2011年02月10日
・うちの道場に久々に古参の方が見えた。いろんな事情で出来られなくなる人が多いのだが、私の直近の兄弟子であり、またもっとも才能(努力も含め)に恵まれた人だったので、最近来られないのを残念に思っていただけに、突然の来訪は嬉しかった。が、私も結構ブランクが開いてしまっていたので、それほど上手くなっておらず(てかヘタになってるだろう)、さらにブランクがある先輩にメタメタにやられてしまってこれはいかんと思ったり。
伝統武術の世界はここんとこ後継者不足がちょっと深刻かも知れない。軽く教えられるようになるのに10年、ひとかどの指導者になるのに20年ぐらいかかると思うが、それだけ学べる余裕がある人は高齢者で、指導者になった時にはもう60越えてて先生とそれほど変わらなくなってしまう。高度成長期でなんとかなっていた先生達と違って、今の働き盛りの年代の人には、なかなか稽古にくる余裕がない。また道場を見ても若い人は少なく30代がちらほら、次は60代だ。経営的には子供に教えるのが良いが、そんなの稽古にならないし、今は子供を預かるのも難しい。怪我なんかされると大変だし、礼儀作法の基礎から教えるのも道場任せってのは・・・
だから、道場をやるのは本当に才覚がある人がやるべきで、この先輩になんとかして戻ってもらえるようにするのが理想なんだけど・・・今日やってつくづく自分ではそんな大役は務まらないと思った。だからと言って強くなる努力をしないでいい訳じゃないが。
・明日は狩猟免許の試験前講習会。以前は講習会が午前中で午後にテストみたいな銃の初心者講習と同じような仕組みだったらしいのだが。場所が町外れで食事が出来ないので、弁当持参というのが泣かせる。
・NHKのニュースで「政治家の言葉」について取り上げていたのが面白かった。メディアがこういうメタ視線で発言について番組を作るのは極めて異例であり、建設的であり、良心的だと思う。最近の国会討論は(も)聞くに耐えない棒読みと暴言の棒某発言ばかり。まあファシスト小泉の時よりは議長が仕事していると思うけど、国権の最高機関が聞いて呆れる茶番だった。あれで政治がショーアップされていると本人達は思っているかも知れないが、多くの国民は無駄な揚げ足取りと保身の無責任発言に疲れている。メタ的にそれが政治の無関心を産み、さらに国政が利己的になるのが目的だとしたらたいした物だが。
この最大の原因は言葉と行動が別である点だろうと思う。議論で建設的に何かを決めて、それを行うのであれば、論点を絞ってはなせる。実際には政府の行動はすでに決まっていて絶対であり、野党はそこを批判して国民に与党政権の頼りなさをアピールして政権委譲を狙うから、どちらも行動に結びつく理論的な議論を行わない。それは、国会議員が直接選ばれる選挙が遠く、それ以外の組織団体から資格を剥奪される恐れがない事、つまり行動の不一致に対する罰則が事実上無いことが問題なのだろう。国会答弁に関しては議長に返答の審査権を与え、不誠実な答弁した大臣や首相になんらかのペナルティーを与えるとともに、やじった野郎の名前を全部書き出して、後でバケツ持たせて国会の外に立たせるぐらいやっても良い。そうすりゃ「国会に行って議場に入れないような馬鹿を選ぶ」人もいなくなるだろう。
Posted at 2011/02/10 23:54:05 | |
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