2022年5月15日 ブッ壊れたパーキング(フット)ブレーキを車検時に修理 162,380km

2022年5月15日 162,380km

ある日突然パーキングブレーキ(フットブレーキ)が効かなくなってしまった話は既報の通りです。
我が愛車W210後期ワゴン (S210) E320アバンギャルドのパーキングブレーキは踏み込み式で、MT社のクラッチペダルがあるような位置に存在します。
そして解除の際にはこの写真にあるレバーを引っ張って解除します。

故障した状態では、左足でフットブレーキを踏み込んでも通常のクリック感が無く、踏み込んでも止まらずに戻って来てしまいます。
また解除レバーはスカスカで、引っ張るとこのように出っ張ったままになってしまいます。

丁度4月16日に車検の約1か月前の状況確認目的の事前入庫日の予定があったので、ヤナセの整備士に確認をしてもらいました。

結論としては、フットブレーキAssyに取り付けられているこのスプリングの左側の引っ掛ける部分が破断しており、リターンスプリング的な機能を果たさなくなっていました。
このスプリング在庫が日本に無いことを恐れていましたが、運よく日本に在庫があったので入手は容易でした。

EPS上で確認すると、このスプリングは右上のパーツ番号70番です。

簡単にちょちょっと交換出来そうに感じますが、引っ掛ける部分の片側がアクセスし難い場所にあるため、30分・1時間程度の時間では確実に交換が終わるとは言えない状況だそうです。
4月16日からGW明けまで整備入庫が一杯で予約を取れるタイミングが無いとのことで、結局車検入庫時まで修理を保留することになってしまいました。

仕方がないので、このプラスチック製の輪止めを購入して運用することになったことは皆さんご存じの通りです。

スプリング自体は308円という安い価格でした。
然しながら交換工賃が9,108円ということで、0.75時間ほどの工賃が掛かっていますね。
パーツ代金は安いのに工賃が高いというクルマ整備あるあるの典型例です。。。

今回このスプリングを交換したわけですが、今回交換した新品のスプリングがこの先10年間問題ないのか、それとも不意に2-3年で壊れるのかが分かりません。
もしこのスプリングのストックがまだ日本にあるのであれば、1～2個スペアとしてストックを検討しようかと思います。