ざっくりブログ
MAZDA OPEN DAY から半月、今度は「サステイナブルZoom-Zoomフォーラム2019 in 横浜」に参加してきた。
が、いきなりトラブル。
今回は車で行こうとしていたが、家を出遅れ、道路も渋滞。
やばい、10時に予約しているものがある…
間に合うのか…
結果、到着は9時55分。
駐車場へ止め、受付へダッシュ!笑
なんだかんだで間に合うのが僕だ。
自分のおっちょこちょいなところは直したいのだが、無理だ。笑
息を切らしていきなり体験試乗。笑
しかし僕含め二人しかいない。そんな焦ることもなかったか…
とりあえず講座開始。
まず試乗の前に、椅子に設置された「ながらウォーク」に座り、背筋を伸ばした状態と猫背になった状態でそれぞれ左右にゆっくり動いてみる。伸ばした状態だとスムーズに左右に動くことができ、目線がぶれない。猫背で同じことをやろうとするとクルッと回ってしまいそうになる。
ここで骨盤を立てることで人はバランスを取れるということを体感できた。
そして試乗。助手席が取り払われ「ながらウォーク」が設置されている。そこへ座り時速5km程度で走行しどういう動きをするのか体験。
アクセラだと少し曲がっただけでバランスを取るのが大変。急なカーブだと相当キツイ。
それがMAZDA3だと、かなり楽。不思議だ。
マツダ公式のYouTubeチャンネルで「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」のことをやっていたが、まさに今回同じ事を体験したわけだ。
VIDEO
嘘のようだが本当の話。詳しい話は動画で解説されているので是非見てみてください。
講座が終わり、せっかくの機会なので試乗予約。
これは後ほど。
続いてMAZDA3チーフデザイナーの土田さんのお話を聞きに行く。
テーマは「魂動デザインの深化とMAZDA3デザイン」
土田さんのプレゼン、めっちゃわかりやすくて見せ方が上手い。
デザイナーらしく実際にボードに絵を描きながら解説。
講座終了後撮影。
続いてMAZDA3開発秘話
開発主査の別府さんと対談相手はマツダファンブック編集長をされている真鍋裕行氏。
オートサロンや北米仕様の内見会でも話を聞いてきているので、そこまで新鮮味のある話はなかったと記憶しているが、やはり話上手。MAZDA3の魅力を存分に感じるお話だった。
続いてMAZDA3の撮影ポイントの紹介。
別府さんオススメのポイント
1.ドアパネルのネガ曲面
このドアパネル、ガラスや部品、サイドビームが入っている中でこの曲面が実現したのは苦労した所だそうで、そんな思いもありマニアックなポイントとして上げていた。
そういえばKAI CONCEPTのドアパネルがどうなってるのか、自分も撮影したなぁ。
これを市販車でも実現したのはやっぱりすごい。
2.長いリフトゲート
別府さんはRX-7に乗られていたそうだが、RX-7並みにリフトゲートが長いところがポイントということで上げられていた。
とここで土田さん登場。
土田さんオススメ撮影ポイント
1.サイドのリフレクション
最初この会場の配置は違うものだったらしいが、せっかくのリフレクションを後ろに見える黒い幕で殺してしまっていたらしく、やり直させて中庭の景色が映り込むようにしたとのこと。
後で撮影したものですが、どうでしょう?
2.間近で撮ってみる。
今回ディテールにもこだわって作ったということで、近距離でも撮ってみてほしいということだった。
ライトのサイドのラインも美しく光るようになっている。
最後にお三方の撮影タイム
貴重なお話をありがとうございました。
昼はおにぎり一個食べ、続いて楽しみにしていた猿渡さんの講演。
真ん中に「ながらウォーク」置いてある笑
何故楽しみにしていたかと言えば、言わずもがな3代目アクセラの主査を務めたのが猿渡さんだから。今や商品本部の本部長。
3代目アクセラを“The Mazda”と言えるような車にまで高めたのは猿渡さんの功績。
アクセラに対する思いは
インタビュー記事 を見ればよく伝わってくる。
アクセラって意図せず、自分にぴったりな車なんだよなぁ。
講演の最初に「自分の手がけたアクセラが生産終了したというのはやはり寂しい。」とおっしゃっていたのを聞いて、心にグッとくるものが…
そして本編の講演内容は…ほぼ車の話なし。笑
人間の動きについて非常にわかりやすく、途中に体を動かしながら、人間中心の考え方がどのように車づくりに生かされているのか知ることができた。
その事がよくわかる動画がこちら。
今回の講座でも流された動画と一緒のもの。
VIDEO
世の中の車の走行距離が少なくなる傾向の中で、マツダだけ走行距離が増えているというデータが。笑
第6世代になってその傾向が出てきたというのは人間中心の車づくりの成果だろう。
自分もその中の一人です。
最後にみんなに包装に使うプチプチが配られ、それをひたすら潰すという…
それはつぶした時にどんな感情になったかという問いだった。気持ちよかったか、逆にイライラしたり…
人は何かに触った時、感情が動くそうだ。
だからマツダは如何に気持ちの良い押し心地のボタンにするか追求し、サプライヤーが違ったりする中で基準を決め統一したそうだ。
それは室内の照明も一緒で、人の眼というのは白でもちょっとした違いも判別できる為、それも基準の中に入るよう統一し、ストレスを感じないようにしたとのこと。
正直ここまでするか!と思ったが、それが人間中心を追求したマツダの車づくりなんだと理解した。
そのまま続いて人見さんの講演。
1年前にも聞いた内容と通じるところがあったが、要するに内燃機関はこれからも無くならないから、マツダは徹底的に内燃機関の可能性の追求、それは燃料を含めての話にもなってくるが、ブレずにやっていくとの話だった。
色々講座で勉強した上でお待ちかね、MAZDA3、ついに初試乗です。
FASTBACK 1.5S Touring ソウルレッド SIGNATURE STYLE
試乗して特に感じたのは目線がぶれない。段差があって乗り越えても、何故か目線がブレていない。
これは、不思議だ…この感覚は最初に体験した「ながらウォーク」で体感したことと同じ感想だ。
そうか、これが「歩くように走る。」ということか。講座を受けてから試乗したのは正解だった。
静粛性はもちろん高いが、個人的にはエンジン音はもう少し大きいほうがいい。せっかくいいエンジンサウンドなんだから。
1.5Lガソリンモデル、MAZDA3はアクセラより重くなったはずだが、軽快さはアクセラと変わっていなくて嬉しかった。
とそんな感じで、講座で今のマツダの車づくりについて理解し、体験もして、MAZDA3試乗も叶い、楽しんだわけだが、最後に一番嬉しかったもの…
MAZDA OPEN DAYの時に手に入れたMAZDA3のミニトートバッグにMAZDA3開発主査の別府さんとチーフデザイナーの土田さんにサインを入れていただきました!
お二方とも戸惑われている感じもありましたが、快くサインしていただき感謝です!僕にとっては宝物、大切に保管します!
(別府さんは日付書き間違えて21日になってます。笑)
この二人のコンビだったから、MAZDA3はこんなにも素晴らしい車になったんだと思ってます。
今までに参加したイベントで僕もそれなりにお話を聞いてきているので、よく知っているつもりです。
KAI CONCEPTを見た時から、僕はこの車が欲しいと思い続けてきました。
その夢は、もうすぐ叶う…のでしょうかね。