2007年01月17日
突然の別れ.
毎朝の日課があった.
ボクは学校に事務室でバイトをしており,朝8時半から9時の間に事務室に入らないといけない.
朝の弱いボクはいつも時間ぎりぎりに到着.同じバイトをしているバイク通学の○○のバイクを毎朝確認し,
「やっべ~!!また『遅すぎやろ~♪!!』って半分本気で怒られる(-_-;)」
と小走りで事務室に向かう.
そして,○○と自販機前で一服しながら10分ほどだべる.
なにかよくわからない,難しい単語を使いながら,いろんなことを話してきた.
いつも,
「(なんだそりゃ?専門用語が分からんし)…へ~,そうなん?難しいな.」
と,軽く聞き流していた.
これが毎朝の日課だった.
しかし,15日(月)からそのバイクは止まっていなかった.
13日の晩の学校帰り,交通事故で逝ってしまった.
事故の詳細は目撃者もおらず分からない.
ただ,○○と○○のバイクと衝突したおばさんが亡くなった.
14日,事故の翌朝事務員さんから電話がかかってきた.
事務員さん 「朝早くにゴメンね~!」
ボク「おはようございます~.」
事務員さん 「新聞に○○君の名前が乗ってるんやけど,間違いないんかな?連絡取りたいねんけど,番号が事務室に行かないと分からくて.教えてもらえる?」
ボクは番号を伝えた.
またすぐ事務員さんから電話が着た.
事務員さん「○○君に電話したら親御さんがではってんけど…亡くなったみたい…」
ボク「……え?……」
沈黙が流れた.
事務員さん「また何か分かったら連絡入れるね.」
と言われ,電話を切った.
新聞で探したが記事はなかった.読売には載っているようで,友達から確認の電話がボクのとこにきた.
○○とボクの共通の友人と連絡をとって,その日の内に遺体に会いに行った.
傷はほとんどなく,左まぶたにバンソウコウが貼ってあるだけで綺麗な顔をしていた.まるで,寝ているかのようだった.
全く実感が沸かなかった.
月曜日,実感のないまま学校に行ったが,バイクもなく,○○は来なかった.
そして,昨日・今日とお通夜と告別式が行われた.
そのとき始めて実感した.
○○は死んだと.
式では悲しすぎてまともに顔を見れなかった.
○○が好きだったGLAYの曲がエレクトーン奏者によって流されていた.
大勢の方が会葬に訪れ,涙を流していた.
ボクも泣いた.
式の後,事故現場に友達と2人で行き,花を供え,○○がよく飲んでいたコーヒー,吸っていたタバコを2人で吸い,1本火をつけて置いてきた.
突然やってきた別れ,完全に受け入れるにはどれぐらいかかるだろう.
これから一緒に大学院で勉強するはずだったのに.
何もせずゆっくり考えたい.
それでも時間はいつもどおり流れていく….
気持ちを整理し少しでも気分が楽になればと,思ったことをただ書いただけなんで文章むちゃくちゃだと思います.
このブログに関してはコメントしていただいても返事は返しません.すいません.
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Posted at
2007/01/17 19:39:12
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