2024年6月1日
これまで色々書いてきましたが、グズグズしていたら6月になってしまいました。。。
そろそろ北海道ツーリングに出掛ける方も少なくないと思いますので、かなり重要なポイントである「ルートはどうする???」という記事を書いてみたいと思います。
まずは私が昨年5月下旬から6月にかけて道南を除く北海道ほぼ1周ツーリングをした際のルートをご紹介します。
私は北海道にて9日間走りました。
何度か前にも書きましたが、バイクでのツーリングで雨は避けたいので、
全日程を先に決めてしまってホテル等も全て予約してしまうのはおススメしません。
私の場合は「北海道到着後4日間位は雨がおそらく降らない」と思える天気予報だったことから、1泊目宗谷岬、2泊目網走、3泊目ウトロ、4泊目釧路まで4泊分は事前に予約していました。
然しながら4泊目の釧路のANAクラウンプラザは前日の夜まで予約のキャンセルが出来る予約条件だったので、実質現地3泊目まではスケジュールを固定して旅をしていました。
皆さんがもし私と同じく新潟小樽間直行便で翌朝4:30に小樽に到着するのであれば、私はその日は稚内や宗谷岬まで走ってしまうことをおススメします。
時間に余裕があるので北上するのに持ってこいのスケジュールなのです。
私のようにほぼ全ての道の駅でスタンプを押しながら、そして程良く休憩しながら下道(オロロンライン)を北上しても14時前にはノシャップ岬の樺太食堂に到着することが出来、美味しいウニ丼を楽しむことが出来ます。
私のようにそこから稚内→白い道→宗谷岬と回ってもおやつの時間過ぎには宗谷岬に到着することが出来ました。
新潟小樽直行便の場合はこんなスケジュールがおススメですが、他の船で北海道に入る場合はスケジュールが大きく異なるのでルーティングなどは大きく変わって来ます。
函館便を除き、新潟小樽直行便の次に早く北海道に着くのは名古屋から仙台を経由して午前11時に苫小牧西港に到着する太平洋フェリーです。
このフェリーで到着する場合、その日の明るいうちに稚内に到着するのは少々厳しいかな~と感じます。
道の駅などで道草はほとんどせずにストイックに走り続ければ行けないことはないのですが、楽しいツーリングとは趣が変わってしまいます。
キャンプ泊ならば私は留萌の黄金岬キャンプ場辺りで宿泊しますかね。
宿泊施設を利用するならやはり留萌かちょっと先の苫前辺りに宿泊するかと思います。
太平洋フェリーの場合、北海道を時計回りにオロロンラインを北上せずに反時計回りに旅をするのも良いかも知れません。
富良野・美瑛を経由して旭川か上川まで行ってしまうのも良いですし、日高を下って襟裳岬経由で様似やえりも町まで行って宿泊するのも良いですね。
キャンプなら襟裳岬を回って有名な百人浜オートキャンプ場に宿泊するのも良いかも知れませんね。
苫小牧に夕方に到着する船の場合、移動できる距離はそれほどないので札幌や岩見沢まで行って宿泊するか、あるいは苫小牧宿泊にして翌朝5時のマルトマ食堂にアタックするかも知れませんね。
苫小牧・小樽に夜に着いた場合は無条件で苫小牧・小樽市内のホテルに宿泊します。
北海道の道は夜は真っ暗で動物の飛び出しも多いので、暗くなってから遠方まで移動することは全くおススメ出来ません。
色々と書いて行くと永遠に終わらなさそうなのでそろそろ今回の記事は締めくくろうと思いますが、大まかなルート計画を頭の中で検討するにあたり、
1). 「どの船に乗るのか」=「何時に北海道に着くのか」を決める
2). 何日間回れるのか
3). 限られた日数でどこに必ず行きたいのか
これらの点をピックアップすることが第1ステップですね。
人によっては1日で450㎞とかを走る人もいるようですが、私は個人的にはMaxで350㎞/日を限度とするのが良いと思います。
250㎞/日位だと結構余裕のあるスケジュールになります。
ホテル泊であっても旅を続けると疲労は蓄積してくるので、後半に強烈な距離の移動を必須とするルーティングは計画しない方が良いかと思います。
私は北海道滞在4日目に、ウトロ→知床峠→羅臼→標津→根室→納沙布岬→根室→釧路というルートで320㎞程走りましたが、結構この日はキツかったと記憶しています。
1日目の小樽→宗谷岬、2日目の宗谷岬→網走は距離は長いものの結構大丈夫だったのですがね。。。
疲労が蓄積すると判断力が下がって事故やその他アクシデントの原因にもなるので、あまり強烈なスケジュール・ルーティングをすることはおススメしません。
またガッツリと雨でどこかの街に停滞する羽目になる可能性も有るので、その場合に途中からプランAとプランBのように適切な選択肢を持つことが出来るルーティングを心掛けて下さい。
ではでは。
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Posted at
2024/06/01 22:36:52