2014年11月11日
・徳大寺さんが亡くなって、いろんな人のブログを読んで、追悼記念に「女性のための運転術」というのを読んでみた。うーむ、なるほど、最新の技術も認めつつ、一方でマニュアルを薦めるとか、なかなか出来る事じゃないよな。ま、それはさておき、氏の車の評価で以前から一つ気になっていた事を指摘したい。この人の運転、燃費悪すぎる。いやね、よく「軽自動車のカタログ燃費は素晴らしいが、実燃費は都内だと15km」とかその手の話題が沢山出てくる。私は都内に住んでないので、テストコース環境が分からない訳だが、間違いだらけの車選びでも小排気量で気に入らない車に対しては「回すと燃費がすごい悪い」って評価が良く下される。逆に元から燃費が良くない大型車に対しては甘い。環境性能が重要な時代に燃費が悪い車に乗り続けるのは社会悪で知性が低いと繰り返して言っておられる割りに、ご自身の運転の省燃費の努力が全く感じられない。
この人のドライブ風景はすごーい昔に和風キャノンボールをテレビ番組でやった所しか見てないのだが、運転が下手って事はないとは思う。ただ、ご自身の基準が2.5リットルセダンあたりにあって、全ての車をそれと同じ加速度で走らせて比較しているような気がする。かつてはみんなそうやって青信号ではアクセル踏み込んでエンジン唸らせて、赤信号では直前でブレーキ踏んでたけど、そういう乗り方をする限りエコカーもエゴカーも関係なく燃費は悪くなる。エコカーのマイルド制御は嫌いってのは分からないでもないが、もっと繊細にコントロールして乗る物に車は変わって来ているのを認めてなかったんじゃないかなぁ。証拠に「女性のための運転術」には「省エネ運転」の項目は一つもない。軽自動車は相変わらず60km以下の買い物車扱いだ(それでも、そういう目的は認めてるけど)。
・料理してて最近砂糖があんまり好きじゃなくて困っている。私の定番の味付けって砂糖と醤油とか砂糖+めんつゆとか、味噌+砂糖とか、砂糖は味付けの中心にあった。実際多くの料理本だと砂糖ってかなり使われているんだけど、あのワンパターンな味が辛くなった。鰤大根とかも、もう定番の味付けだけど、鍋一杯食べると飽きがくる。そんな訳で、今度の鯖の大根の煮付けは酢と出汁で出来るだけ砂糖無しの味を模索中。酢はうちのレパートリーでは少ないのだけれど、あれ入れると最近なんでも美味しく食べられる気がする。問題は今日は暖かいので薪ストーブさん運転する意味がない事だ。IHって改めてエネルギーすごい無駄にしていると思うし、かと言ってガスに戻る気もない。ガソリンも使ってみたが、コールマンのバーナーの気化器の問題か、使い勝手はお世辞にも良いとは言えなかった。あれだったらうちなら薪ストーブの方がマシだ(立ち上がりも火力もランニングコストも)、
・屋根二度目の塗り、かなり塗料の伸びがよくて楽だが、ハケを使うと効率が悪いので瓦棒の部分は別塗りにする事にして飛ばしている。塗料がのびる分希釈下げているので、ハケだとベタベタする。屋根も思っていたより塗膜が柔らかくて季節的な物もあるだろうけどちょっと不安もある。色は大分真っ白になって、表面の平滑さも出てきて空が写り込みまぶしい。地面から見ると「白い屋根」という物が普段の生活であまり見ない事や、反射が特殊で色見が見えづらい事もあり、「あれ何色なんだろう?」って不思議な感覚がある。あと、屋根からの照り返しで壁の白さが逆に目立った気がする。余った分でアオリと荷台を適当に塗ってみたが、足付けしてないと乗りが悪いのと、フックが邪魔でちゃんと塗れないのが気になった。やっぱ、スプレーの方がこういう時は楽。
・資金回収してみたら、割とあってびっくり。うーん、どっから湧いてきたんだ?って金があるんだが、振り込むぞ詐欺とかないよな。手元にあったのも入金してみたらちょっとした車がががが、買わないけど。ネット検索すると古民家は市内だと何件かヒットして、かなり羨ましい物件もある(温泉の横、とか)。でも農家って土地に縛られるので、あまり遠方だと通勤の意味がない。んで、グーグルアースさんで散策してみると、以前よりさらにストリートビューが拡充されていて、かなり参考になった。てか、あいてる畑多いなぁ。
・農協青年部の会議はなんだかなぁ・・・正直、多数が参加してる作業請負組織は私的な利益のためにやっているんじゃない事は理解しているが、そこに参加してないのに都合がそこ優先になると、じゃあ青年部じゃなくて作業請負の連中だけでやりゃいいじゃんって気がする。旅行も会議やった割に結局お任せになりそうで、値段知らないけど参加する奴は出欠取るとかになってるし。面倒だから、参加しない方向で調整すっかな、ずっと趣味が合わない人達と一緒にいるのも辛いし。
・工業系読書その3「直径2cmの激闘」工業系の町工場が技術アピールの場として喧嘩独楽の戦いをする話。着眼点は面白いし、各工場の強みが生かされていて、一見皆同じ感じになりそうなのにそうでない点、そして人の手で投げて戦うという不確定要素によるドラマなど、「本業大丈夫かよ」って思うほど本気で良かった。ただ、ロボコンとかが割と自由な発想で様々なアプローチがあるのに対して、独楽の場合は答えが最初から一つになっていて、やっぱり本業から強い系がオーソドックスな物で強いというのはちょっと残念かも。もちろん、そういう所は逆にプレッシャーが相当だったりするし、最強素材は重い銅タングステンと分かっているが、それは本番用素材なのでステンで形状検討をやったら、本番素材だと全然だめだったとかあって、結局軸がテフロンで耐久性がないから一発ミスると終わるとか、ギリギリを狙う難しさもある。他にも逆さ独楽に挑戦したが結局出来なくて、諦めて暴れ独楽を作るべく素材に穴あけたら逆さ独楽になったとか、意外性もある。横の繋がりや、普段は下請けで日の光が当たらない町工場が主役になっていて、単純なのに面白かったのだが、読んでいると辛い事実が浮き上がってくる。
町工場は技術力はあっても下請け、孫請けであり、量産品作ると海外に製造はもっていかれるので、生き残っている所は試作品製作かコスト度外視の「医療・防衛・航空宇宙」なんかに限られる。そこでも受注はどんどん減っているのが実情らしい。コマ作りにしても、要素解析や数式を使った課題解決の授業として新人教育に使ったとか人材募集の話題になったとか商品化したって所がある一方で、暇なんで端材で適当に作ったみたいな所もある。ある意味、技術の無駄使いであり、もしかしたら参加チームのいくつかは倒産しちゃっている所もあるかも知れない。そういう閉塞感、日本からモノ作りが失われている事への危機感を新たにした。まあ、量産品を言われるがまま作っているってのはモノ作りの中では比較的程度が低い部分であって、こういう企画力とか宣伝力とかが求められているんだろうけど、今の世界だと収益性の大半が製造じゃない所で出ているってのが「物人間」の私としては悔しく感じられる。
Posted at 2014/11/12 21:26:15 | |
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2014年11月11日
・屋根塗り塗り、楽しいなぁー(シンナーでラリって屋根の上で転がりながら)。全然楽しくねえよ、なんでこの塗料こんな塗りづらいんだよ。遮蔽力は低いし上手く広がるぐらい薄めるとたれるし、何故か気泡が沢山出てくるし、屋根にはゴミが多いし。一応一回目は塗り終わったので、明日は二度目だ。ローラー交換した方がいいのかなぁ。
・ブドウの代金の請求だったが、やっぱり手計算は信用ならんのでエクセルでやる。スプレッドシートの必要性なんか全くないんだけど、よく違う結果が出るよりはマシ。こんなん簡単な計算表作っちゃうと楽かもなとも思うが、手売りは税務申告に入れないから関係ないか。必要になったら財務のパソコンの方にでもいれとくか。
・知ってるワイン畑で半分ぐらいが収穫しないで腐ってた。今年は条件悪かったけど、あれやっちゃうと木が弱るからやめる気かもな。実際早期落葉してたからダメージ必須だし。10年たって色々な事もあるんだろうな。
Posted at 2014/11/11 21:09:18 | |
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