ブレーキマスターシリンダーオーバーホール

※注意！！！

ブレーキパーツという人命に係る部品のオーバーホールになりますので、必ず分かる人かある程度整備経験のある方のアドバイスを貰いながら作業を行ってください。

最悪大事故に繋がる部品ですので注意してください。

また、部品点数が多いのでディーラーなどで整備書をコピーしてもらうなど情報を多く仕入れてから作業してください。


もしかしたら、削除する場合もありますのでご了承ください。

ブレーキのマスターシリンダーをオーバーホールします。

まず、必要なものを箇条書きに。

・整備書
・オーバーホールキット（シール類）
・３６ミリのソケットレンチ（大きなモンキーレンチで作業するとネジ山をなめる場合がありますのでソケットを使うことをお勧めします）
・スピンナーハンドル
・１２ミリのソケットレンチ（マスターシリンダーをブースターから取り外す時に必要）
・シリコングリース（自分はワコーズのブレーキグリースを使いました。
・１０ミリのフレアレンチ
・ラジオペンチ

なにか抜けてるかもしれません。

車両からマスターシリンダーを取り外すのは省略します。

まず、マスターシリンダーを分解します。
１、フルードのタンクを外します。
２、真ん中のシリンダーを取り外します。（ソケット入れるため）
３、万力は使用不可なので写真のような方法でマスターシリンダーを固定して、３６ミリのソケットを使用して分解します。

整備書と睨めっこしながら、分解したものを外した順番にならべていきます。

清掃は組み付けるときにシールを挟みながら順番良くやった方がよかったです。

自分の場合、すべて掃除してから組み付け作業をしたら迷子になって、マスターシリンダーダメにしました。

ちなみに順番は、右上から下に向かって外した順番に並べてます。

整備書とオーバーホールキットに含まれる説明書を見ながら組み立てます。

シールの向きに注意してください。
方向があります。
また、各シールにはハマる場所がありますので、そこにも注意してください。

だいたい、バラバラにした順番通り組めればある程度組めると思いますが、部品点数が多いので迷子になる可能性があります。

なので、整備書必須です。

ちなみに、部品右側のシリンダーにはまってる金属パーツの下のシールは押し込みます。
押し込むとパチっと音がするはずです。

そしてすべて組み付けた後、画像３の時のように固定して取り付けます。

本当は、マスタシリンダー単体でエア抜きをしないといけないようですが、やり方がイマイチ分からなかったので車両に取り付けてから普通にエア抜きしました。

以上、オーバーホールの手順を簡単にまとめましたが、この記事を参考にされる方、必ず経験者、もしくは整備士の方の指導の下作業を行ってください。

失敗しそうだったら迷わず経験者に相談、ディーラーに持ち込みなどを行ってください。