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暇人ぶぅのブログ一覧

2014年05月08日 イイね!

今日の仕事

 ・アナと雪の女王の主題歌、松たか子は上手いと思うんですが、なんかこうメジャーな歌をぱくって、著作権に引っかからないギリギリの変奏をしているような、気持ちよく旋律に乗れない感はなんですかね?対旋律の方を歌っているような違和感(対旋律と主旋律が同価値だったり、対旋律に相当する方がメインという今回のようなケースの名曲もありますけどね、ビートルズのヘルプとか)。

 ・今日も藁敷き、潅水、デラの房作りをした。そう、房作りを!この時期に!ジベ時期の現時点での予想は早い樹だと12日らへんだ、うそん・・・まあ作業分散が進んでいいっちゃいいんだけどさぁ。房作りも半日っちゃ7割(触れる部分)は終わったし。触れない部分はジベ処理後に落としたっていいしね。潅水方法に関して指導員に聞いたらスミサンスイ(散水チューブのブランド)を勧められた。散水チューブは私も使った事があるが、要は穴あきホースの穴から水が出る仕組みである。メリットとしては「配管がそのまま散水装置なので設置が楽」「地上設置なので水圧要求は低い(ポンプに負担をかけず送水出来る)」「もちろん一括で大面積を潅水出来る」。デメリットとしては「地上に設置するので破損の危険が高く、耐久性もそんな高くない」「散水が均一とは言い難い」「耐久性考えると割高」「飛ばす能力はそれほどないので、設置間隔が結構狭い」ってな所。

 ・昨日書いたように、少量多潅水をタイマーでやるぐらいの集約管理をするならドリップチューブなどが良い。が、ブドウの根は広い範囲に張っているので、ドリップチューブを使うやり方は根域制限やそれに近い方法(現代農業だと盛り土にシャインマスカットでやってる)に限られる。まあ、露地で補完的にやるならドリップチューブを株回りにやるだけでも違うだろうけど。というか、少量多潅水をやる目的が「無駄に根域を広げて乾燥から一気に水回ったときに吸いすぎて裂果する」のを防ぐ意味があるので、水分ストレスの減少のため潅水して、狭い範囲に根を集めておくという事になる。それは計画密植の平行整枝とほぼ同義だ。

 ・自然樹形だと樹冠を広げるし、そうすると根域制限も出来ない。そういうTR比で栽培しているので、水分ストレスへの考え方ももう少し大らかである。だから全園を乾燥が進んだら一度に20㎜潅水(一反10アールで20t、毎分200リットルのポンプを100分回す、うちの園のサイズだと1時間ぐらい)って考えになる。完全の露地でも潅水装置がある人は多分同じような使い方だと思う。この園はそもそも潅水をしてなかったそうなので、やるだけ大進歩だと思うので、実際20㎜を全部入れる必要があるかは分からない。一週間に一度10㎜相当ぐらいでも充分かも知れない。ただ、自然樹形でも株元反映5mに根の大半がある事を思うと、作業性を優先させて効率が悪いやり方ではある。散水チューブだと、部分部分だけ使えないんだよなぁ。

 ・もう一つの問題は散水チューブの飛散特性で、水圧でスポットで飛んでいくので、大面積に小さい潅水スポットを沢山作るような感じになる。そこだけ土が掘れるような感じで、実に不気味だしカバー率が悪い。水圧調整すれば飛距離だけは調整出来るが、弱くすれば当然水の量も減ってしまう。野菜用はそれを嫌ってミスト状にしたり上に高く上げて細かくする設計だが、棚で使う果樹だと低く飛ばさないと葉っぱに病気出ちゃうし、水量も野菜より多分出すだろうし・・・とは言え、一番手軽ではあるよな。飛距離3mのを3列設置して150mぐらいで、それなら40㎜ポンプでも多分行ける。元の所で40㎜パイプで横に引っ張って、そこからチーズで分割、ホースの根本にバルブ付けておけば微妙に水圧バランス調整したり飛ばしたい所を飛ばし、残りを下げるような使い方も出来るはず。

 ・もう一つ、雨よけ園のメリットは雑草が少ない事だ。天水がないので地表面は乾燥しているからあまり生えてこないのは私も確認している。散水系の潅水をすると草が生える→モアの出番が増える→潅水チューブが邪魔という悪循環が予想される。チューブはホースよりは軽いが、引っ張ると簡単に穴があくんだよなぁ。他の案としては、棚下つり下げ型チューブというのもあった。感じとしては棚下スプリンクラーをチューブでやるような感じで、水圧が確保出来ればメンテ的には楽そう。しかしつり下げ金具が大量に必要なので、きっと高いんだろうなぁ。

 ・乗用田植機は無事エンジン始動、というかコイツの操作系の安全装置の問題でセルが回らなかっただけのような気もする。電装系はエンジンがかからないと動かない仕組みみたいだし。で、動かしてみて2点異常を発見。まず一つは植え付け部が下がらない問題で、操作が間違っている可能性もあるんだが、検索すると井関ので症状が報告されている・・・こいつも井関だorz.故障箇所は上下動の動力伝達スプラインとかのトラブルというのが一つ、もう一つは油圧バルブのリリーフバルブのトラブル(&オイルの劣化トラブル)だそうだ。ソリッドな機械部ならまだいいけど、油圧だと面倒になる可能性があるなぁ。もう一つは前進でクラッチが滑るかも知れない。少し負荷がかかると滑っている感じがする。こいつ、動力伝達系がメチャクチャ複雑なので、単純なベルトクラッチ部とかならいいんだが、油圧モーターとかだったらお手上げ(そんなん使ってないだろうけど)。明日はこいつの様子見て明後日田植え出来るかどうかだな。

 ・今日一番感動したのは指導員がちゃんと畑見に来たことかも知れない。就農3年ではじめて・・・だよな、うん、はじめてだわ。雨よけ園はそれなりに重要な施設なんでわざわざ来たのもあるだろうし、今の時期にここまで進んでいるのは少数なので余裕があるのかも知れない。前の地主さんは全然作業を見て貰わなかったので、ジベ時期を過ぎそうになって、慌てていそがせたという経緯も聞いているし。

 ・明日の予定「乗用田植機の整備」「マルチ張り」「ネット張り」らへん。
Posted at 2014/05/08 20:50:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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