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2018年04月15日

基地祭り行きたい・木製航空機

 ・今日は昼ぐらいまで強い風と雨があったが、もう色々限界で休む事にした。言い訳なのは分かっているけど、肉体的な労働は機械で大分肩代わりさせられるけど、精神的なのは肩代わりしてくれないから自分で守るしかない。

 ・ひきこもって夕方からプラモ屋にちょっと寄ったら自衛隊の基地祭りの貼り紙があった。考えて見ると、ここ数年、基地祭りに行けてないんだよな。まあ熊本震災とかで中止にもなってたけど。ミリタリードリル(儀仗兵のライフルお手玉みたいなの)とかもやるみたいだし、久々に行ってみたい。他にも市がやってる意味不明な開発(新しい博物館作るのに、わざわざドミノ倒しで他の施設まで更新するとか、旧施設跡地無駄使いとか)などくさしたり、イオンモールが全然良く無くて地元民は寄りつかなくなって昔の方が良かったとか言ってみたり、新作のプラモの話題したりで、プラモ一台で楽しい話でリフレッシュ出来た。買ったのはアリイ(の名前はもう消えてマイクロエースになってるけど)の赤とんぼである。
  赤とんぼというのは練習機への一般呼称であり、実際は複数の機体が該当するらしいが、これは川西・空技廠の93式陸上中等練習機である。紫電改のマキの中学の乗機もコレ。で、他の1/48の実戦機体に比べて練習機だから簡単なんだろうと思っていたら、逆に一番複雑だった。理由として、赤とんぼは複葉機かつオープンコックピットなため、やたらパーツが多く外から見える所も仕上げが必要だからだ。まだ張り線があった時代なのでピアノ線も入っている。ただ、ラインナップでは一番最後で、おそらく人気もさほどなかった(貴重ではあるんだろうけどね、このモデル)ので生産数が少ないからか、モールドの痛みやヒケなどは一番目立たない。まあ帆布っぽい機体なので、そもそも表現はツルツルの表現ではないが。残念なのはクリアパーツが野暮ったい分厚いパーツな事ぐらいか。また成型色が最初からオレンジ色なのも初めてだった。素組ならいいんだろうが、遮光性がなく、パーツも薄いので、場所によっては裏側の遮光が必要かも。
  また、練習機なので複座であり、速度を重視しないので胴体など意外と太い。一応固定兵装や爆装も可能だが、どこが機銃なのか不明(多分機種同調だと思うが)で爆弾もない。まあついても30kg爆弾とか豆みたいなもんだ。速度は最大で207kmとある。巡航は147kmで、まあ今だとセスナ172の方がちょっと高性能かな?という感じ。面白いのは、これは金属や木の構造材に帆布を貼った構造で、他産業工場でも航空機の製作の習熟のためにも積極的に作らせたそうである。つまり、製造面でも「練習機」であった訳であり、さらにWW2期にいくつかあった木製航空機的な要素も感じられる。
  航空機は元はもちろん木製だった訳だが、どんどん軽金属やコンポジットマテリアルに置き換えられてきた。しかし大戦期には資材不足やレーダー対策、工場の稼働率向上や挙国一致などにより木製機も活躍している。有名なのはイギリスであり、モスキートやハリケーンと言った名機を排出しているし、ドイツも国民戦闘機など敗色濃厚になってからは使い捨てに近い木製ジェットなど色物を研究している。日本もキ61の木製バージョンのキ106を試作していたし、それらは立川、呉羽紡績、王子航空機(北日本製紙株式会社)で作られている。以前キ106の設計図が北海道で見つかったというニュースがあったが、なぜそんな離れた土地で発見されたかと言うと、恐らくこの製紙業者が製造するために持っていったのだろうと思われる(同じ江別市だし)。木製=遅れている あるいは、異端技術だと思うのは間違いで、先祖返りの基礎技術であると同時に先端技術だったのだろう。

 ・そういや先日ヨウツベでテレビチャンピオンがあがっていて、大工の回で継ぎ手競争があった。継ぎ手で作った4寸柱に荷重をかけてテストするという内容で、3人のうち二人がおっかけ継ぎのバリエーションで、一人が金輪継ぎだった。製作難易度や定説としては金輪継ぎの方が高度かつ高性能と思われており、大工さんも技術が高かったため一番かと思われたが、なんと追っかけ継ぎが300kgぐらいに耐えていた(と思う)のに対して200kg台で折れてしまっていた。そもそも荷重のかけ方が現実の家でのソレと同じに考えていいのか分からないし、素材だって均一ではないし、工作精度も分からないので、これを以て金輪継ぎが弱いとは言い切れないが、弱い場合もある、というのは否定出来ない。高度な技術=高性能とは言えないか、少なくとも継ぎ手の種類の標準的な強度剛性の数値化が行われていないのではないだろうか。

 ・バイク雑誌でカブがモデルチェンジしている話が出ていた。あんまり興味がないので忘れていたが、カブって2011年頃に海外生産に切り替わってトラブルやリコールが多発、ホンダと日本ブランドの没落を代表する車種になってしまったが、2017年から再び熊本工場で作られるという話があった。実際は部品は中国製なのを日本に輸入してノックダウンみたいな事もしており、金額ベースで5割だったかな?また価格もえらい高くて、50ccで25万近く、100ccgはさらに3万だか5万高い。確かに空冷エンジンにスパイニーシリンダーを使ったり潤滑系のメンテ性能向上やシフト系改善、空力改善もしているのは分かるが、多くのユーザーからすると「2011年以前のモデルを安い値段でそのまま売ってくれた方が」って感じもする。燃費的にも遜色ないし。
  とは言え、カブなどビジバイ自体がすでに半分存在意義を喪失しており半分趣味的な存在となると、メーカーも生産続けるだけでも精一杯だろうし、排ガスや騒音など厳しい規制に対応していくのもやむを得ない。道具としては寂しいんだけど、しょうがないんだろうな。ビジバイすら趣味の乗り物になる時代が来るとは。
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Posted at 2018/04/16 16:56:05

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