

昨年鳴り物入りで当ヤードに入庫した部品鳥の「美濃45セリカ」。
コイル欠品の為不動扱いとなっていたが、部品を手配し取り付けたらあっさり始動した優等生♪
しかし調子が悪いorz
1気筒死んでいる感じでとにかく吹けない、回転はバラつく。。。
当初からサワーガソリン臭(腐っているオイニーね)を漂わせていたので何となく察しはついていたのだが。。。
当ヤードは原則不動車不可のスパルタ教育的ヤードである。部品鳥と言え例外ではないwww
実は意外とヤード内では保管車の移動があるのである。
今までは何とか誤魔化しゴマカシ動かしていたのだが、あまりのドライビバリティ(笑)の悪さに閉口してしまった。
そこでエンジンが吹けない原因と思われる「そこ」に手を付ける事にした。
燃料タンク(爆)

まずはタンク内のサワーガソリンを抜くことから開始。意外と入っていたようで、衣類収納ケース満タンになってしまった。40リッターはあっただろうか。

ドレンの状態。今後の展開を予感させる状態だ。

沈殿物を確認するがあまり出ていない、と言うか経験上はあまり出ないものである。

燃ポンは外さずに配管のみを外していく。

着地したタンク。この個体は角目後期なので丸目とは配管周りが異なる。
さて、本日のメインイベント!タンクバラシと行きましょう。

フューエルゲージご開帳~orz

燃料配管ご開帳orz

ストレーナーご開帳。。。orz
すかさず内部を観察。

・・・まるで高松塚古墳を見ているような光景となっております。サワーガソリンの残党が居座っています。

抜いてみると。。。もはや良くこれで動いていたかと感心するやら・・・

すぐさま高圧スチームをかけるべく、近所のコイン洗車場へGO!プロの知人に聞くと、タンクの洗浄時に水の跳ね返りを考慮して1時間は行う、とのことだがワタシは素人♪ひとまずちゃんとエンジンが回れば良いので5分で終わらす(爆)
洗浄後ヤードまで戻り内部の観察。

ガソリンの変性物は大分きれいになっているが・・・

残念ながらタンク上部のスチームがかからない場所は浮き錆が酷い。
その後強力ドライヤーで乾燥させ、プラハンでタンクを叩いて浮き錆をできるだけ取った。本来ならその後サンポール漬けを行い、コーティングとなるのだが、今回はそこまではしない。だって部品鳥で敷地内を動ければいいからwww
タンク本体の洗浄後は付属品の清掃へと移る。

非常に残念な状態の配管類とストレーナー。エアで通路内の掃除を行う。外見はさっとサビの除去でとどめる。ストレーナーはパーツクリーナーを使用してもびくともしないほどのコーティングがなされていた(涙)

仕方が無いので、泡タイプのキャブクリ責めの刑に処した♪この泡タイプは中々無いので最近はホムセンの農機具コーナーが御用達である。燃料ホースなども農機具コーナーで入手している。40系はもはや農機具扱いなのか(爆)

数回刑に処した後のストレーナー。ようやく液体を通すようにまでになった。

駄菓子菓子!破けてしまっているorzサビの破片にでもヤラレタであろうか。・・・となると燃ポンも掃除せねはなるまいな。。

破れに対しては「困ったときのアロンアルファ」♪網目が多少詰まるが破れているよりはいいだろう。

配管組み付け前にタンク床面の確認の図。

配管を組み付けたところで日付変更線を越えてしまい、時間切れで作業はストップ。
今回のおまけ。

シルバー41はキャブOHのため取り外し。どの個体もやることが多くどれから手を付けていいかわからなくなっている(自爆)
Posted at 2012/07/16 23:58:00 | |
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