先生（会社員）のブログ一覧

ええ。完全な衝動買いです。

時は遡ること2007年。
まだ大学生だった自分は、当時の家車だったカングー１の度重なるしょうもないトラブルのため、ディーラーに入庫することも多々有り。
その時に、メガーヌ２のPh2の試乗車に乗ったのが初めてでした。
カングーも確かにすごい衝撃的だったけど、
それ以上に衝撃的だった。
ボディーの剛性と足回りの柔らかいけど柔らかすぎないこなし感というか。
1.6のATだったけど、よく走って良く曲がった。イイクルマだなぁと思った。

そして、年を取り、気づけばルノーフリークに。
トゥインゴ１のトラブル頻発していたころは「アシ」として、ヤフオクで1桁万円で買ってきたメガーヌ２を乗った。
引っ越しやら転職やらで売ったけど、
その後またインクブルーのメガーヌ２が破格で出ていたので買って、
その時はルーテシアの0.9と2台持ったりしたけど、
同じような車を賃貸暮らしで車庫借りて乗るのは…そう思って売ってしまった。
所謂ふつーのメガーヌは「そういう値段」で売られてて転がしても痛くないくらいだったし、それで十分だったので、スポールに食指が伸びることもなかった
とはいえ、「大人になったら乗ってみたい」（十分大人なんだけどね）車ではあったわけでずーっと気になっていました

あれから気づけばもう7~8年だろうか。
メガーヌ２は町を走っていなくなり、中古車市場からも消えつつある。
年式的な問題や、内外装の劣化しやすさなどもあって、「売り物」にしにくく、
解体される車がほとんどなのだ。価値がつきにくい古めのイタフラあるあるである。ああ無常。まだ走れるのに！

さて、話は戻り自分の話。
家を買い、首都圏とはいえ生活に車は必須な地域に移住しました。
通勤に車を使いDS3で通勤してたけど、各所消耗を考えると
これは無理だな…そう思って新車で買ったマツダ３と10年暮らして
車趣味は卒業と思っていたのだが…（もちろん無理だと気付いてた）

少し落ち着いたらNBのロードスターか、トゥインゴ２RSあたり…とか思って
紋々と軽油の運転してもなんもおもんないマツダ３（ディスってるけど嫌いじゃない）を転がす日々。

ふと、某SNSで買い手を募集しているメガーヌ２RSが。
ふーん…10秒くらい考えてDMしておりました（バカ）

そんなこんなで最初にDMした4日後の早朝には高速バスで京都の町へ降り立っていたのでした。
売り手の方も代々ルノー乗られていたらしく、次もルノーだそうで。
写真でしか確認していなかったこの車。
目の前にすると卒業写真に写っていたあの子が大人になって（それも結構な）年取ったね～ってなるあの感じを思い出し…懐かしくも新鮮で。

もちろん年式なりのヤレなどはあるけども、定期的な点検、消耗品の交換が行われてて非常に好感度の持てる個体です。距離自体はもうすぐ13万キロというところでいろいろと手を入れたい感じはするのですが…
色もグリ・マカハ。おとなしめの、でも渋いシルバー。
これも今の年齢だからわかる良さかもしれない。
もうちょっと若かったらたぶんFリミのブルーとか欲しがってたんだろうな。
大人になりました。

引取ったメガーヌに乗り込むと、
懐かしい香りがする
思い出したのはルーテシア２RS
初めて自分で選んでちゃんとしたお店で買った車でした
あれからはや10年…いろんな車に乗ったけど
やっぱりこの年代のルノーは手元に置いておきたい…

引取ってすぐ、鈴鹿サーキットをチラ見して、四日市のマグロレストランによってあとはノンストップで500キロ超。
腰が痛くなることもなく、まだまだ走れそうと感じるこの瞬間がルノーだね


ここ4-5年はオフロードバイク熱がありましたが生活も変わって
それもなかなか難しくない新しいおもちゃを手に入れまた車熱が再燃してきた感じがします…
2017年の渡仏の際に行けなったディエップへの聖地巡りをまたいつか…

間に合ってよかった。所有できて本当に良かった…