寒い週末は車系ネット記事をこよなく愛するげんごるふですが、記事を読んでいてどうも引っかかる内容を見つけました。
リンクは張りませんが、気温が下がる冬場は、路面に雪が積もっていなくても夏タイヤよりもスタッドレスの方が制動距離が短くなるという主張の記事がありました。
元ネタは同じかもしれませんが、同じ主張の記事は複数存在しているようです。
オリジナルの情報はタイヤメーカーのコンチネンタルさんのようです(私は見つけられず…。)。
0℃付近の凍るか凍らないかぎりぎりのエリアをどちらのタイヤでも散々走ってきた僕の体感では、おそらく凍結or積雪がない限りは気温が低くとも夏タイヤの方がグリップが高いように感じられ、こりゃロードスターのVRX2とDZ102でフルロック制動テストをするしかないか?いや、DZ101はちょっとくらいフラットスポットができてもいいとしても、VRX2は一回やったらエラいことになるなとどうしようかと思っていたら、代わりにやってくれている動画をyoutubeで見つけました。
https://www.youtube.com/watch?v=TJsV2ORMsms
-4℃から-3℃のドライ路面でS2000を使い、ブリジストンRE71RとミシュランX-ICEで時速約100kmからの制動テストをしてくれています。
制動開始時の初速のバラつきが気になりますが、やはりどう見ても夏タイヤ(というかRE71R)の方が30%近く短距離で停止できています。
そりょあそうだよねと思うと同時に、元ネタのコンチネンタルさんもタイヤメーカーなので変なことは言わないはずですし、例えばウェットで特にハイグリップでない夏タイヤの場合などどこかで逆転する条件が出てくるんでしょうか??もしくは、タイヤが温まるまでの間とか??もしくはそもそも何かの誤解があるのか??
これまで、どちらかというとスタッドレスは通常のウェットやドライ路面で夏タイヤに劣るという記事はたくさん見ましたが、ぜひJAFさんのユーザーテストで取り上げてほしい内容だなと感じました。
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整備 | クルマ
Posted at
2019/02/09 23:17:08