フロントタワーバーの簡単な取り付け方法

今回はボディー補強パーツの取り付けです。
タイトルの通りフロントタワーバーの取り付けを簡単な方法で行います。
物はCUSCOのオーバルタイプのタワーバーです。
CUSCOの取り付け手順書では、まずワイパー回りとそのカバー等をすべて外してから取り付けを行うようになっています。
文章で書くと簡単なようですが、これがかなり面倒くさい作業です…。
自分のやり方では、車体側は何もバラさない。
バラすのは取り付けるタワーバーを、写真のようにバーとベースに三枚おろしにします。
バーとベースをバラすのは六角レンチと17mmの工具でバラせます。

次にフロントのジャッキアップポイントに油圧ジャッキをかけて、ジャッキアップします。
ジャッキアップしたら、三枚おろしにした両側のベースを車体に取り付けをします。
このベースを固定するには、写真のような先に角度が付いた12mmのメガネが必要になります。

ベース取り付け金具（2本ボルトが付いて湾曲した形の金具）をタイヤハウスの内側から手を突っ込んで、ベース取り付け金具とベースを車体に固定します。
ナットがベース取り付け金具のボルトにかかったら、油圧ジャッキを外してOKです。
先ほどの12mmのメガネで軽くナットを締めます。
写真のような角度で工具を掛ければ、回しにくい奥側のナットが締められます。
反対側も同様にしてベースを車体に取り付けます。
この時点では、このベースのナットは本締めをせず仮締めにしておく事。

次に車体に取り付けた両側のベースにバーを取り付けします。
バーが入るようにベースの位置を微調整しながら取り付けます。
位置が出たら、バーとベースは六角レンチと17mmの工具で固定します。
この部分は動くとマズイので、本締めしてOKです。

バーとベースが固定できたら、先ほど仮締めにしていたベースの取り付けナットを12mmのメガネで本締めします。
手前側の締めやすい方のナットは、同じ12mmのボックスレンチか短めのスパナでも締められます。
以上で取り付け作業完了です。
車体側のバラシ作業と組み付け作業が省けるので、実作業時間は30分もかからず完了しました。
エンジンルームがレーシーな雰囲気になりました。

バーのエンド部分にはCUSCOの刻印が入っていました。
アルミ製なので重量も軽く、良い商品だと思います。
フロントのロアアームバーとの相性も良く、サスの動きが良くなりましたね。
旋回時に車体の安定感が増して、ステアの応答性も良くなりました。
ん〜、楽しい車になってきた。