2009年04月09日
・どっかの方言ではだんだんは「ありがとう」の意味らしいが、ここではGraduallyの意味。発芽は白菜、キャベツ、アスター、サニーレタス。先に蒔いたはずのキュウリや一部のトウモロコシより早いのは、水遣りのコツがつかめたのと、培養土にピートモスを入れて保水性を高めた結果か?特に白菜は100%に近く間引くのはあほらしい(サカタの「お黄にいり」と言うとっても高い種だし)。この苗は買えば一株70円ぐらい。サニーレタスなんかさらに割安ではあるのだけれど。苗の単価はほぼ輸送・販売コストなのか、種だとかなり高い品種でも一株80円以下だ。逆に一株300円近いブランド品種がどんだけ利ざやがあるか考えると恐ろしい。
・畑ではやっとニラが出てきた所だが、比較区で見ると全てマルチではあるが、「露地」>「籾殻」と言う面白い結果が出た。マルチにより露地でも水分が保持されたからか、籾殻が光を反射してしまうからか、悪い結果が出た。
・似たようなのがニンジンで、トンネルにして栽培した所が意外と発芽が遅くてむしろ雑草がごそっと生えてきているのに対し、不織布マルチのみの所も発芽はほぼ同じタイミングで起きて、まったくの徒労のように感じる。むしろ散水や草取りが面倒な分、マルチやトンネルはあまりいい結果ではない。あとジャガイモもまだ発芽が来ないのは心配。
・畦のクローバーはやっと発芽。あと、一株だが天然のクローバーも確認した。あったんだ。燕麦も発芽、ただし発芽ですらかなり土地によるばらつきが見られる。雑草取りはかなりコツが分かってきたと言うか、やっぱり稲科の雑草に関しては成長が恐ろしく早いのが印象的。3日で10cmぐらい伸びてるかな?これが何を意味するかと言うと、草刈り機で一律に取り除くと、再生速度がもっとも早い稲科の雑草が選択的に助長されると言う事だ。もっとも望ましくない物が草刈り機で残ってしまう。また残った根の生存性もかなり高い。
ところが、発芽温度で見るとこいつらは高温を必要とするようで、日陰での発芽はほとんど見られない。つまり、カバープランツによる防除がとても楽なのだ。だから根本的に取らない部分のみ伸びてきた部分を取り除いている。これで根が駄目になってカバープランツの天下になれば防除は一応成功と言えるだろう。
また面白いのがナズナで、中にとても巨大なのがあって、多分違う品種じゃないかと思うが、花などはそっくりさんだ。環境変化だろうか?こいつらはタマネギの間に多いのだが、面倒なのと保水性がやけによくなるので残してある。
・あとは、そろそろ桜が咲くので、本格的な直蒔きを考える時期になった。在来トウモロコシと大豆がもっとも大きな仕事だ。
Posted at 2009/04/09 10:25:49 | |
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