自作デフブリーザーホース取り付け

皆さん台風19号は大丈夫でしたでしょうか？
最近は水害など多く発生していますよね。
ジムニーに乗っていると、もしものときの安心感というのはとても心強いものがありますが、万が一の冠水走行の際にノーマルのままではデフ内に水が侵入してしまうのでブリーザーホースを取り付けようと思いました。実際にデフ上まで浸かるような場面を走ることは無いでしょうが保険のようなものです。
しかしブリーザーホースで調べると既製品は7、8000円程もします。ちょっと高いなと思ったので自作しようと思いました。
写真の赤丸部分が純正のキャップがついています。

キャップはカシメがあってこじって外すしかありません。中はバネとゴムが入っています。
デフ内の圧力を逃すためにこのような構造になっていますが水に浸かるレベルだとここから水が侵入してしまいます。

ホームセンターで購入したものは、
・内径12mm耐油ホース3m
・ホースバンド2個
・12mm径ホースジョイント2個
これで一台分です。
あとはタイラップくらいです。
合わせて1500円程でした。

キャップをかぶせたときにリリーフバルブが機能するストロークを確保する為にジョイントの頭を2mm程削っておきます。

ホースを固定します。

ゴムとバネを入れてキャップをかぶせます。
この時必ずキャップが動くか確認してください。
そうしないとデフ内の圧力が逃げません。

ホースを延長してきて給油パイプのあたりにタイラップで固定しました。カバーがつくので隠れるしここがベストかなと思います。

フロントも同じように取り付けますが、ステアリングシャフトに干渉しないようにレイアウトしなければなりません。
マスターバックの下を通して固定
無理をするとホースがねじれてしまうので試行錯誤しました。フロントの方がめんどくさいです。

これでデフに水が侵入する心配は無くなりました。
延長先まで浸かるようなレベルでは車内は水浸しでしょうしデフどころの話では無いですよね(笑)