
環境にやさしい
(らしい)ガソリンってなんだろう?
・・・最近
ちょっとだけ話題になっているバイオエタノールガソリン、ETBEですね。
ってバイオって何? ETBEって何? ですね。
まずバイオエタノール これは
植物(トウモロコシ、サトウキビなど)から製造されたエタノールです。
このエタノールに色々混ぜたものが
ETBE
Ethyl
Tertiary
Butyl
Ether(エチルターシャリーブチルエーテル)の略です。
このETBEをガソリンに混ぜることにより環境にやさしい
(らしい)ガソリンが出来ます。
そもそも何故バイオエタノールガソリンをはじめたのかいうと、
京都議定書で日本が(地球温暖化対策として)温室効果ガスの削減目標を達成するための対策のひとつとして
京都議定書では、
バイオエタノールが燃える際に排出される二酸化炭素は削減対象としていません。(規制対象外) ということは バイオエタノールをガソリンに混合すると、混合した分のバイオエタノール燃焼時に排出される二酸化炭素が計算上は削減されるわけで・・・
(バイオエタノールの原料になるトウモロコシやサトウキビは、成長中に二酸化炭素を吸収するので、
吸収した分とバイオエタノールになって
燃焼時に排出する二酸化炭素で
プラマイゼロ という理屈だそうです。)
このバイオエタノールガソリン
今月の27日から首都圏の50箇所のガソリンスタンドで
試験的に販売が開始されます。 将来的には段階的に取り扱うガソリンスタンドを増やしていくそうです。
ちなみに 環境にやさしい
(らしい) と
「らしい」と書いているのは、本当に環境にやさしいかはまだ社会実験中でわからないからです。
原料のトウモロコシやサトウキビは
本来は食料であり、その
食料を
燃料に
転用したことにより引き起こされる食料としての価格高騰、トウモロコシやサトウキビ栽培のため森林伐採が加速する恐れがあったりと色々な問題を抱えていたりします。
今後、どうなっていくかは現段階ではわかりませんが、今までのように、ただただ化石燃料を浪費して二酸化炭素を排出するよりも、色々な問題を抱えていたとしても、バイオエタノールガソリンの今後の可能性に期待です^^)
Posted at 2007/04/24 00:40:15 | |
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