-0.4kg/cm2。
A.P.R.V.は-0.6kg/cm2です。
チョットした差ですがこういったところにも特徴が出ます。
◯登り坂
相変わらずの粘り感。
いや低速トルクが増した感じです。
昔Egのインマニポートをボルテックスジェネレーター理論を応用してトルクの発生位置を引き上げたことがあります。
そんな感覚です。
とするとある特徴が出てきます。
途中OFFってまたアクセル踏んでもノーマルのようにワンテンポ遅れる感はありません。
で待てよと思い全開してみました(笑)。

5,000まではスムーズに回転が上昇していきましたがソレからゆっくりデース。
やっぱり。
いろいろ工夫した経緯がありますがフィルターから以降の口径を変更すると必ず出てくる傾向です。
しかし低回転域を太らせるには口径を絞るのが有効です。
街乗り主体で高回転域を使用する頻度が少なければコチラが有利です。
トルク型の特性にするには絞ること、流速を上げることです。
S2000など高回転型エンジンなのにコレクターが小型化され排気量の割にスロットルが小型なのが良い例ですね。
◯峠道
もう言う必要もありませんがトルクの山に乗ってスピードをコントロールするだけでスイスイ上り下りします。
うーんリング一個でこうなるとは。
ファンネル型というのも効けるからなー。
◯途中加速全開
スピードは瞬間的に乗りますが伸びない感がでてきます。
しかしEgの回転に合わせて踏んでいくと十分な速度域になります。
コレではっきりしました。
トルク型です、パワーも十分あります。
Zのボア×ストローク64.0×68.2、元々がロングストロークのEg。
元々の性格を生かす方法としてはコチラが良いかもしれません。
この組み合せハイトルク&ハイスムーズです。
しかし流速がエアクリから一気に早められ、そして干渉波を利用しての加圧で空気分圧が高まる。
軽じぃさんがおっしゃられた"燃費わるくなるかも"はこの点ではないかと。
(ノーマルに比べるとその走りは雲泥の差)
しかしよくよく考えるとクロカン向けのシステムと言っても良いのでは。
吸気リングの出口側の段付きをスムースに加工すれば変化があるかもしれません。
+Npf!、A.P.R.V.と似たようなものと思っていましたが性格の違いに驚かされました。
私の主観で表現しますと(失礼かもしれませんが)
トルクフル&スムーズ&低燃費の+Npf!、
パワフル&レスポンスのA.P.R.V.。
多くは言いませんがこのキャラクターの違いは面白い!!。
では次回までお休みです。
NAの+Npf!試走に移りたいと思います。
Posted at 2015/02/24 19:15:21 |
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