S210について、僕は肯定的で誕生したこと自体を喜んでいる方ではある。
が、この人だけは確実に「許せん!」というだろうなというのが岐阜県中津川市にある中津スバルの社長。
誰よりもと言っても良いくらいスバルとSTIに対する敬意や愛があるために、
最近特に容赦ない鞭が爽快な人です。
その人がモータージャーナリスト兼政治家のマリオ高野さんとオートサロンのS210ブースにて
対談していた動画が今日youtubeにアップされていた。
こちらは「スビーチャンネル」で検索すれば出ると思います。
また、ご本人の中津スバル公式チャンネルでも思いの丈を語っています。
「subaru B-faction」で検索すれば出ると思います。「中津スバル」でも出るはず。
S210の誕生自体には喜んでいる人たちの内心をこれほどまでに見事に代弁されているのは、熱すぎる!
まして歴代のSTIコンプリートカーを大切に売っているなによりの人が、愛情を持って叱っている。
ただぐちぐち文句を言っているのとは大違いです。
これを見たところで購買意欲が削がれたりすることはないが、
ごもっともと納得するばかり。
メーカー全体での法定?環境性能をキープするために、
高性能車のハイパワーを追いかけることが出来なくなったのか。
それともこのチャンネルで言われているように、トランスミッションの耐久性に足を引っ張られてエンジンをトランスミッションに合わさざるを得ないのか。
どっちなんだろう?あるいは両方?
また、アイサイトにも確かに引っ張られている部分があるようだ。
僕は前者なら、クロストレックやフォレスターのS:HEVをこれからきっちり台数売っていけば、また車好きをワクワクさせるコンプリートカーないし度肝を抜くスペックの量産車の登場可能性がまだあると思っている。
トヨタがハイブリッドカーをしっかり売っているからこそ、GRであんなに冒険した車種を作ることができるのと同じ理屈だろう。
ただ、後者ならやっぱり8速ATとか、難しそうだけど新規MTとか、開発ないし購入に向かわないと永久にS210あたりが限界だということになりそう。
高トルク対応なMTについては作れること自体はポルシェやBMWが証明してくれている。
国内だとトヨタ日産ホンダはずっと300馬力以上発揮するスポーツカーなどをリリースしてきているし、
海外メーカーではあくまでそんなのは一仕様として売っているレベルなくらい、
今や300馬力って当たり前の水準。
このままではスペックで度肝を抜くことは難しいだろうなあ。
そうでなくても、今SUBARUで買える2.4L以外の車に関してはどうにも、
非力なイメージを抜け出せていないように感じる。
クルマ自体はいつ乗っても魅力的だけどスペックが他社に置いて行かれているというか。
なにもWRC時代のオタクっぽさを誰もが求めていると思わないし、
企業が生き残るために利益をとりにいくのは当然なんだけど、
SUBARUとは?STIとは?をもう少しファンもメーカーも向き合う分岐点に入っているように思う。
今回の中津スバル社長の喝にはとても納得させられました。
よくあの場であの声量で言えたなあ、すごいなあ。ある種真のジャーナリスト。
1スバリストとして買い支えつつ、これからのSUBARU、STIに期待です!!!
特にSTI!!!
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2025/01/13 23:14:42